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錦高日記3月3日(木)~中高接続授業・地歴編

 本校では、高校の教員が錦丘中学の生徒を対象として、高校での学習を少しだけ体験する中高接続授業(ブリッジ授業)を行っています。今回は、寺井先生が地理の授業として、バングラデシュの縫製工場崩落事件から考えるグローバル課題を題材にしました。最後は、SDGsの17ゴールについて、ダイヤモンドランキングで生徒それぞれの優先順位を考えさせ、お互いにその理由を意見交換させていました。

 もう1時間は、村井先生による世界史の授業で、「ロシアとウクライナの対立の要因」を歴史的な背景から紐解くものでした。中学校で学ぶ概念や知識を確認しながら、最終的にはロシアの意図がどのようなものであるのかを考えさせる展開でした。

 両授業ともに、中学生の真剣に学ぼうとする姿勢や反応の良さに、意識の高さを感じました。私たち高校の側も、1ヶ月後に入学してくるこの生徒たちに対して、質の高い授業と学ぶ環境を提供できるように励みたいと気持ちを新たにした時間でした。