日誌

2021年12月の記事一覧

今年のロボット競技大会

毎年行われる全国高等学校ロボット競技大会は、開催都道府県の特色にあわせた競技内容が年度初めに発表されます。

その課題・ルールに従ってロボットを製作し練習・改良していきます。

例年の課題を見てみると大抵が2台のロボットを用意しそれぞれ別々の得点対象に向けた行動をさせます。

1台はリモコン型、もう1台は自立型といった具合で2台が完全に独立した動きをします。

しかし、今年度の課題では1台のロボットにリモコンで操作した制御と自立させて自動運転をさせる2つの要素を組み込む必要がありました。これは今までにない試みで当初は大変なことが起こってしまったと部員・顧問共々焦りに焦っていました。

今までのロボット作りのノウハウだけでは制御部分で行き詰ってしまいましたが、様々な先生方のお力を借りて大会の3日前にようやく完成を迎えることができました。

完成後の3日間も自立型のプログラムによる自動運転の微調整をしたり、リモコンでの操縦を練習に明け暮れようやく本番を迎えました。

 

本番は2回競技を行い一番得点の高かったチームが勝者となり、優勝チームは石川県代表として埼玉県で行われる全国大会に出場できます。(今年はオンラインでの参加となりました。)

1回目の競技ではあと一歩及ばず、自分たちの最高得点とはいきませんでしたが、その他のチームも思うように点数を伸ばすことができず、1位で2回戦を迎えました!!

1回戦では自動運転での帰り道で壁に引っ掛かりかえってくることができませんでした。

2回戦までの間にプログラムを編集する時間もありましたが、前日まで完走していたプログラムを変えるのはとても勇気のいる決断です。全員で話し合った結果そのままのプログラムで2回戦に挑むことになりました。

 

緊張の2回戦は動画もありますので是非ご覧になってください!

結果は、、、、。1回戦と同じ場所で躓く結果となってしまいました。残念。

最終結果は、5チーム中3位でした。

 

悔しい結果となっていしまいました。しかし、個人的には1,2年生を主メンバーとして活動して初めての大会、様々な壁や試練を全員で乗り越えながら作り上げたロボットで競技して得点を出せただけでも満足のいく結果でした。

来年度はこの雪辱を果たすべくまた頑張ろう!!