校長ブログ

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進路を考える!!

今日の7限目、1年生の普通科の生徒を対象とした、第1回目の「キャリア講座」が開かれました。講師は、本校の進路指導課の清水先生です。

本校の普通科の生徒の多くは進学を希望しています。しかし、進学のその先には職に就く(社会に出る)ということが待っています。将来自分は何になりたいのか、何をしたいのか、何を目指しているのか。高校時代に考えておかなければいけないことは沢山あります。

今後の「キャリア講座」の時間を通して、しっかり今の自分と向き合ってくださいね。さっそく、近々保護者向けに科目選択の説明会もあります。進路を選ぶ上で、最初の関門ですね。

3年後の4月1日に自分はどうなっていたいのか、真剣に悩んでください。迷ったら、先生方はいつでも相談に乗ってくれるはずですよ(^_^)

 

教育実習の思い出!

本校にも、5月29日から2週間の予定で、教育実習生が来ています。本校の卒業生もいます(^_^)

1週目は県高校総体・総文のビッグイベントのため、特別時間割の期間があり、なかなか本格的な授業はできなかったと思いますが、いよいよ本日から、ラスト9日まで、研究授業が行われます。2週間という短い期間ではありますが、ここで吸収したことをすべて出し切る集大成の授業になることを祈っています!頑張れ実習生(^^)/

教育実習といえば、私も三十数年前に体験しました。

今のように、師範塾やら、大学側で模擬授業の練習を手厚くして送り出すなんて指導がない時代の実習生ですから、散々な授業だったと思います。人前で授業する、生まれて初めての体験が教育実習のまさにこの時期でした!指導教官の授業を見せていただいて、軽妙なジョークで生徒を笑いに包む授業に、生意気にも「先生の冗談が生徒に受けていて、参考になりました」的なことを述べたら、ぴしゃりと「あれば冗談ではありません。間というものです」と指摘され、赤面したことを昨日のことのように覚えています。今思い出しても、恥ずかしいです。

そんなこんなの失敗もありましたが、集大成の研究授業では「伊勢物語」の中の「筒井筒」という有名な単元で授業させてもらいました。

実は、本校のコーナーについ最近まで、金城短大の学生さんが描いてくれた「伊勢物語」の色紙が飾ってありました。現在は、図書館の方に移動しています。その中に、懐かしい「筒井筒」の挿絵があり、つい30数年前の記憶が蘇ったのでした。

「伊勢物語」に興味をもたれた方は、是非図書館に足を運んでみてくださいね(^^)/

県高校総体・総文お疲れ様でした!!

県高校総体・総文が幕を閉じました。大雨警報が発令されるなど、予定通りに競技が実施されるのか、気を揉む場面もありましたが、なんとか閉会式を迎えることができてよかったです。これで、さっぱりと引退し、進路に向けて気持ちを切り替える3年生もいる一方で、北信越やインターハイといった次の大会に向けて、ますます精進を重ねる生徒たちもいます。今日からまた気持を新たにし、生徒たちはそれぞれの道を歩き出しました!!

私は、この期間、部長を務める吹奏楽部とフェンシング部の会場に主に詰めていたのですが、前日は美川のバドミントン会場に応援に駆けつけ、1日は、武道館で行われている弓道の団体戦を観戦できました。美川の体育館は、以前1年だけバド部の顧問をしていたことがあり、懐かしい会場でした。武道館は、自分が高校時代によく応援に行った場所だったので、40年ぶり?の静寂をまとう会場の雰囲気に感無量でした(^_^)

吹奏楽の開会式の挨拶では、「人の大切な思い出と繋がっている音楽のすばらしさ」について語らせてもらいました。卒業式の退場の際に、式歌で歌えなかった大好きな「旅立ちの日に」が流れ、吹奏楽の生演奏で見送ってもらい、大号泣した思い出があります。私にとって、一生の思い出です。

フェンシング会場の閉会式では、顧問と生徒の絆について感じたことを話しました。今年はフェンシング顧問の異動があり、3月まで手塩に掛けて育てた選手を相手に戦わなければならないという場面が何回かありました。顧問の先生の心中はいかばかりかと慮らずにはいられませんでした。

素人の心配は杞憂でした。終わってみれば、会場は勝者を称え、惜しみない拍手を送り、敗者にも温かな視線を送る、全員でフェンシングという競技を支えていくという気持が伝わる、そんな素敵な大会でした。

総体・総文に参加した皆さん。本当にお疲れ様でした。(^^)/

みんな頑張れ!!

いよいよ、今週から一部の部活動を皮切りに、県高校総体・総文が始まります。

本日は7限目に壮行式が行われました。今、このように体育館で、全校生徒が集まり、対面で壮行式ができるのは本当に幸せです。コロナ元年である2020年は、あらゆる大会が中止や変更となり、夏の甲子園やインターハイは史上初の中止を余儀なくされました。全国総文はネット開催だったと記憶しています。

その当時、back numberという有名なアーティストが、「水平線」という曲を書き下ろしました。きっかけは、インターハイの開催地であった群馬県の高校生が、同じ群馬出身のback numberの皆さんに手紙を送ったことから実現したそうです。

「全国の高校生を励ましたい」

高校生とアーティストの思いが一つになって、名曲「水平線」は誕生したのでした。

♫「水平線が光る朝に あなたの希望が崩れ落ちて」♫

夢を奪われた高校生たちは、涙で水平線から昇る太陽を見ることができないかもしれない。でも、その悲しみから時間をかけて立ち直る高校生へエールを送る歌詞が続きます。

3年前、出口が全く見えないかと思われたコロナ禍にも、ようやく光が見えてきました。まだ、集団行動の中では、手指消毒やマスク着用の奨励等、100%コロナ禍前に戻ることは出来ませんが、少なくとも、これまで重ねてきた努力を十分に発揮出来る場は確保されています。自分自身の挑戦として、また、チームの勝利を目指して、思い切り勝負に挑んできてください!!

選手の皆さん、健闘を祈っています。みんな頑張れ!!