自彊日新

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「魂」の話

 今朝は片山津の町一帯が霧の中。すごいことになっています。幻想的な雰囲気で始まりました。

 今日も一日いい日でありますように。

昨日の激励会は、とてもいい会となりました。今回は、選手のみの参加なので、エントリーされない1年生は学校待機です。生徒会長からの激励の言葉、3年学年主任山田先生の激励の言葉(とてもいい激励の言葉でした。感激です。)それに加えて、在校生有志からの励ましの言葉。生徒会役員からの促しで、挙手をして先輩たちに励ましの言葉を言うシーンに感動!‼私からの激励の言葉は山田先生が全て言ってくれたので、ふと思いついた話。「魂」の話をしました。もう15,6年ほど前の出来事。福岡のある中学生バスケットボール部生徒の背中に、赤く、でっかく「魂」の文字。その生徒に話しかけると、その子は「これは僕たちの誇りです。」「すごいね。」と驚く私。その生徒は、そのあとトイレの散らかっていたスリッパを全部並べて出ていきました。そう、これはトイレでの話。

 それから数年たったある3月。東京の某体育館。有名なバスケットボールの指導者とトイレで横になる機会がありました。この人も九州は福岡の指導者。といっても、そんなに話をしたことはなかったことと、ちょっと肌が合わないなと思っていたこともあり、その時はあいさつ程度。この後思いもよらないことが。この指導者も用を済ませた後、散らかっていたトイレのスリッパを全部並べていかれました。その瞬間、「福岡、すごいんじゃないの。」この指導者のことをその出来事から尊敬し、コーチングフィロソフィや指導法を追いかけてきました。この方は何度も全中大会、ジュニアオールスター福岡選抜を優勝させています。過去に石川選抜もこの方が率いる福岡選抜チームに負けて、全国2位となったことがあります。

 「魂」はつながっています。それぞれの会場に今まで練習で培ってきた「魂」をもっていってください。残された生徒たちの思いのこもった「魂」はこの学校から会場までつながっていますから。顔晴れ片中生!!

  今日も生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同「魂」をこめて顔晴ります。