華道部
【華道部】お花を生けました その15
今日は2年生がみんなで卒業式の演台を飾るお花を生けました。花材はレンギョウ、小手毬、黄色いオンシジューム、赤とピンクの薔薇です。薔薇は生けるときに怪我をしないように一本ずつ丁寧に棘をとってから生けます。まずレンギョウの枝をなるべく花器と垂直になるように入れ、次にその周りを縁取るように小手毬を入れ、さらにその周りに黄色のオンスジュームをあふれるように入れます。最後に全体のバランスを見ながらピンクと赤の薔薇をアクセントになるように入れていきます。花を生けることに慣れた2年生が、花器を囲んで一斉に挿していくので思ったよりも手早く完成しました。さすが2年生です。校歌の練習をしているピアノの音をBGMに体育館の舞台の上で花を生けていると、いよいよ明日が卒業式だという実感が沸いてきます。
【華道部】お花を生けました その14
今日のお花は、黄色のスイートピーと鮮やかなピンク色のストックと雪柳です。雪柳の枝を「真(しん)」と「副(そえ)」にし、ストックを「控(ひかえ)」にして生けます。雪柳の枝はよく見ると向きがあるので、裏向きにならないように気をつけて生けます。ストックは奥から手前に倒すようにして剣山に刺します。スイートピーは長くなりすぎないように、ストックと同じくらいの長さに切って剣山に刺します。雪柳の枝振りを見て、余計な小枝は取り全体にふんわりと春らしい感じになるように、空間を意識して生けます。
放課後の明るい日差しの中で春らしい色の花がよく映えました。
放課後の明るい日差しの中で春らしい色の花がよく映えました。
お花を生けました その13
新しい花器で気持ちも新たに今年一回めの部活動をしました。今日のお花は黄色の花が咲いているレンギョの枝2本とピンクの薔薇3本です。今日は草月の生け花の原点である基本立真型・盛花で生けました。
「真」「副」「控」を意識して、どんな長さでどの方向に生けるのかを頭に描き、枝を見て花材の中から適したものを選びます。「真」「副」は枝もの(今日はレンギョ)、「控」には草もの(今日は薔薇)を使います。
花の少ない季節に花を見るとほっと心が和みます。
【華道部】お花を生けました その12
今日はお正月のお花を生けました。花材は枝若松、薄桃色のシンピジューム、千両、葉牡丹、お餅の加工品2本です。枝若松から松脂がでていて、手に付いてびっくりでしたが、みんな上手に生けられました。気持ちはすっかり新年です。
葉牡丹は重いので短めに、シンピジュームと千両は高めに生けるのがポイントです。剣山は必ず縦の向きに花器の中に入れておかないと、花の重さで前に倒れてしまいます。お餅の加工品は好みでポイントとなると思うところに入れます。
葉牡丹は重いので短めに、シンピジュームと千両は高めに生けるのがポイントです。剣山は必ず縦の向きに花器の中に入れておかないと、花の重さで前に倒れてしまいます。お餅の加工品は好みでポイントとなると思うところに入れます。
【華道部】お花を生けました その11
今日はクリスマス用のお花を生けました。サンゴミズキを三本まとめて金色のモールで結んでクリスマスツリーをイメージしてあります。その他の花材は、木の実のようなピペルカム、薔薇、黄金ヒバの組み合わせ、またはピペルカムの代わりに白のストックとピンクのデンファーレの組み合わせのものもあります。ピペルカムの葉はすぐに枯れてしまうので、初めから取っておきます。今日はいつもとちょっと勝手が違っていたので、みんな苦労していましたが、サンゴミズキを束ねる金のモールをリボン、ハート、星、雪だるまなどの形にアレンジして、楽しんで生けていました。