Diary

日誌(1年生)

『いしかわ 企業人インタビューDVD』を視聴しました

先週(1/13)のLHに行った『ふるさと石川検定』の問題作成に続き、今日(1/20)のLHは、高校生人間力向上プロジェクト『いしかわ企業人インタビューDVD』を視聴しました。

時間の制約もあり、「多様性から生まれる輝き」、「相手を思うコミュニケーション」のテーマで語ってくださったお二人の方の動画を視聴しました。

自身が歩んできた道を振り返りながら、その時自分が何を考え、どう決断し行動したかをエピソードを交えながらお話しくださいました。

 

視聴後の生徒のコメントの一部を紹介します。

・「『自分で何かをつかもうとしなければ、答えを教えてもらっても何もつかめない』という言葉が印象に残った。」

・「そこでどう置き換えるか、相手を思い感じることが大切だと感じた。」

・「5年後10年度に、自分がどんな人になりたいかを考え、目標となる人を見つけると早くなることができる。」

・「笑顔は伝染する」

・「ごまかさず謙虚であること」

 

生徒一人ひとりが、改めて自分の生き方を考える機会になりました。

保健指導講話

今日(12/8)の7限目は、1年生を対象に保健指導講話が行われました。

テーマは、「睡眠と学習」。

校是である文武両道に励む彼らに、学校医である 惠仁クリニック 村井裕先生から、睡眠の大切さ、ストレスが心身に及ぼす影響などのお話と、生徒一人ひとりが自らの健康管理について日頃から意識するよう働きかけがありました。

講演後の生徒の感想の一部を紹介します。

「自分はいつもしたい事をして、『そろそろやらないと』と感じてから勉強するようになっています。これが原因で授業中寝てしまうんだと思います。なので自分の1日の過ごし方を見直し、今日の話を参考にしながら良い生活にしていきたいと思います。」

「睡眠の周期を考えて睡眠時間を考えたことはあまりなかったので、さっそく取り入れてみようと思います。月曜日が憂うつなことなど、困っていることについても取り上げてくださっていて良かったです。」

「ポストイット勉強法は、中学校の時に頭の良い人がやっていて、すごい試してみたくなった。一気に沢山のことを改善することは難しいことかもしれないけど、少しずつ直して睡眠の量、質を上げ、勉強にもよくつなげられるようにする。昼の15分睡眠は短い時間で午後のねむ気がなくなり、かつ部活動にも影響してくると思うので毎日実践していこうと思う。」

「私は勉強で睡眠時間を削ることがよくあるけど、それは体にも学習的にもよくないと分かったので気をつけようと思いました。ポストイット勉強法もすぐにやってみようと思いました。今日の講話で聞いたことをこれからの生活に生かしていこうと思いました。」

 

『企業トップの講演会』 『俳句大会表彰』

11/21(月)に、「企業トップの講演会」が行われました。

講演準備の時間を利用させていただいて、10月に行った「垣地正樹杯 俳句大会」の表彰を行いました。最優秀1作品、優秀4作品が紹介され、垣地校長先生より賞状と副賞が授与されました。

「企業トップの講演会」の講師は、コマツ会長 大橋徹二氏でした。

南加賀地区の県立高等学校の1年生を対象に、DVDを視聴する形式で行いました。

講演は、

 ・コマツと建設機械事業について

 ・私の履歴書(どのような道を歩んできたか)

 ・企業の価値とは何か?

 ・世界における日本のポジション

 ・皆さんへメッセージ

上記のテーマでお話しくださいました。

新型コロナ感染症対策という意味もあり、各高等学校での視聴でしたが、講演後の生徒の感想には、「骨太な人間を目指したい!」「得意分野を作りたい!」など、次代を担う彼らに大橋氏が寄せる想いを受けとめたものが多く見られました。

『性教育講話』が行われました

1年生の今日(11/7)のLHは、まき助産院 助産師 思春期保健相談士 川島真希氏をお迎えし、『大切なあなたのことを話そう』の演題で、性教育講話を行いました。

「SOGI」 「LGBTQ+」 「思春期のからだの変化」 「男性の悩み 女性の悩み」 「個人差」 「ライフデザインを考えよう」 「大人に向かってもってほしい力」 「出会いを大切に」など、生徒一人ひとりにとって大切なことが聴けた貴重な時間だったようです。

