教職員のつぶやき。 ー 本校の教職員全員が、週一回、リレー形式で、つぶやきます。

2024年2月の記事一覧

お祝い 卒業

 卒業は『終わり』でなくて、『始まり』です。3年間を惜しんでいますか、それとも次への期待で胸一杯ですか。

 成功したことだけでなく、失敗した過去も未来への『投資』です。

 今後もあなたたち前に壁となって立ちはだかることがあるでしょう。そんな時、『過去』が大事になります。これからも日々、自分を磨いていって下さい。

 

 決して逃げずに・・・

 

期待・ワクワク 忘れずに

影になり日向になり

一層の心を寄せてくださっていること

援助してくださっていること

心より感謝申し上げます

 


なかなか目の前のことで手一杯ですが

皆さんに安心してもらえるよう

感謝の気持ちを大切に

少しでも自分のできることを

進めていきたいと思います!

汗・焦る 飲水思源 - 水を飲む時はその源を思いましょう

令和6年2月第3週つぶやき当番のHです。このサイトをデザインしたり、右上の50周年の絵を作ったり、などしております。

 

来週2月21日(水) は、郷土の偉人である八田與一技師の誕生日です。技師は、本校から近い花園地区で生まれ、台湾に完成当時世界最大である烏山頭うさんとうダムを作り、台南の土地を豊かにする水利事業(嘉南かなん大圳たいしゅう)に尽力しました。その大事業の功績は彼一人だけのものでは有りませんが、技師はその人柄も有って今も台湾の人達に親しまれ、当時の住居や資料館、池などが有る広い公園が有ったり、隆田りゅうでん cha chaという文化資産教育テーマパークで扱われたり、教科書に取り上げられたり、して居ます。また、毎年5月8日にはダム湖畔で技師の墓前祭も盛大に行われております。

 

 左の写真は、'20年9月下旬、嘉南かなん大圳たいしゅう着工100周年/竣工しゅんこう90周年記念として台南市政府文化局が制作し台南市内の小学生に配布され、'22年2月に日本語版として発売された「1930 台湾烏山頭うさんとう」という絵本です。表紙の左の人物が八田與一技師。右の人物は大きく広げられているタペストリーを描いた画家の伊東さとし氏。彼も金沢出身で技師の親戚にあたります。中央の娘は内緒。後半は貴重な資料が多く載せられており、とても判り易いです。この絵本には、台南の人達から見た烏山頭への思いが込められています。本校図書館にも有りますので、機会が有りましたら一度ご覧下さい。
ISBN 9784833022491

 

左の写真は、上の絵本でも難工事として描かれている、山を隔てた川からダム湖への隧道ずいどうの、その取水口に有る、のちに現地の人によって建てられた「飲水思源」の碑です。昨年5月に私が技師墓前祭に参列した際に訪問し撮影したものです。

「飲水思源」とは「水を飲む時にはその源のことを思いましょう」という意味の中国の故事成句で、この碑は、台南は今は当たり前に水が豊かな地帯になっているが、その為に何が有ったのかを忘れず、技師や当時の台南の人達に感謝しましょう、という思いをあらわしています。

身近な例では辰巳用水など。河北潟もそうかも知れません。水に限らず、某缶珈琲のCMの「世界は誰かの仕事で出来て居る」に通じるのではと、私は思って居ります。

 

令和6年度能登半島地震に被災された全ての皆様に、心よりお見舞い申し上げます。 また、真摯しんしに救援、救護、復旧に当たっていらっしゃる全ての皆様、そして、様々な形でご支援を頂いている全ての皆様に、心より敬意を表します。

 

以上、来週の話題でしたが、最後までお読みいただき、有難う御座いました。

令和6年2月第3週(2/12-16)つぶやき当番のM.Hでした。

 

 

飛行機 約10,000kmの長旅~国境を越えて繋がる助け合い~

 先週、向陽生と職員宛てに大きな段ボール箱が1つ、国際郵便で学校に届きました。

 Sender's Signature(差出人)の欄には、ダレン先生の名前が!!ダレン先生は、2023年の夏まで向陽高校でALTとして勤務され、その後はアイルランドで新生活を送られています。今回、アイルランドで能登半島地震の報道を目にしたダレン先生は、向陽生と職員のことを気遣い、皆さんを励ましたいという想いから、たくさんの手紙とアイルランドの品々を送ってくださいました。ダレン先生のお心遣いに、心より感謝致します。ありがとうございました。向陽生も職員も、ダレン先生にお礼の手紙を書いて送りたいと思います。人の優しさに触れ、人と人との繋がりの大切さを感じた出来事でした。

たくさんの手紙とアイルランドの品々   

素敵な手紙、ポストカード、グリーティングカード

 

3年生に向けたメッセージの一部

1,2年生に向けたメッセージの一部 

ひと休み 私もドラマが好きです。

先日、大晦日にWOWWOWチャンネルで放送していた長編ドラマ「華麗なる一族」全12話を見終えました。

私は原作を読んでから見ることにこだわっています。

読んで膨らんだ登場人物のイメージが映像化することによって、どう異なるのか、またはイメージ通りなのか、誰がどう演じるかをこの目で確認することが楽しいからです。

実はこのドラマは昭和版、平成版、令和版と3つ見たことになります。当初は主役を演じる中井貴一さんに重厚な役が務まるか疑問を持っており、全く期待していませんでした。しかし、その予想はいい意味で覆され、見終わった後、しばらく放心状態でした。結末がわかっていても毎回わくわくした名ドラマでした。

先週まで東野圭吾原作「危険なビーナス」が再放送していました。1度見たと思いますが、これもまた見てみたいと思っています。とりあえず1.3倍速で‥‥。