自彊日新

自彊日新

学び方の学び方

 今朝も清々しい気持ちで迎えられています。日々の恵みに感謝。

 今日も一日いい日でありますように。

 さあ、顔晴りましょう。

 本日は、午後から市教委より小林PMをお招きして、自由進度学習について学習会を行います。北濱教諭が3年1組の理科をモデルに日頃の実践を披露します。北濱教諭はすでにチャレンジしてくれています。これを機会に、他の教員も自分の教科でチャレンジできるようになればいいかと思っています。

 私は、「自由進度学習」は学習支援の一つであると考えています。これまでの学校教育(一斉授業)では、なかなか学習内容の定着が思うように図れなかった生徒たちに、支援の方法として、支援員を配置・活用したり、少人数授業で習熟度別にクラスを編成したりなど、いろいろな支援方法を試みてきました。その結果、成果をあげられた部分と、成果をあげられなかった部分とが混在し、その対応に苦慮しているのが現状です。自由進度学習は、新たな学習支援のいち方法であり、これを取り入れることで生徒たちに「知識をではなくて、勉強のやり方。いわば学び方の学び方」を習得させることができると考えています。

 『個別最適な学び、協働的な学び』は、今まで学校教育界ではテッパン中のテッパンであり、常識であった『学び方』を変え、多様な生徒たちの学び方を支え、一人ひとりに合った学び方で、一生涯学び続けられることができる「ヒト」を育てることを目標に展開されねばならないと、個人的には思っています。

 本校の学校研究主題は、

『SWPBSを通した、生徒と教職員のQOLの向上 〜生徒の学習意欲向上を目指して〜 』

です。学習内容が定着し、理解できている生徒には、より高みを目指して励み学び続ける姿勢を身につけさせる。そして一斉授業では取り残されてしまい、学習意欲が低下してしまった生徒に対しては、学習環境を整え、生徒を認め励まし、『学び方の学び方』を習得させることで、『学ぶ』楽しさや面白さを味わわせ、「自分もできる。やれるんだ。」「周りのみんなから取り残されていないんだ。」という達成感、成就感を与えていく。目指していくのは、生徒も教師もWin-Winの関係で、双方のQOL、幸せを追求していくことです。この学校研究が実を結ぶ事ができるように、教職員一同顔晴って行きたいと思います。

 

『楽しく、一生懸命』

 今日も生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同太陽作戦で顔晴ります。

  BE THE PLAYER

 「夢なき者に理想なし」

 「理想なき者に計画なし」

 「計画なき者に実行なし」

 「実行なき者に成功なし」

  故に

 『夢なき者に成功なし』