校長ブログ

授業が始まりました!

 本校前の公園にある桜が満開になる中、やっと落ち着いて授業が行われるようになってきました。

 新年度のスタートにあたって、シラバスなどを配付しながら今年度の学びを確認しています。生徒たちも先生方の話を、顔をあげて聴いていました。

 新入生はもちろん、それぞれ進級した生徒たちも含め、新しい環境に慣れるまで少し時間が掛かるかもしれませんが、カウンセリングマインドを持った本校のスタッフに支えられながら、学びを深め、目標を持って過ごしてほしいと思います。

 

入学生オリエンテーション

 入学生オリエンテーションが行われました。教務課、通級、指導課、厚生相談課、総務課からの説明に加えて、今年は、新しく導入するAI学習教材の説明も担当者からしてもらいました。

 1人1台端末を効果的に活用し、個別最適な学びに繋げたいと思います。それぞれの思いに応じた「学び」が達成されるよう、外部機関と連携しながら支援していきます。

 生徒の皆さん、目標に向けて、学びを深めていきましょう。

令和6年度が始まりました

 新任式、始業式、入学式と続き、令和6年度が始まりました。

 始業式では、今年度胸に刻んで欲しいテーマを伝えました。

 入学式では、PTA会長 武藤 映子 様、教育振興会会長 西塔 正樹 様、石川県議会議員 石田 章 様、羽咋市長 岸 博一 様のご臨席を賜りました。

 式辞で次の3つのことを新入生に伝えました。

  • なりたい自分をみつけ、目標を持って学校生活を送ること
  • 世の中の課題を自分事にして、できることから取り組むこと
  • 人に優しく、周囲を支えられるようになること

 教職員一丸となって、生徒に寄り添いながら、楽しく充実した高等学校生活を送れるようにしていきます。

 本校の教育活動や指導方針について、ご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

 

 

離任式

 離任式が行われ、2年間本校の中心として職責を果たされた勝二教頭先生から、離任にあたり思いのこもったメッセージを伝えていただきました。厳しいなかにも生徒に寄り添った温かみのある指導で、多くの生徒が励まされてきました。

 生徒会長から花束を贈呈された際には、全校生徒及び教職員からの大きな拍手に包まれました。

 新しい赴任地でのご多幸とご活躍をお祈りします。

 本当にありがとうございました。

「個別最適な学び」に向けて~学び直し~

 令和6年度から導入する「AI学習教材」の説明会を、担当者を招いて実施しました。ここに至るまで先進校視察も行いながら、時間をかけて検討を進めてきました。

 当日は登録を行い、使い方の説明を受けた後、1人1台端末を使って取り組んでみました。

 与えるだけではなく、「自ら学ぶ」ことにつながるよう、職員間で進めていきます。

 どのような「学び」につながるか、楽しみです。

復興・復旧はまだ途上ですが…

 令和6年1月1日に発生した能登半島地震によって校舎が使えなくなったため、羽咋高校2年生が羽松高校の校舎を使って学校生活を過ごしていましたが、本日をもって本校に戻ることになり、教頭先生、2学年主任の先生と共に、生徒会長を含めて4名の生徒達が校長室を訪ねてくれました。

 普段通りの学校生活ができなかった中で、当たり前に在籍校で過ごすことができる有り難さを、改めて感じたのではないかと思います。

 また、この世の中は、人との繋がりで成り立っており、協力し合うことの大切さも学んだのではないでしょうか。

 この経験を、3年生となる来年度の学校生活や、将来の「在り方生き方」に繋げていってほしいと思います。

 同じ羽咋にある学校として、共に頑張っていきましょう。

 こちらこそ、ありがとうございました。

卒業生と語る会

 本校卒業生から社会人としての心構え、及び仕事を通して得られる喜びや苦労を聞き、進路選択についての意識を高めることを目的に、「卒業生と語る会」を開催しました。僅か1年前に本校を卒業したばかりなのに、社会人として揉まれる中で、大きく成長した姿を見ることが出来ました。

 在校生からは、「職場内の人間について」「仕事をしていて一番嬉しかったこと」「高校生と社会人との違い」等の質問がありました。その中で、「自分からコミュニケーションをとりにいかないとだめ」「責任がある」「言葉遣いが大切」等、後輩にメッセージがありました。

 また、上司から、温かいメッセージが届いていて、職場で周囲に温かく支えてもらいながら、日々努力していることがわかり、胸が熱くなる場面もありました。

 最後に生徒を代表して、「進路行事等があるが、直接社会人からお話を聞く機会があまりないので、とてもためになった。ありがとうございました。」というお礼の言葉がありました。

 今後とも本校卒業生をよろしくお願いいたします。

 