講話後の生徒の感想を紹介します。(文章はそのままです。)

 

・「高校生になると男女の体と心は大きく成長し、しっかりと意識を持って関心の度合いは違えど性について向き合うようになったと思います。知識もある程度ついているからこそ、自分の性だけでなく異性の性の知識も必要なのだと感じました。みたくない、聞きたくないという思いも人によってはあると思います。けれど避けられないことだと私は考えています。知識というのは、大きな武器だと思います。恥ずかしいとは思うかもしれません。実際気持ちが悪いという感情がなかったわけではありません。でも受け入れてしっかり向き合っていきたいと思いました。」

・「性のことになると、少し恥ずかしいとか思ってしまいがちですが、今回はそのようなことも含めた気持ちや心の面や、体の深いところまで聴くことができて、とてもためになった1時間だったと思います。自分は男ですが、性器の手入れのしかたや、行為のルールなど、知らなかったことが多かったです。また、男性の体のことだけでなく、未知の世界であった女性の体のことも知ることができてよかったです。将来のことも踏まえて、知っておくべきことがたくさん知ることができたし、まだまだあるんだろうなぁと思います。普段はオープンに話すことではないので、このような機会があって良かったです。」

・「命の大切さについて深く考えることができた。私たちは生まれてきたこと自体が3億分の1の奇跡で、大切な存在であるという言葉に感動した。赤ちゃんは生まれて1日で何もしないと死んでしまうことを知って、私は家族などの身近な人・周りの人にとても大切に世話されながら今まで生きてこれたのだと思った。今生きていることは当たり前ではないと実感し、親に感謝したいと思った。また、いやなことはNO!と言っていいというのを聞いて、自分の気持ちは自分にしか分からないから、必ず他人に自分の気持ちを伝えねばならないと思った。自分に厳しくしてくれる、NO!と言ってくれる人も大切にしなくてはいけないということも教えてもらったので、親に注意などをされたときは反抗するのではなく、素直に聞きたいと思いました。」

・「私は今日のお話の中で2つのことが印象に残りました。1つめは、みんな違っていることは、すてきなことなのだということです。特に、男女で枝分かれしているのを見て、改めていろいろな人がいるなと思いました。これから、何を伝えられても、受けとめられる人でありたいなと思います。2つめは、命はとても尊いもので、自分を大事にするということです。これから、大人になっていくにつれて、知ることもたくさんあるので、出会う人、する経験、そのときの心、すべてを大切にしながら、生きていきたいと思います。」

『レジリエンス講座』が行われました

「レジリエンス」とは、「復元力、回復力、弾力」と訳され、「再起する力、逆境を切り開く力、しなやかに立ち直る力」などと理解されています。

「ピンチを成功のチャンスに変えるレジリエンスを鍛えよう」というテーマで、今日(10/28)のLHは、教育相談室の森田先生が話してくださいました。

脳のしくみ・特徴のレクチャー、「負けるが勝ちジャンケン」のゲームなど、時には歓声も上げながら生徒は「毎日がワクワクする言葉の魔法」について、熱心に聞いていたようです。

生徒の感想の一部を紹介します。(文章はそのままです。)

 

