校長室より

2021年11月の記事一覧

自立した消費者とは・・

今日は、2年生の家庭科の授業を見学しました。「消費者の権利と責任」の単元で、消費行動を起こす場合、どのような情報が必要かを考える授業でした。

例えば、皆さんがバッグを買うとき、どのような情報が必要ですか? また、どのような点を重視して購入しますか?

「値段」「容量」「重さ」「デザイン」・・などがあげられると思います。また、人によってはデザイン重視の人もいれば、機能性を重視する人、ブランド重視の人もいると思います。

買い物をするとき、どのような視点で商品を見ればよいのか、どのような情報を得ればよいのか、とても大切なことだと思います。最近だと、Web上のコメント欄の★の数を見る人もいるでしょう。果たして、それでいいのでしょうか・・。

などを考える、興味深い授業でした。最近の視点としては、環境負荷やSDGsなどに対する企業の取組が、視点としてあげられるかもしれません。家庭科は、実生活と直結する教科です。2年生はどんなことを学んだかな?

冬の天気

夕方、東の空に、オレンジ色に輝く発達した積乱雲が見えました。思わず「竜の巣だぁ!」と叫んだのですが、近くにいた生徒は「それって何ですか?」と言われました。世代間ギャップでしょうか・・。

冬の積乱雲は、雷やあられ・雪などをもたらします。冬の日本海側らしい天気になってきました。皆様、冬支度はお済みでしょうか。正面玄関前のメダカ倶楽部も、越冬の準備に入らねば‥。

雪雷

外は冷たい雨やあられが降り、冬の装いですね。朝は雷も鳴っていました。亡くなった祖母は、冬の始まりの雷を「雪雷」と言っていました。近所の人は、「雪起こし」と言っていました。地方によっては「ブリ起こし」とも言うそうです。皆さんは何と言いますか。

本校のスタッフが、ツバキを持ってきてくれました。校舎内が暖かいせいなのか、つぼみがいくつかついていたのですが、日を追うごとに、どんどん咲き始めました。

寒いのはあまり好きではありませんが、季節の変化を楽しみながら生活していきたいと思っています。

皆様、温かくして過ごしましょう。

ほぼ皆既月食

先週の金曜日は、ほぼ皆既月食の日でした。

学校から、東の空に昇ってくる月を見ていると、徐々に欠け始めました。

理科教師の血が騒ぎ、ワクワクしながら天体ショーを見ていました。

近くにいたスタッフと話をすると、「今見える欠けた月と三日月はどう違うの?」など、楽しい「問い」が生まれていました。

自分で「問い」を見つけ、それについて調べたり考えたりすることで、学びが深まっていくと思います。

「どうして月食が起きるの?」

「月食が起きるときの月は満月なの?」

「月食と三日月は何が違うの?」

「皆既月食と、ほぼ皆既月食は何が違うの?」

皆さんは、ほぼ皆既月食から何を考えますか?

2年生国語 激論

2年生の国語の授業で、足れメロスを題材にしてディベートが行われました。ディベートのやり取りだけでは物足らず、延長して議論を交わしていました。かなりの激論の場面があり、司会が仲裁に入ることもありました。

中学校時代は、遠慮して自分の考えを発言しない生徒も多い中、バンバン発言していた生徒がいてびっくりしました。適切な問いと場を設定すれば、中学生も発言するんですね。これからの授業改善のヒントを見た気がしました。