学校日誌

令和7年度 学校日誌

【全校道徳】西垣健人さんと共に「働くこと」の意義を考える

2月4日(水)

立春を過ぎ、暦の上では春となりました。 さて、本校では先日、「一般社団NOTOTO」ボランティアスタッフの西垣健人さんをゲストティーチャーにお招きし、全校で「勤労の意義」について考えました。前日のアンケートに「将来やりたい仕事は無い」と答えていた生徒も、西垣さんのお話に熱心に聞き入っていました。

迷い悩みながらも、まず行動し、挑戦し続けることで自分の進むべき道を見つけた西垣さんのお話は、全校生徒の胸に響き、「何のために働くのか」「どんな仕事を選べばいいのか」など自分なりに「働くこと」について考えていました。お話のあと、たくさんの質問が生徒から出ましたが、一つ一つ丁寧に答えを返してくださり、生徒たちはさらに考えを深めていった様子でした。

「勤労の意義」振り返り ― 生徒の道徳ノートから抜粋 

【 1年生振り返り 】

◇「働くこと」について、よく知ることができた。私は、今まで働くことにマイナスなイメージをもっていたけれど、西垣さんのお話を聞いて、働くことに対してのイメージが変わったし、これからは失敗を恐れずに挑戦をしたいと思った。

【 2年生振り返り 】

◇世界には、たくさんの職業があって、道もたくさんあると分かった。生きていく中で、不安や怖さは、つきものだけど、それを乗り越えるための少しの勇気の積み重ねを大切にしていこうと思った。

【 3年生振り返り 】

◇西垣さんの話を聞いて、これから日常の小さなことからやっていき、いつか大きなことに挑戦したいと思った。そして、人との関わりが大事だと実感した。

西垣さんの「まず動く」という真摯な生き方に触れ、子どもたちの表情が明るく変化していくのが印象的でした。生徒たちが今回感じた「少しの勇気」や「挑戦したい」という真っ直ぐな思いが、日々の学校生活の中で一つずつ形になっていくことを、全校で願っています。

   

                                                                                                                         

                                                               

味覚で日本一周!「全国学校給食週間」〜大阪・石川・群馬の郷土料理を楽しむ〜

1月29日(木)

 今週は「全国学校給食週間」でした。本校の給食でも、日本各地の豊かな食文化を味わう特別な献立が登場しました。今年は「大阪」「石川」「群馬」の3府県をテーマにしたメニューを、全校生徒で楽しみました。

【大阪給食】 まぜまぜかやくごはん、野菜の塩昆布あえ、肉吸い、牛乳

【石川給食】 ごはん、ぶりのみそ漬けフライ、ほうれん草のソテー、金沢おでん、牛乳

【群馬給食】 ごはん、シュウマイ、こんにゃくのきんぴら、おきりこみ、牛乳

 特に関西・大阪のメニューでは、豊かな「だしの文化」を堪能することができました。牛肉の旨みが溶け出した温かい「肉吸い」や、具材の味が染み込んだ「かやくごはん」は、普段の給食とはまた一味違う、奥深い味わいだったのではないでしょうか。

 石川の冬の定番「金沢おでん」や、群馬の郷土料理「おきりこみ」など、それぞれの土地に根付いた味を知ることは、その地域の歴史や風土を学ぶ貴重な機会となります。

 毎日いただく給食には、栄養のバランスだけでなく、こうした地域の伝統を伝えようとする調理員さんや栄養教諭の先生方の想いも詰まっています。今回の給食週間を通じて、改めて「食」への興味と感謝の気持ちを深めてほしいと願っています。

 さて、来年はどの都道府県の味に出会えるのでしょうか。今から楽しみでなりません。
   

                                                                                                                         

 

新年の決意を筆に込めて~校内書き初め大会~

3学期の始業とともに、各教室には生徒たちの力強い書き初め作品が掲示されました。教室の壁面にずらりと並んだ作品を見渡すと、生徒一人ひとりの新年にかける静かな、しかし熱い決意が伝わってくるようです。

1年生は「不言実行」。口先だけでなく行動で示すという、中学校生活にも慣れ、逞しく成長しようとする気概を感じます。2年生は「将来の夢」。最高学年を目前に控え、自身の進路や未来を真剣に見つめようとする眼差しが筆致に表れていました。そして3年生は「旅立ちの春」。義務教育修了という節目を迎え、友との別れや新たな世界への希望、その複雑な胸中を堂々とした文字で表現してくれました。

どの作品も甲乙つけがたい力作ばかりでしたが、特に素晴らしい出来栄えであった以下の6名の作品に「金賞」が贈られました。

【 校内書き初め大会「金賞」受賞者 】

1年生 3名 2年生 1名 3年生 2名

受賞した皆さん、おめでとうございます。 書に込めたその「想い」や「願い」を大切に、生徒たちが今年一年、それぞれの目標に向かって実りある学校生活を送ってくれることを心から願っています。