第52回卒業証書授与式

 はじめに、令和6年能登半島地震により、犠牲となられた方々に心からお悔やみ申し上げるとともに、被災された全ての方々にお見舞い申し上げます。

 復興・復旧に人と人との絆を感じる中、PTA会長 武藤映子 様、教育振興会会長 西塔正樹 様、石川県議会議員 岡野定隆志 様、羽咋市長代理羽咋市教育長 八島和彦 様、羽咋市立羽咋中学校長代理 中西優登 様のご臨席を賜り、石川県立羽松高等学校・第五十二回卒業証書授与式を挙行することができました。心より感謝申し上げます。

 振り返りますと、卒業生の皆さんの学校生活は新型コロナウイルス感染症対策と重なり、大きな地震による災害も経験した日々でありました。その中でよく言われることに、「日常を取り戻す」ということがあります。何事もなく、当たり前に生活できることがいかに幸せであるのかということと、当たり前と思っていることが、実は、日常を支える人や社会があってからこそ成り立っているということを、改めて感じることとなりました。何不自由なく生活できることに幸せを感じ、感謝の気持ちを忘れないで下さい。  

 卒業生の皆さんがこれから歩む人生は、自分が思い描く「平坦な道」ではないこともあると思いますが、その際は、まずは自分で考えながら、人とのつながりを大切にして、ぶれない強い意思で、一歩でも二歩でも前向きに進み、逞しく生きていってほしいと思います。

 最後になりますが、ご来賓および保護者の皆様には、日頃より、本校の教育活動に、ご理解とご協力を頂いておりますことに対し、改めてお礼申し上げます。卒業生の、今後の道のりを温かく見守って頂き、変わらぬご指導とご支援を賜りますよう、心よりお願いいたします。 

 

 

同窓会入会式

 同窓会会長 西塔正樹 様 をお迎えし、明日の卒業証書授与式を前に同窓会入会式が行われました。「同窓会に入るということは、大人の世界に入るということ」「卒業しても、本校を拠り所とし、絆を大切にして欲しい」というメッセージを伝えていただきました。

 卒業生に寄せる、心のこもったお話をありがとうございました。

労働法セミナー

 石川労働局雇用環境均等室の秋田英紀氏に来ていただき、在学中から労働法制の基礎知識を深め、法令の不知による労働問題の発生を未然に防ぐことと、職業についての意識を醸成することを目的に、労働法セミナーを行いました。

 「働き始める前に」・「働き始めたら」・「仕事を辞めるとき」の3つの基礎知識に加えて、労働者も守るべきルールについてお話ししていただきました。

  • 「遅刻をしない」
  • 「勤務時間中に無断で職場を離れない」
  • 「勤務時間内は、誠実に仕事をする」
  • 「会社の備品を無断で持ち出さない」
  • 「会社の秘密を外部に漏らさない」
  • 「特に最近、SNSに関するトラブルが増えている」

今日のお話をこれからの学校生活に活かして、将来の進路実現に繋げてほしいと思います。

骨髄バンク 語りべ講演会

 白血病や再生不良性貧血などの病気で骨髄移植を経験された方の体験から、「いのち」の大切さや生きることについて考え、自分たちにも出来ることがあることを学ぶことを目的に、北陸電力教育振興財団から寄贈していただいた、大型液晶モニターなども活用して、オンラインで講演会を実施しました。

 骨髄移植を乗り越えられた方からは

  • ドナーさんへの感謝の気持ち
  • 家族、恋人、友人の大切さ
  • 骨髄バンクへの感謝の気持ち
  • 患者1人のためにどれだけの人が支えてくれているのか
  • 考え方の変化

などについてお話していただきました。

 「仕事をする」「ご飯をおいしく食べる」ことは当たり前ではないということに気づき、生きている幸せを日々感じているとのことでした。そして、支えられるだけではなく、自分が出来ることは何かと考え、骨髄バンクに係るボランティア活動に携わっているということでした。

 自分の「いのち」はもちろん、周りの「いのち」も大切してください。

スクールカウンセラーによる心理プログラム

 将来の「生き方」につながるように、スクールカウンセラーの山谷先生にお願いし、生徒全員を対象に「心の柔軟性を育てる」ためのACT講座を実施していただきました。

 未来に一歩踏み出すために、自分の『価値』にそった仕事や生き方が大切であることがわかりました。

石川県高等学校定時制通信制教育研究会公開授業

 石川県高等学校定時制通信制教育研究会の公開授業が本校であり、他校から来校された先生方も交えて授業を参観しました。

 科目は音楽Ⅱ。先日の校内GIGA研修でも学び合った、「Chrome Music Lab」の「SONG MAKER」を使った授業で、今年度の研究テーマである「定時制通信制高校としてのさらなるICT機器の効果的な活用の推進~個別最適な学びと協働的な学びの充実のために、生徒1人1台端末を使うような授業の展開~」に沿った実践でした。