・「ネガティブな言葉を使うと本当に言ったとおりになるというのが印象に残りました。

だからこれからはポジティブな言葉を使って、自分を肯定的に見てみようと思いました。

また、よく一つのことに囚われて、思考ロックしてしまうので広い視野を持つということも意識的にやってみようと思いました。」

・「レジリエンスには、言葉と焦点が大切であるということを理解した。これから、前向きに頑張って行きたいと思った。」

・「逆境を切り開いていくレジリエンス力を高めていくために、言動から前向きなものにしていこうと思いました。「ぴかぴかだ」を意識して行動していきたいです。」

自分たちが住む地域に目を向けるとともに将来の生き方を考えよう その3

2学期は、「自分たちが住む地域に目を向けるとともに将来の生き方を考えよう」をテーマに、地域(地元)で精力的に活躍されている方のお話を伺ってきました。

3回目(最終回)の今日は、能美市長 井出敏朗さん(高校33回)をお招きしました。

お話の中心にあったのは、「ふるさと愛の醸成」。

生い立ちから現在の市長になるまで、決して順風満帆とはいえなかった人生。

休みのない市長の毎日は、生徒にとって驚きであったようです。

社会が抱える多くの問題や課題に対し、精力的に取り組む自分を動かす「地域への熱い想い」や『なせば成る なさねば成らぬ何事も 成らぬは人のなさぬなりけり』という座右の銘は、生徒の心にも強く響いたようです。

ふるさとへの愛と後輩達への愛情の詰まった非常に濃いひとときでした。

生徒の感想の一部を紹介します。(文章そのままです。)

・「人生はつらい経験も必要であり、お世話になった人に恩を返していくものだとわかった。僕も地元を盛り上げるために行動を起こしていこうと思いました。」

・「能美市長さんの話を聴いてまず、とても大きな熱情を持っているなと思いました。お話によると、その気持は「恩返ししたい」「みんなの役に立ちたい」「能美市をもっと住みやすいところにしたい」などの気持ちから生まれていることがわかりました。印象に残ったのは、「何事もとことんやる」という言葉に込められた強い意志です。一瞬で「あ、この人はやると言ったらやるすごい人だ。」とわかりました。そんな「為せば成る」精神を、僕も持ちたいなと思いました。」

・「理系大学を出ても、政治家になることができることがわかった。転職などをして最終的にたどり着いたところが、人の役に立つための市長だったことに感心した。地域活性化のためには人口増加や、企業立地が大事であること、また地域コミュニティを増やし、市民の声を聞くことが市長にとって大事なことであることがわかった。今日のお話から、たくさんのことを経験してその上で自分にあった職業、趣味のように続けられる職業を私も見つけられたら良いと思う。」

・「井出さんの話を聞いて、たくさんのことを経験することは見識が広まり人生について考えたりするときに役に立つと思った。これから色々なことを経験していくなかで、一瞬一瞬を大切にし全力で取り組むことが大切だとわかった。井出さんが市のために毎日考えているように、私も自分の人生や生活、街について日頃から考えようと思った。」

・「私は一つの仕事をずっと続けることが大切だとおもっていましたが、市長さんのお話を聞いて様々な職を経験したことで、知識や人脈を身につけることができるのだと教えていただきました。私は、地元が結構好きです。自分の故郷に恩返しをするため、これからもがんばります。最後に、「頑張れ」を言っていただいたことが嬉しかったです。」


            講堂(第一体育館)を出る生徒達に激励の言葉を贈る井出先輩。

俳句大会を行いました

今日(10/7)のLHの時間は、「垣地正樹杯 俳句大会」を行いました。

生憎の雨のため、小松市ホームページより「四季を通じて癒やされる芦城公園」の動画を視聴し、「小松高校秘伝」を標に俳句に挑戦しました。

ベランダに出て秋の空気を感じながら詠む者、友達と話し合いながら詠む者、独自の境地で詠む者と、それぞれの思いで17音の世界に浸っていました。

今日詠んだものの中から、生徒それぞれが極上の一句を発表し、クラス内で投票の上、クラス代表2作品を選出します。

各クラスから提出された16作品の中から垣地校長先生が最優秀作品・優秀作品等を選び、学年集会で表彰することになっています。

自分たちが住む地域に目を向けるとともに将来の生き方を考えよう その2

「自分たちが住む地域に目を向けるとともに将来の生き方を考えよう」をテーマに、地域(地元)で精力的に活躍されている方のお話を伺う会の2回目を行いました。

今日は、北國とおり町(小松市龍助町)の方、中出暁史さん(中出精肉店店主)、橋本真由美さん(こまつ町家文庫スタッフ 高校58回)のお二人をお招きしました。

 

・「北國とおり町」のネーミング

・北國とおり町が行っているさまざまな取り組み・イベント

・取り組み・イベントに対し、講師の方が抱く想いなど、

生徒の質問にも答えていただきながら、会が進行しました。

生徒の感想の一部を紹介します。(書いたものそのままです。)