                                                               

「読書の魅力」を自らの言葉で~「鴇田くに賞」受賞~

1月8日(木)

本校に令和7年度「鴇田(ときた)くに賞」が届けられました。 この賞は、輪島市読書感想文コンクールの優秀作品に贈られるもので、名舟町出身の鴇田くに氏の「子どもたちに多くの本を読んでほしい」という遺志を継ぎ、2019年度に創設されました。

本校からは3名の生徒が見事に受賞を果たしました。 今回、受賞した3名の生徒には、コンクールへの取り組みを通じて感じた「読書の楽しさ・魅力」を語ってもらいました。作品名とともにご紹介します。

★「鴇田くに賞」受賞者 ★

【最優秀賞】2年生(作品名:「挑戦者」)

「絵が無い分、文章から想像を広げる楽しさや、筆者による表現の違いがおもしろいです」

【優秀賞】 1年生 (作品名:「スラムに生きる希望」)

「読書の魅力は知らない世界を体験できること。自分の想像を超えた体験が世界を広げてくれます」

【優秀賞】 1年生 (作品名:「〈食べる〉こととは」)

「登場人物と自分を比較し、多様な性格や考え方を知ることができるのが読書の楽しさだと思います」

想像を広げる楽しさ、未知の世界との出会い、そして多様な価値観への気づき――。 生徒たちが自らの言葉で語る「読書の魅力」に、感性の豊かさと、本を通じて深い思考力が育まれていることを強く感じました。

鴇田くに氏が願った「読書を通じて豊かな心を育むこと」を、受賞した3名は見事に体現してくれています。本の中で出会う言葉や感情は、皆さんの心を耕し、将来の大きな財産となるはずです。

今回の受賞を機に、全校生徒の皆さんもぜひ「一生の一冊」との出会いを楽しんでください。 受賞した3名の皆さん、本当におめでとうございます。

                                                               

笑顔は最強のパワー「盲導犬・浅井純子さん講演会」

11月18日(火) 

全盲の浅井純子さんと、盲導犬のライズくんをお迎えして講演会を行いました。

浅井さんは、30代で目の病気が発覚し、その後光を失ったご自身の経験を語ってくださいました 。一時は絶望の淵に立たされたにもかかわらず、現在は「ピンチはチャンス、笑顔は最強のパワー」を合言葉に、明るく前向きに活動されています 。その姿に、生徒たちは「目が見えないのに、私たちよりも元気で明るい」「勇気をもらった」と深く心を動かされたようです 。

講演では、「『すみません』には3つの意味がある。謝罪だけでなく、感謝のときは『ありがとう』、呼びかけのときは『お願いします』と言い換えてみよう」というお話や、困っているときは声を上げて助けを求めることの大切さを教えていただきました 。生徒たちにとって、言葉の伝え方や、共に生きる社会について考える貴重な機会となりました 。

講演の最後には、感謝の気持ちを込めて全校生徒で「フェニックス」を合唱しました 。浅井さんから頂いた「笑顔のパワー」を胸に、生徒たちがこれからどんな困難もポジティブに乗り越えていくことを願っています 。

   

                                                                                                                        

                                                                     

笑顔と伝統をつなぐ「最後の文化祭」

11月8日(土) 笑顔と伝統をつなぐ「最後の文化祭」

本日、本校にて文化祭が開催されました。来年度の統合を控え、門前中学校単独としては最後となる節目の文化祭です。スローガン「歴史に刻め」のもと、生徒一人ひとりが輝く一日となりました 。

 総合的な学習の発表では、門前町の魅力やキャンドル作り、海岸の環境など、地域学習で得た成果を堂々と伝えてくれました。原稿作成からスライド作りまで自分たちで試行錯誤し、保護者の方から「聞きやすかったよ」と褒められた生徒もおり、大きな自信につながったようです 。

 学年発表においては、1・2年生が「僕らの日常」をテーマに劇やドレミパイプ演奏を披露しました。自分たちで考えたユニークな脚本や、怪異役などの個性的なキャラクターが会場の笑いを誘い、温かい雰囲気に包まれました 。3年生は「デントウヲカイホウ」と題して地元の獅子舞を勇壮に舞いました。初めて挑戦する生徒も懸命に練習を重ね、その姿は「地域の方にも褒めていただけた」と誇らしげでした 。獅子舞の後は3年生が作成した動画で会場はまた盛り上がりました。

 有志による「オンステージ」では、ダンスや司会進行で会場を大いに盛り上げました 。また、スポットライトや道具の出し入れなど、裏方の仕事に徹して舞台を支えてくれる生徒たちの姿も大変頼もしいものでした 。

