2024年6月の記事一覧
吉凶未分末大吉
181 日目
焼け跡でぽつんと残った我が家
よくよく見ると
お隣さんと数十センチしか離れていないのに
面している壁には焦げ跡ひとつないのです
実はこの壁の内側には
2階に神棚
1階に仏壇があります
今まで神も仏も全く信じずに
生きてきました
震災後
多くの方々とのご縁をいただくにつれ
自分ひとりでは何もできないことに
気づかされ
目に見えない力を感じています
地球に帰還した宇宙飛行士で
宗教家になる方が少なくない
という話を聞いたことがあります
自分の理解を超えたものを
目の当たりにして
自分自身の心も
大きく変わった気がします
神社を訪ね
輪高のそして
能登の未来を訊ねることも
多くなりました
太宰府天満宮
学問の神様
菅原道真公を祀ったこの神社は
左遷された道真を追って
大切にしていた梅が飛んできて
一夜のうちに花を咲かせた
「飛梅」で知られます
太宰府天満宮では
「おみくじ」と言わず
「みくじ」といいます
さだまさしさんが
名曲「飛梅」の中で
「みくじ」と歌っていた理由が
わかりました
たしかに「おみくじ」は
漢字で書くともしかして「御御籤」?
二重敬語ですか?
「御御御付け(おみおつけ)」みたいな?
「みくじ」は
「低迷の運気ここしばらく続きそうです。
しかし思わぬ幸運をもたらす兆しも見えます。
雪の下の草木が太陽の光を待っています。
真面目に努力すれば発展の時期到来です。」
と励ましてくださいました
京都伏見稲荷
たくさんの外国人観光客に囲まれ
いつの日か能登もこんなふうにと願いつつ
おみくじ筒をジャラジャラ
縁起のいいことになんと一番
運勢は「吉凶未分末大吉」
「よしあしいまだわからずすえだいきち」
と読みます
こんなの初めて見ました
「罪あらば我を咎めよ天つ神
たみはわが身の生みし子なれば」
この歌の意味は
「このみさとしは、
万民の罪穢を背負いたまう大神の御心であり、
世の為人のために尽くせとの御教である。
何事につけ我子をいつくしむ心を以てすれば、
前途は光明に輝き、
ゆくゆくは、
必ず、
よき方に向うこと疑いない。」
今日は
「キリコ会館」で
「台湾佛教慈濟基金會」のみなさんが
被災高齢者のために
義援金をお配りくださいました
台湾も地震で大変なのに
本当にありがたい限りです