自彊日新

自彊日新

体育祭、無事に終えることができました

 今朝も肌寒い一日のスタートです。全く異世界に来てしまったような寒さです。まだ、この寒さに馴れていないので、身体もビックリ、追いついてきていません。体育祭の寒さからまだ身体の調子も戻っていないようで、芯から湧き上がる炎も下火です。さあ、ちょっと気合を入れていかないと。

 今日も一日いい日でありますように。

 さあ、顔晴りましょう。

 昨日は雨こそ降りませんでしたが、一日寒い中での体育祭。熱中症になる生徒は一人もいませんでした。生徒たちは身体をめいっぱい動かしているので、寒さなんかあまり感じていないようでしたが、観戦している私たちや保護者の方々にとっては寒さが厳しく感じられました。

 そのような中でも、保護者の皆さんに生徒の活躍する姿を披露できたことは、とてもうれしいことです。本校に赴任して3回目の体育祭。これまでは無観客での開催でした。今年は当初から有観客でと計画を進めてきて、それが実現できました。寒い中にもかかわらず、およそ100名?いやそれ以上の保護者の方々に観戦いただけたのではないかと思っています。観戦いただいた保護者の皆様には本当にありがとうございました。

 生徒たちも大活躍。何と競技の部では赤団、青団共に優勝という、今まで長い教員生活の中でこのようなことは初めてです。競技の最中、負けても勝ってもその健闘を称える声掛けや応援が見られ、応援合戦パフォーマンスの前には、赤団、青団関係なく3年生全員が円陣を組んでからのスタートでした。外はとても寒かったけれど、心の中はポカポカ。とても温かい気持ちになりました。体育祭のスローガン『進化 〜自分の心をさらなる高みへ〜』にも本校の学校教育目標にもある「温かい人間関係作り」の思いがぎっしり詰まっており、それを具現化できた体育祭だったと感じています。本校の生徒会が企画する行事や取り組みは、必ずどこかに「温かい人間関係作り」を意識したものになっています。その行事や取り組みが行われるたびに、縦糸、横糸と紡がれていくのがわかります。とてもありがたいことです。こうやって学校教育目標が生徒の手によっても具現化されている。これも本校教職員がしっかりと意識してくれているおかげです。感謝してもしきれないほど感謝しています。ありがとうございます。

 「温かい人間関係作り」を本校の土台にと唱えてくれた先輩校長であるT先生。毎昼の歯磨きの間、鏡越しに私をじっと見守ってくれていますが、先生の想いは、脈々と受け継がれていますから、安心してください。

 今日も生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同太陽作戦で顔晴ります。

 『夢なき者に成功なし』