 合唱では、小学生と合同で歌った「フェニックス」や全校生徒による「正解」が体育館に響き渡り、一体感のあるハーモニーに感動を覚えました 。ゲストにお迎えした「大空へ飛べ」の皆様とは、手話や歌を通じて心温まる交流ができました 。

 「練習の成果が出せた」「最高の1日になった」と語る生徒たちの充実した表情が印象的でした 。この文化祭での経験と地域の皆様との絆を、これからも大切にしていってほしいと願っています。

   

   

   

   

                                                                                                                      

                                                                                                                       

                                                                                                                                                                        

未来へつなぐ絆「三重県高校生との防災交流会」

11月3日(月) 

三重県の高校生を本校に迎え、防災をテーマにした交流会を行いました。はじめに、教育委員会の方々や本校職員、そして商店街の方から、能登半島地震や奥能登豪雨当時の対応や避難所運営の実際についてお話を伺いました 。

 その後のワークショップでは、グループに分かれて意見交換を行いました。中学生からは、断水時のトイレの工夫や避難所での生活、ライフラインが途絶えた中での不安など、実体験に基づいた話を伝えました 。当時のことを思い出すのが辛いと感じる場面もありましたが 、「自分たちの経験を、他県の防災に役立ててほしい」という強い思いで、一生懸命に言葉を紡いでいました 。

 高校生の皆さんが、一人ひとりの声に真剣に耳を傾け、優しく質問を投げかけてくれたおかげで 、生徒たちも安心して話すことができたようです。災害の恐ろしさを再確認すると同時に、「人とのつながり」の温かさを感じる貴重な時間となりました 。

 今回の交流で生まれた絆と学びが、これからの地域の防災、そして子どもたちの心の復興につながっていくことを願っています 。

   

                                                                                                                

笑いと感動の「のと応援学校寄席」

11月5日(水) 

本日、桂歌之助さん、桂鯛蔵さん、ラッキー舞さん、豊田公美子さんをお迎えし、「のと応援学校寄席」を開催しました。

前半の落語では、扇子と手ぬぐいだけで虎の鳴き声を表現したり、うどんをすする音を出したりするプロの話芸に、生徒たちは「想像力が刺激された」と大興奮。『動物園』や『時うどん』といった演目で、会場は大きな笑いに包まれました。

続くラッキー舞さんの太神楽曲芸では、包丁を使ったスリル満点の技に会場中が息を呑みました。体験コーナーでは代表の生徒や先生も傘回しなどに挑戦し、プロの技の難しさと楽しさを肌で感じるひとときとなりました。

 後半のキャリアトークでは、「失敗しても、できるようになるまで続けることが成功への道」「人と違う個性を武器にしてほしい」といった熱いメッセージをいただきました。第一線で活躍される師匠方の言葉は、進路を考える生徒たちの背中を力強く押してくれたようです。

 プロの芸に触れて心から笑い、その裏にある努力や仕事への姿勢も学べる、大変充実した時間となりました。

   

   

   

                                                                                                                                                                               

「伝わる」嬉しさ

10月24日(金) 

先日、修学旅行でのPR活動を聞いてくださった東京在住の方から、3年生に向けてお礼のお手紙とかりんとうが届きました。

その方は、たまたま通りかかった「いしかわテラス」で、生徒たちが配布していた新聞とキャンドル**を受け取り、總持寺の現状を伝える発表を聞いてくださったそうです。それまで他人事のように感じていた地震の被害について、「自分に何ができるだろう」と考えるきっかけになった、と綴られていました。

お手紙には、能登を応援する温かいメッセージとともに、生徒たちの発表や新聞などの配布する様子が立派だったとお褒めの言葉も添えられていました。

今回のPR活動は、生徒たちの思いが海を越えて相手にしっかりと伝わったという、大変嬉しい経験となりました。これからも、様々な活動を通して、能登の様子や私たちの思いを積極的に発信していきたいと思います。

                                                               

                                                                 

知事と語る会

10月22日(水) 

馳浩石川県知事をお迎えし、小中合同で「知事と語る会」を開催いたしました。

中学校からは、いしかわテラスでのPR活動や、門前高校に指導いただいた廃棄ろうそくのキャンドルづくりなどの取組についてお伝えしました。

質問コーナーでは、「なかなか整備されないグラウンドの修繕がいつになるのか?」「知事の仕事とはどういうものか?」など、子どもたちから多くの質問が出されました。知事はそれらに一つ一つ丁寧に答えてくださり、子どもたちは深く納得していた様子です。

今回、子どもたちが直接伝えた願いが、一つでも早く実現することを、小中全校で願っております。