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2024年1月の記事一覧

ジオ学習としての「救急救命法」スペシャル授業

ジオパーク絡みの体験学習が続く河内小学校です。
今日は、白山消防(吉野)の救急隊員の皆様をゲストに、5・6年生の保健体育授業スペシャル「救急救命法」体験授業が行われました。

御存知の通り、昨年度に華々しく選出・指定された「世界ジオパーク」白山市手取川流域です。豊かな白山・手取川の自然の恵みをかわちっ子たちは様々な形で以前から学んでいましたが、この「救急救命法」の授業のオファーも「ジオパーク」に関係があるとのことでいただいたものです。手取川の豊かな水は、ときに大きな水害、土砂災害を生んできた歴史も持っています。そのことも忘れず、しっかり一人ひとりが命を守るためのスキルと知識を得ることも、大切なジオ学習である…ということですね。

5・6年生たち、救急隊白山署の方々をお迎えして、最初は少々緊張していたようです。ちょうど授業の始まる直前に、白山署に出動命令が下り、救命士のチーフの方含め数名が授業の始まりには来られないということも起こりました。大切な任務の合間に、かわちっ子たちのために授業をしてくださっておられるということですね。感謝です。まずは、救急の基礎知識をプレゼンテーションを見ながらみんなで確認です。

途中、出動から戻ったチーフさんへの「交代」があって、実習に入ります。まずは、胸骨圧迫による救命法の学習。練習用の人形が一人一台あてがわれて、胸骨圧迫の方法を実習!

 

救急への119番通報から、救急隊の現場到着までは「平均8~9分」かかるそうです。そして「胸骨圧迫」は手を止めることなく、毎分100回のペースで続ける必要があります。ということは・・・救急隊到着まで900回ほどの胸骨圧迫を10分近く続けることになります。これはぜったいに一人ではできないこと。というわけで、数人で交代しながら胸骨圧迫、そしてその間に「AED」による心停止からの回復のための救命法も実習しました。

AEDの基本的な操作方法のレクチャー。河内小には体育館の玄関に格納スペースがあります。5・6年生たちはみんなそれを知っていました。えらい!!

ひとりが胸骨圧迫を続けながら、もうひとりがAEDを装着。模擬AEDですが、救命士さんは真剣そのもの!

スイッチを入れて、次はパッドをはるんだよね・・・

パッドも貼って、つぎはコードをつないで・・・

よし、スイッチを押すぞ!!少し離れて・・・

胸骨圧迫の交代リレーも5・6年生それぞれグループを作って体験してみました。救命隊のみなさんからは、「さすが5・6年生!きちんと話を聞いて、基本的な救命法をしっかり学んでくれて、頼もしいです!君たちならば、本当に事故があったときにも頼りになると思います!」とほめていただきました。よかったね、5・6年生のみなさん!さすがです。

2時間の授業、能登半島地震のためのお仕事もたくさんあった(今は救命隊としてのお仕事は一段落しているとのことです)直後の授業でもありました。かわちっ子たちのために授業をしてくださった白山署の救命隊のみなさま、本当にありがとうござました。ぜひ来年もよろしくお願いいたします。

 

こつら細工に挑戦! ~白山市感性のびのび体験学習・ジオ学習~

5年生が毎年とりくませて頂いている「こつら細工」の体験学習が、水曜日の午後に開催されました。

今年も地元の「保存会」の先生方をお招きしての2時間体験授業です。お世話いただいた社会福祉協議会、かわち市民センターの皆様、いつも本当にお世話になりありがとうございます!

まずは「こつら細工」の由来を教えていただきました。マタタビの茎を加工して材料にするところが河内ならではの工芸品ということなのですね。もともとは直海谷側で農閑期にさかんであったとお聞きしました。

お話を聞いた後は、さっそく制作にチャレンジです!

5年生は4人。マンツーマンでやさしく丁寧に教えていただくことができます。
縦と横にきっちり編み込みをしていきます。

「ここはこうやってそろえるといいね」「なるほど、そうか!ありがとうございます」

なかなかスジがいいようです、5年生たち。たくさん先生方からほめていただきました。

ぐっと力をいれて、ぐっと集中!

