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錦高日記11月8日(金)Ⅲ ~秋の実験・実習セミナーの開催~

 本日は、本校を会場として石川県高等学校文化連盟理科部の「高校生のための秋の実験・実習セミナー」が行われました。県内高校の理科関係部に所属する1,2年生約230名が来校し、物化生地の4講座から2講座を選び、講師の先生方から講義、実験・実習の指導を受け、科学的なものの見方・考え方を養うとともに、同じ興味をもつ仲間と交流する時間となりました。本校からは自然科学部の生徒21名が参加し、その2年生らは会場校の補助員として、来校した高校生らに適宜的確に指示を与えてくれていました。(本当に助かりました。さすがです。)
 今年、リチウムイオン電池の開発でノーベル化学賞を受賞された吉野彰先生は、「研究は専門的なことだけを考えていても答えが出てこない。できるだけ広い視野で、関係の無い分野にも関心を持つことが大切である」と述べられています。講座は「コンピュータで観察する生物の中の分子」「天体観測の魅力」「実験で楽しむ『銀河鉄道の夜』」「科学工作:ぶつからない車」という多岐にわたる内容でしたが、参加生徒たちが様々な科学分野に興味関心を持つきっかけとなった1日になってくれたものと期待しております。