・「地元に強く根付く活動を行っている二人の話を聞いて、いま自分たちの暮らす町や市の特徴だったり個性だったりをもっと知りたいと思った。そして、自分たちの想いなどを自分の行動で実践していきたいとも思った。見返りを求めすぎず、自分たちの想いを実践し続ける生き方に感動した。」

・「この話を聴いて、人と人とのつながりがその街の良さにつながることが印象に残りました。小松のいいところを僕も見つけてみたいと思いました。」

・「今日の話を聞いて、キャリアというのは利益の出る事業だけのことではなく、地域や街の活性化のための事業もあるということで、それが回り回って自分のためになるんだということを学べてよかったなと思いました。また、その事業を通して自分たちの地域や街の魅力も再発見することができるということがとても面白いなと思いました。」

・「毎日学校からコンビニに行って塾に行くという同じことの繰り返しのような生活を送っているけど、今日お話を聞いて、せっかく小松高校に来たからもっと小松を知って高校生活をより楽しいものにしたいと思います。」

いろんなとおり道があることを、自分で感じてほしいです。

自分たちが住む地域に目を向けるとともに将来の生き方を考えよう その1

「自分たちが住む地域に目を向けるとともに将来の生き方を考えよう」をテーマに、1年生は、地域(地元)で精力的に活躍されている方のお話を9月、10月に伺います。

1回目の今日は、飯貝誠さん(高校53回)をお招きしました。

今日の講演内容は、

“大学卒業 → 大手企業 → 退職 → 結婚、世界一周の旅 → 地元に帰り、今やっていること(コミュニティ作りなど)” で、多くの生徒にとっては、自分の考えが揺さぶられる驚きの連続のようでした。

308名の感想の一つを紹介します。(生徒の文章そのままです)

・「自分だけの人生に対する価値観を思考し、選択して見つけ出すと毎日を楽しく生きていけると思った。ロスをすることにとらわれず、やりたいこと、やれることをやっていく、型にハマらない人は僕は素晴らしいことだと考える。自分に機会が巡って来たときに他人にとらわれずにやれるだけの力を発揮しよう。」

・「実際に自分の目で見ないとわからないことがあるのだと、講演を聞いてしりました。違和感を大切にして自分のやりたいことや好きなことを試して行動しながら探しつづけたいと思いました。そして、いつか自分も沢山の人に語れるくらいのワガママな人生をこれから作ってこうと思います!笑」

・「この話を聞いて、自分のやりたいことや夢に気づくのはいつかわからないけれど、なにかやってみようと思ったらやってみて行動しながら夢を探し続けることもできるということを知れた。自分も色んな所に遠回りしつつもいつかは夢を叶えられるようになりたいと思った。」

・「私は、飯貝さんと同じ地元の大聖寺はあまり好きではなかったけど今日のお話を聞いて、一度離れて視点を変えることで新たな魅力に気づけるのかなと思いました。また、地元は好きではないけどどんどん過疎化が進むのはやっぱり悲しいのでなにか解決策を生み出せたらいいなと思いました。」

 

新たなスタートに

記念祭が終わり、校内模試の前に学年集会を行いました。

学年主任(髙田)、学年教務(浅井)、学年進路(荒納)の3名が生徒に話をしました。

学年主任は、外部模試、教科の取り組み、文理選択と国立大学改革などに触れながら、

 「この2学期が君たちの道を決める!」

浅井先生は、文理選択に向けての最終確認と、

 「2学期の学習は、『自主性』

   ~その人の“心”が決める。そして、チームの力が援軍となる。

              そして、このチームだからできる! 

                       そんな学年に!~

 “正しく恐れよ” 

   ~たくさんもがいて、悩んで、乗り越えていってほしい~」

荒納先生は、卒業した先輩達の外部模試のデータをもとに、

 「数値がどう変わるか。その数値がどんな意味を持つか。」

 「気持ちが行動に、行動の継続が結果につながる。」

 

気持ちを切り替え、新たな気持ちで前に進んでくれることを望みます。