2022年度~NSH事業報告

2年生「総合的な探究の時間」高校生ビジネスプラングランプリで「学校賞」受賞!

今年度の総合的な探究の時間(US)では、日本政策金融公庫主催の「高校生ビジネスプラン・グランプリ」に課題探究活動の成果として、64テーマのビジネスプランをエントリーしました。残念ながらベストプランには選ばれませんでしたが、「学校賞」を受賞しました。また、最後に学校代表として「カフェあぐりん」(チームあぐりん)が、第10回高校生ビジネスプラングランプリ北陸地区アワードで発表し、1年間の活動を終えました。

「鈴木大拙館」「西田幾多郎記念哲学館」訪問

2月5日(日)「京都で学ぶ人文学」哲学対話シリーズ第2弾!「鈴木大拙館」「西田幾多郎記念哲学館」訪問が開催されました。

午前中は、鈴木大拙館を訪問し、授業でお世話になった猪谷聡先生から二水生だけに特別に館内を案内していただき、大拙館の落ち着いた思索空間を楽しむことができました。午後は、西田幾多郎記念哲学館を訪問し、学芸員の藤本先生に館内を案内していただき、こちらも授業でお世話になった中嶋優太先生をファシリテーターに哲学対話を行いました。ヨシタケシンスケの絵本を題材に、テーマをじっくりと決めていくところからはじめ、お互い話を聞き、ゆっくりと考え、語り合いました。共に考えを深め合う楽しく満足のゆく哲学対話となりました。

2年生 自然科学コース『大学実験講座』

2月3日(金)に、2年生自然科学コースの生徒を対象として、石川県立大学にて大学実験講座を実施しました。講座では、同大学生物資源工学研究所の中谷内修先生、学生の松山さん、南部さんの指導の下、リアルタイムPCR法によるウィルスの検出実験に取り組みました。

生徒たちは大学の実験室をお借りしての実験活動に興味をもって積極的に取り組み、とても有意義な1日とすることができました。

特別講義「ドローンを題材とする人工知能体験」

1月20日(金)5~7限目に、2年生自然科学コースの生徒を対象として、金沢大学理工研究域の軸屋一郎先生、久保守先生、今井祐希さん、東宗太朗さんにお越しいただき、特別講義を開催しました。

講義では、ドローンの飛行制御、画像処理や顔認識を題材とした人工知能を体験することを通して、Pythonのプログラミングを学びました。生徒たちは課題に対して、興味をもって積極的に取り組み、とても有意義な機会とすることができました。

「二水高校で哲学対話」が開催されました!

令和5年1月21日(土)に、「二水高校で哲学対話」が開催されました。西田幾多郎に繋がる京都大学の五十嵐涼介先生と5名の大学院生をお招きして、少人数グループで哲学対話を行いました。テーマは「人間とAIは友達になれるのか?」。AIという最先端技術についての問からはじまり「友情とは何か」さらに「人間とは何か」など、広がりながら深めていくことができました。自分で考え、自分の言葉で問い合うことで、自分と他者に対する気づきを経験し、思考力が高まる楽しい時間を過ごしました。