だんだんと形になっていきますね。

和気あいあい、やさしく教えていただいたおかげで、立派な作品が完成しました。

そして、5年生たち4人は最後にしっかりお礼の言葉を振り返りとして発表しましたが、それを聞いた先生方は「まぁ!上手にしっかり感想を言えてすごい!大人でもなかなかできんわぁ!」と驚いておられました。かわちっ子たちの日頃からの努力がしっかり力になっている証拠、ほめていただいてとても嬉しいです。

先生方、本当にありがとうございました。作品、大切にします。
「こつら細工」をしっかり体験することができました。これも「世界ジオパーク」に選ばれた白山市・手取川の「恵み・伝統」のひとつだと感じました。

来年もまたぜひよろしくお願いいたします。

 

スキー授業 スタートしました!

河内小の冬のトピック、スキー授業がいよいよスタートしました。

先週に予定されていた1回目の授業は、強い雨と今ひとつのゲレンデ状況のため、残念ながら延期となって迎えた今日です。晴天に恵まれて、かわちっ子たちは朝からワクワク楽しみにしていました。

お世話になるのは、もちろんセイモアスキー場です。そしてこの授業のために、毎年たくさんの地元のコーチのみなさんがかわちっ子たちのために駆けつけてくださいます。本当にありがとうございます。地元のみなさんに支えられている河内小学校であることをつくづくありがたく思います。m(__)m

スキー授業開会式の後、さっそく各チームはお世話になるコーチさんにご挨拶です。

「今年もお世話になります!よろしくお願いします!!」

「今どき」かわちっ子の中には、スノーボードにチャレンジするチームもあります。

そして、スキー初心の低学年チームは、雪慣れのアクティビティからスタートです。重たいブーツ、長いスキー板とストック、分厚いスキーウェアをつけて滑る雪上で安全に運動するには、想像以上に「慣れ」が必要です。さすがプロのコーチ、まずは雪上でつぼ足ランニングの「スラローム」から始めてくださいました。大喜びで緩斜面を駆け抜ける初心チームのかわちっ子たち。

中上級チームは、リフトでゲレンデへ。いい天気だから、きっといい景色のもとで楽しく滑れますね!

このあと2月中旬まで、週末金曜日の午後はスキー授業が続きます。白山の豊かな自然の恵みの一つ、利雪の代表がスキーですね。それをたっぷり体験できるかわちっ子たちは幸せです。

あらためて、コーチの皆様、セイモアスキー場の皆様、ご協力ほんとうにありがとうございます。

 

 

教頭先生の落語 ~図書館でお話の会~

河内小のお楽しみとして定期的に開催される「お話の会」、本の読み聞かせを職員が順に担当して行っています。

そして今日は増田教頭先生の2回めの登場。かわちっ子たちはとても楽しみにしていました。なぜなら、「教頭先生は、とてもおもしろい『落語』をしてくれるから!」なのです。師匠の芸名は「河内亭 京都」です。

さぁ、お昼ごはんが終わった図書館に、師匠さんがにぎやかな出囃子とともに登場! みんな大拍手!

 

今回も新作落語、「河内亭 京都」師匠のオリジナルです。
これまたいつものように「父と娘」が登場して、お正月のお年玉、初詣、おみくじ、将来の夢…などお正月風景をネタにお話が進みます。

娘「和尚さんが、けん玉を2回めで失敗したよ。」

父「娘や、それはしかたがないんだよ。」

娘「え?おとうさん、それはなんで?」

父「だって、おしょうが2(ツー)だからね!」

さて、みんなこの落ちがわかったかな??

聞いていた先生たちも大笑いしましたが、
1年生たちには「落ち」は「?」だったようです。そりゃそうですね。
でも1年生たちも、途中は床にひっくりかえって大爆笑していました。(^^)

いいお正月の「お話しの会」になりました。
教頭先生、いや、もとい「河内亭 京都」師匠、
ありがとうございました。またの高座、たのしみにしています!

 

書き初め作品

3学期初日に取り組んだ「書き初め大会」の作品が校内に掲示されています。それぞれの学年の課題に沿って、かわちっ子たちがいっしょうけんめいに書いた作品です。写真にて紹介しますね。

6年生「将来の夢」

5年生「新しい風」

4年生「明るい心」

3年生「友だち」

2年生 硬筆「元気にあいさつ」

1年生 硬筆「お正月」

かわちっ子たちの書き初めを見ていると、書き初めで取り組んだ「集中」して書いた字、「ていねいに」書いた字、「お手本」をしっかり見て書いた字、それぞれに伝わってくるものがあります。この字にこめたように、一人ひとりが毎日少しずつ努力したことが力になっていくのではないかと感じます。みなさん、がんばりましたね!