日誌

歳時記2

錦城特別支援学校へ行ってきました!

令和2年1月15日(水)
福祉系列3年(介護実習選択者)で錦城特別支援学校へ交流に行ってきました。
今回の交流は、作業学習の授業に参加させていただき、互いの活動に理解を深めるものです。




5つの班に分かれ、作業などを体験しました。
生徒は実際に作成したものを販売していることを知り、丁寧に作業を行いました。
緊張している姿も見られましたが、前回12月に行った交流で仲良くなったこともあり、わからないことは尋ねながら活動するなど、交流がより一層深まった姿が見られました。



同じ高校生として、作業に取り組む錦城特別支援学校のみんなの姿は、社会人につながる大切な学びとして感じられたようでした。
これからの行動にぜひ生かして、お互いに活躍していきましょう。
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【校長室より】3学期始業式(一部改)

 生徒の皆さん、あけましておめでとうございます。今年一年が皆さんにとって、いい年でありますように祈っています。

 今日の集合・整列、とても良かった。いいスタートが切れたと思います。
 令和2年になりました。今日から3学期が始まります。3学期は各学年の締めくくりの学期であるとともに次の学年の準備ということでゼロ学期でもあります。

 1年生は2年生のゼロ学期になりますが、その前に2学期の様子を見ていると、地に足がついていない、目標を見失っている、そのような空気が一部見られました。改めて、目標をいくつか設定してください。例えば、漢字検定に向けて本気の努力をして合格をめざす、提出物を期限までに必ず出す、部活動で一勝するでもいい。生活面で遅刻ゼロを続けるでもいい。目標をひとつひとつ達成することで自分に自信が持てるようになり、自分が磨かれていきます。

 2年生は3年ゼロ学期になります。来年の今頃は多くの人は進路が決まっていると思います。このゼロ学期は進路についてしっかりと向き合うための準備期間であり、自己分析をする期間。履歴書に志望動機を自分のことばでしっかりと書くことができるか、資格の欄に記入できるものがあるか、自分に問いかけてください。資格は将来の仕事に直結しないものもありますが、資格を取る、検定に合格するというのは高校時代に頑張った証、努力の証明書になる。努力の証明書は何枚あってもいい。少し話がそれましたが、進路に向き合う中で、今やるべきことが見えてくるはずです。やるべきことが見えたら一歩を踏み出して下さい。

 そして3年生は4月からの新たな生活に向けてのゼロ学期となります。ゼロ学期に社会人になるための、進学するための心構えを自覚してください。社会人や進学に向けての自覚とは何か。考えてください。2月10日の3年生の終業式で自覚について考えたことを皆さんに訊ねたいと思います。

 最後に3学期も皆さんの授業の様子を見させてもらいます。私が授業を見る時のポイントは

①授業の中で何を学ぼうとしているのか、そのねらいを皆さん自身がつかんでいるかどうか。

②授業の中で先生の話を聴いているか、耳で聞くのはあたりまえです。目で聴いてください。今、大多数の人が顔を上げて目で聴いています。そしてしっかりと頭を働かせて考えているかどうか。

③その考えたことを自分のことばで話したり、書いたりできるかどうか、

です。是非、授業を通して自分を磨いて、伸ばしていってください。

 以上で始業式の話を終わります。
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【校長室より】二学期終業式

本日、二学期終業式を行いました。以下の事を話しました。(一部修正)

 石川県青少年ボランティア賞を受賞しました。皆さんの活動はもちろん、これまで長きにわたっての先輩方の地道な活動も含め、評価されたものです。これからも、ぜひボランティア活動を継承してください。12日(木)に行われたKCB活動でも43名の参加がありました。地区会館の方々も大変喜んでおられたと聞いています。地域の方の協力による授業や取組もありお世話になっています。その恩返しの意味も込めて、これからも積極的に参加してください。

 

 今日は読解力について話をします。先日、読解力の低下について新聞記事が出ていました。今日も他の新聞で読解力についての記事がありました。読解力とは文章を読んで、その内容を理解する能力のことです。国語に限らずすべての学習の基本であり、社会に出てからも基本中の基本となる能力。読解力がないと、文章もしっかり作ることができません。

 こちらの新聞記事を見てください。見出しに「この公園には滑り台をする」とあります。意味不明です。小見出しが「文章作れぬ若者」

 

 文章を作れない原因の1つにSNSの普及がある。LINEは単語や略語だけの話し言葉で通じる。スタンプを使えば感情をことばや文章にする必要もない。正しく文章を書かなくてもいいという環境がことばの乱れにつながっている。(12月5日 読売新聞より)

 

 読解力の話に戻ります。こちらの本を見てください。新井紀子さんの著書「AI vs 教科書が読めない子どもたち」です。このなかで、読解力の大切さについて述べている部分がたくさんあります。一部紹介します。

 

〇日本は欧米に羨まれる画期的に低い失業率を達成しています。それを維持するには最低限、作業マニュアルや安全マニュアルを読んで、その内容を理解する必要があります。そのためには、教科書が読める読解力が是非とも必要なのです。

