聖城高校の特色ある取組を紹介します

特色ある取組

イメージして染める

11月12日(月)、家庭科の研究授業でした。研究テーマは、学習意欲を高めるための授業の工夫です。2年生が椎の実で布を染めます。この椎の実は、先日から福村先生が近くの江沼神社で拾い集めてきたものです。生徒が登校する頃は真っ暗で椎の実を見つけることができないので、日中に先生が集めてきたのでした。絞り染めや板締めの方法を学び、できあがりのイメージをして、布全体に模様を入れていきました。生徒は手際よく作業をしていました。
生徒の作品です。一人の生徒は、イメージ通りになりました。お見事です。本人は「やった~」と大変に嬉しそうでした。次は、この布でテッィシュケースを作成するそうです。 

今年度の本校の重点目標は、錦城山プロジェクトを柱とした教育活動の展開です。今日の授業は、錦城山のスダジイを活用した内容となりました。また、イメージすることも今年度の取り組みのテーマですから、この2つが入った、とてもよい学習だと思います。

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「チャリン」の授業から

11月14日(水)、「チャリン」の特別授業がありました。講師は今井和愛(元内灘高校長)先生です。1年生9名と教員6名が授業を受けました。授業の目的は、「身近なことから人間のあり方を考える楽しさを体験する」です。まず、1枚のコインを落とします。すぐに各人がいま聴いたとおりに、音をカタカナで書き留め、15名が順に発表しました。見事に全員違っています。チャリンはありませんでした。先生は、コインの落ちる音を「チャリン」としているのは何故と問いかけます。生徒からはいろんな意見が出ました。まとめとして、「人は、一人で生きていない。みんなと一緒に生きている。他人がいるから、意味や言葉が生まれ、必要になってくる」ことの説明がありました。

かなり哲学的で難しい内容だったと思いますが、今井先生の巧みな話術に引き込まれ、生徒は案外と興味を持ったようです。1人の生徒が授業の後、先生と話したいと言って校長室へ入ってきました。

今日の生徒の様子を見て、分かる授業もいいが、どんな人もアカデミックな話しには興味があるのだと強く感じました。今後の授業に活かそうと先生方で話し合っています。
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夜の芋掘り

やっと芋掘りが出来ました。5月下旬に植えたサツマイモです。10月は行事が多く、授業が欠けないよう配慮したために、今日になってしまいました。もうかなり寒くなり、明日からは雨とのこと。満月のなか、夜の芋掘りとなりました。生徒は慣れているのか、うまく掘ります。大変に盛況でした。夜の芋掘りも捨てたものではありません。夜学だから出来ることです。今年の盛夏に全く水もやらず、草も刈らずの状態でしたが、大きなサツマイモも多く収穫できました。ここはサツマイモには最適地なのかもしれません。早速、家庭科の授業で蒸かして、食べたそうです。
 
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サポステからの訪問

「いしかわ若者サポートステーション」から総括コーディネーターの辰口進さんが本校を訪れました。昨年度から、サポステのアウトリーチ事業を本校で行うことができないか、連絡を取り合ってきました。まず本校の生徒を知ることから始めましょうということで、今日の訪問になりました。今日の1・2限は総合的な学習の時間で「錦城山プロジェクト」の様子を見てもらいました。
 
【若者サポートステーション】 絵文字:矢印 右 http://www.neet-support.net/institution/150/ 
 サポステとは「働きたいけど、どうしたら良いのかわからない」「働きたいけど、自信が持てず第一歩を踏み出せない」。そんな悩みを持っている若者の相談機関です。
 ニート等の若者の自立を支援するため、地方自治体、民間団体(NPO等)との協働により、若者自立支援ネットワークを構築し、若者やその保護者に対して個別・継続的な相談、各種セミナー、職業体験など総合的な支援を行っています。
上記のパンフレットは本校事務室前においてありますから、必要な方はお持ちください。
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聖城高校の作品展

 9月29日(土)~10月5日(金)、加賀市立中央図書館展示コーナーにて、聖城高校の作品展示を行いました。
美術聴講生の石膏デッサンの作品6点、昨年度の聴講生・堀江さんの油絵の大作。書道選択の生徒作品。そして、今年度本校あげて取り組んでいる「錦城山プロジェクト」のパネル展示です。ご覧になったでしょうか。
 

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