お知らせ

「白山市地産地消連携事業」とは

 白山市には全国でも珍しい「地産地消課」が設置され、食の安全や食育を担当しています。平成29年度から翠星高校食品科学コースは、白山市の農産物を使って加工品を開発する「地産地消連携事業」を行っています。これまでに、松任梨や剣先なんば、ジビエ、松任トマト、酒米上白ぬかなどの加工品開発・商品化・販売を行ってきました。年に一度、白山市市長に研究成果を報告しています。

 

 

令和5年度の開発商品①NEWキラキラ

酒米削り粉麺

食品科学コース食品科学研究会

協力企業:(株)味一番フード「めん房本陣」様

夏メニューとして令和6年7月から販売予定!

 日本酒を製造するときに出る「酒米削り粉」を使用し、地産地消を推進する商品の開発を目指した。「水を加えると常温で糊化し、粘りが出る」という加工特性を見出し、「百万石乃白の削り粉」として商品化した。

酒米削り粉は使い方が薄力粉や通常の米粉とは異なるため、各種小麦粉製品を試作した。研究の結果、中華麺及びうどんには最大15%まで配合できることを突き止め、「㈱翔志」とまぜそば「皿盛台湾」、「めん房本陣」と「酒米削り粉冷やし麺」3種を協働開発し、合計19,697食が販売された。

今後も商品を開発・販売し、地産地消の推進とともに「酒米(百万石乃白)」の消費拡大に貢献していきたい。

 白山市への報告書はこちら右R5_白山市地産地消連携事業報告書「酒米削り粉麺」.pdf

 

 

令和5年度の開発商品②NEWイベント

おまっと牛乳と翠星高校産イチゴジャムの琥珀糖

翠星・和菓子部

協力企業:(有)彩霞堂(白山市石同町)様で通年販売中!!

  白山市地産地消課・地元和菓子店9店舗・イオンモール白山と協力して、若者への和菓子の普及と和菓子業界全体の活性化を目指した「敬老の日キャンペーン」を企画・実施した。また、小中学生に向けた和菓子体験会を開催や地元「おまっと牛乳」と「翠星高校産イチゴジャム」を合わせた、苺ミルク味の琥珀糖を地元和菓子店「㈲彩霞堂」との協働開発・販売した。

 今後は「敬老の日キャンペーン」を全国で展開し、若者への和菓子の普及と和菓子業界を活性化させ、日本の伝統文化「和菓子」を守り続けていきたい。

 白山市への報告書はこちら右R5_白山市地産地消連携事業報告書「琥珀糖」.pdf