〇筆記試験が難しくて普通免許が取得できない卒業生や折角、板前修業しても調理師免許が取れない卒業生も少なくないそうです。

〇仕様書を正しく理解して、手順書どおりに作業をし、いわゆる「ほうれんそう(報告・連絡・相談)がきちんとできるあたりまえの人材がいくら人事にコストをかけても採れていない。

 

 読解力をつけるためには、まず読書。一学期の終業式で、読書には「趣味としての自由な読書」と「義務・強制としての読書」の話をしましたが、読書を通して、最後までしっかり読み切ることで文章を正しく理解する力をつけてください。

 2つめは語彙力をつける。語彙力とはことばをどれだけ知っているかという能力。多くのことばを覚え、その意味を理解する。また漢字の読み書きの力がつけば、語彙力もつきます。1、2年生は全員漢字検定を受けます。合格するための努力をしてください。朝学習だけでは不十分。この冬休み、本気で頑張ってください。

 以上で二学期終業式の話を終わります。

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冬季球技大会

令和元年 12月17日(火)
冬季球技大会を行いました。
【結果(優勝のみ)】
卓球       男子31H  女子31H
ドッジボール   男子32H  女子21H
バスケットボール 男子31H  女子21H





最後はバスケットボール優勝チームと教員チームで試合も行いました。
3年生にとっては最後の球技大会でした。
みんなが楽しんでチームで協力している様子がたくさん見えました。
もう少しの学校生活もしっかりとお願いしますね。

1・2年生は今後の学校行事を盛り上げられるように頑張りましょう!



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KCB活動

令和元年12月12日(木)
今年最後のKCB活動を行いました。
今回は動橋地区会館および本校の特別教室の清掃をしました。


参加者は43名で、これは全校生徒の約3割にあたります。
ボランティア活動を通して、心豊かな人物として成長することを願っています。
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キッズランドいなみえん交流会

令和元年12月11日(水)
キッズランドいなみえんにて、介護実習・音楽療法選択者でクリスマス交流会を行いました!

音楽療法選択者はハンドベルとギターで「どれみの歌」「ジングルベル」を演奏しました。
園児さんも一緒に歌って、楽器を触る体験も行いました。
 

介護実習選択者は手話で「パプリカ」を歌いました。
みんなが知っている曲なので、園児さんも手話をまねしてくれました。
 

加賀高校サンタからはプレゼントを贈りました。
お返しに園児さんからもプレゼントをいただき、園児さんの笑顔に元気づけられました!!


異年齢の人とかかわることで、新たなことが学べました。
これからも交流を通して、勉強していこう!Merry Christmas☆
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お仕事体験フェア

令和元年12月4日(水)
1年生を対象に「お仕事体験フェア」を行いました。
(株)キッズコーポレーション様による職業体験フェアです。
「産業社会と人間」の授業活動で、上級学校の方々から直接話を聞くことを通して、進路実現に向けた意識を高めることがねらいです。


各職種へは希望を取って、1人あたり2か所参加しました。

これを機会に興味のある職種の上級学校や会社を積極的に調べてみましょう。
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【校長室より】「読解力低下」

 今日の朝刊各紙の一面トップがそろってタイトルの事についてであった。経済協力開発機構(OECD)が公表した2018年の国際学習到達度調査(PISA)の結果では日本の15歳の読解力は前回の8位から15位へ大きく順位を下げた。

 原因・背景として

 ・新聞や雑誌のように内容を精査した長文をよく読む生徒が減り、ネット上のチャットなどの短文のやり取りが増えた。(読売新聞)

 ・文章を読み取って伝える力が弱くなり、分からない言葉を調べて自分のものにすることをしなくなった。(読売新聞)

 ・「てにをは」などをしっかり理解できていないのかもしれない。(読売新聞)

 ・長い文章を読む訓練ができていない。語彙力が低下し、まとまった文章から情報を抜き出す能力が落ちている。

 ・読書量の減少に伴って語彙も減り、自分の言葉で文章を書くことに苦手意識がある。(読売新聞)などがあげられる。

読解力低下については現場でも常々感じていることである。憂慮すべき状況である。本校では、国語の授業に限らず、教科書や問題文などを読む場面を設定し、きちんと読み込み、文章を理解する力をつけさせようと努めている。また、今年度から1、2年生全員に漢字検定受検を課した。漢字の正確な読み書きができ、語彙力も身につけて欲しいとの思いからである。地道な取組であるが、やがて生徒たちの血となり肉となることを期待している。

 期末考査も終わった。冬になり夜も長い。本にじっくり向き合ってみませんか。 


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先輩による職業講話

令和元年11月27日(水)
先輩による職業講話を1年生対象に行いました。
講師として、大同工業株式会社、合資会社あらや、社会福祉法人篤豊会、北陸綜合警備保障株式会社より、本校卒業生を派遣していただきました。



様々な職種で活躍している本校卒業生の話を聞き、将来の進路決定の参考になればと思います。
ネットなどを駆使して、進路先を調べるのは当然ですが、今回のように直接話を聞く機会は大切にしたいですね!
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KCB活動

令和元年11月20日(水)
KCB活動で動橋地区会館および動橋駅の清掃を行いました。



今回は17名の参加がありました。
地道な活動ですが、先日、県の青少年ボランティア賞を受賞することが出来ました。
賞の名に恥じぬよう、さらにボランティアに取り組んで行きたいですね!
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