 楽曲を創作するツールとしてICTを使っていることに加えて、共有するモニターも2画面あり、1人1台端末を効果的に活用しながら、協働で学ぶ授業デザインになっていました。

進路ガイダンス

 進路について系統別に説明を聴く機会を設けることで、産業や職業、上級学校への興味・関心を高め、自分に合った進路を選択するための情報を収集し、進路実現に向けての意欲を喚起することを目的に、進路ガイダンスを実施しました。

 「自動車」「電子・電気・エレクトロニクス」「ゲーム・IT・情報処理」「経理・事務・販売・営業・サービス」「美容・メイク」「フード関連」「ファッション系」「医療事務」「動物」に分かれて、上級学校から来校された方から、直接お話を伺いました。

 また、卒業予定者には、ハローワーク羽咋から来ていただき、「内定者セミナー」を行い、高卒で就職した方の3ヶ月後の感想などを交えて、お話していただきました。

 将来の自分を見つめる良い時間となりました。ありがとうございました。

総合的な探究の時間 ~探究=よりよく生きる~

(同)楽しい学校コンサルタントSecond代表 前田 健志 先生をお招きし、視聴覚室に生徒全員が集まって「総合的な探究の時間」について学びを深めました。

 先生のお話に引き込まれながら、

  • 楽しい学びの3つのパターン
  • 自然な(人間らしい)学び方(問い)の流れ(探究)

について、先生方と一緒になってグループワークで意見交換しながら、学び合いました。

 生徒の笑顔や意見を出し合う場面が見られる中で、「総合的な探究の時間」のことだけを考えるのではなく、『学ぶ』こと、そのものの楽しさをメッセージとして感じることができた、有意義な時間となりました。

 前田先生、どうもありがとうございました。

 

GIGA研修会

 定期的に実施しているGIGA研修会があり、音楽科と国語科の担当者から報告がありました。

 音楽の方は『Chrome Music Lab』を使った授業づくりで、「KANDINSKY(カンジンスキー)」で描いた絵が音になることや、「MELODY MAKER(メロディーメーカー)」で旋律をつくることを体験しました。

 また、国語の方は『ロイロノート』の新しいテスト機能について紹介がありました。

 一人一人の学びに繋がった有意義な研修会になりました。

教育用備品を寄贈していただきました!

 本日、(公財)北陸電力教育振興財団から、『65型ディスプレイセット一式』を寄贈していただきました。

 視聴覚室に設置し、1人1台端末の効果的な活用による深い学びや、外部機関等とのWeb交流、生徒のみならず教職員も含むオンラインでの学び等に使わせていただきます。

 本当にありがとうございました。

互見授業 ~教職員の学び合い~

 今年度の目標に「教職員の学び合い」を掲げてきました。その取組の1つとして互見授業を実施しています。

 授業改善に向けて様々な校内研修を実施してきましたが、その成果を表現する場として授業を公開し、振り返りシートを使って気づきを授業者にフィードバックして、授業改善に繋げています。

 1人1台端末の効果的な活用やグループワークによる協働的な学び、ロールプレイを交えての授業等、それぞれが前向きに取り組んでいることがわかるものとなりました。

 今後とも生徒に負けないよう、教職員も学んでいきましょう。

 

教育用備品を寄贈していただきました!

 公益財団法人北陸銀行奨学助成財団から、大型プリンターを寄贈していただきました。今日はその寄贈式が校長室でありました。

 「総合的な探究の時間」のポスター制作をはじめ、生徒の「学び」に活用させていただきます。

 本当にありがとうございました。

選挙出前講座(模擬投票)&租税教室

 石川県選挙管理委員会・羽咋市選挙管理委員会及び金沢税務署の職員の方に来ていただき、選挙出前講座(模擬投票)と租税教室を実施しました。

 選挙出前講座では、「投票から当選人の決定まで」「期日前投票」「選挙運動」などについて教えていただいた後、実際を模した投票所で投票を行いました。管理者や立会人、受付係や交付係を生徒達が務め、本番さながらに投票し、最後には開票を体験しました。

 また、租税教室では、難しいと考えがちな税の話を、身近な消費税の話題を交えながら、平易に伝えていただき、日本の歳出と税収の現状と税の役割を学ぶことが出来ました。

 いずれの講座も生徒達にとってわかりやすく、自分事として感じられた内容だったと思います。

 担当していただきました職員の皆様に改めてお礼申し上げます。どうもありがとうございました。