自彊日新

2021年1月の記事一覧

穏やかな一日

 久しぶりの雨です。連日のお天気で雪もすっかり解けてきました。この雨でもっと解けますね。

 今日も一日、いい日でありますように。

 昨日、学校の周りをうろうろした時(水栓が凍結して破裂していないか確認していました)の写真をアップしました。

きれいな霜が植物の葉っぱについていました。芸術作品のようです。

普段、このような細かなところまで

なかなか気づかないものです。忙しさにかまけて、ちっちゃなことに気づかない生活が続いていましたから。ちょっと心の休息になったような気がします。

空を見ると、コハクチョウがえさ場に向かって、飛んでいきました。

 

           

これは、もしかしてアライグマ?

 

 

 

 

         これはタヌキか?

学校の周りは、いろいろな生き物がいるようです。

一日穏やかな日を過ごさせていただきました。

週末です。

Take the time to stop sometimes and smell the roses.

(立ち止まってごらん。たまにはバラの香りもいいよ。)  

今日も一日、生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同、心穏やかに、顔晴ります。

「Education」、「Erziehung」教育の原点は「引き出す」

 今朝はとっても冷え込みました。8号線あたりは-5度。霧も発生して、氷の世界でした。ただ、道路は乾いているので、凍結個所は少ないかと思います。

 今日も一日、いい日でありますように。

 今日は雲一つない空。ほのかに紅をさしたような空に、紫色の白山がきれいでした。それを背景に餌場を求めて冬鳥の群れ。V字飛行がきれいでした。片山津でしか見られない光景ですね。

 1月に入って私立高校の推薦入試、公立高校の推薦入試を受験する生徒に話をする機会がありました。私立高校の推薦入試はもう終わってしまったのですが、公立高校の推薦入試は今からです。話を聴く生徒の顔はキラキラ輝いています。そうです、この顔が大事なんですね。

 故野村克也さんの言葉を思い出しました。

 話を聴く基本

 ①適度にうなづく

 ②適度に相槌を打つ。

 ③相手を正視する。

 ④顔を輝かす。

 言われなくても生徒たちはこの基本ができていました。

 全校集会でも、私が話をする時にこの基本ができています。生徒指導の水口先生の話の時にもできています。さすがだなぁといつも感心しています。

 これも日頃の先生方の指導と、保護者の皆様のおかげだと思っています。ありがたいことです。

 やはり、何事にも真剣になる場面は必要です。スイッチのオン・オフは大切ですね。片中生はこれができるんです。この良いところを、引き出し、グーっと伸ばす。

 私の学校ビジョンの「目指す教師像」の中に、

「生徒の無限の力・能力を引き出しながら導く教師」と示してあります。

 本校の教員はしっかりと学校ビジョンを具現化してくれているといつも実感しています。

 ありがたいです。

 今日も一日、生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同「引き出す教育」顔晴ります。

片山津の宝物

 雪は心配されたほど、積もりませんでした。中谷宇吉郎先生

 凍結も心配するほどでもなかったです。

 今日一日、いい日でありますように。

 一昨日、中谷宇吉郎先生の事を書きましたが、うっかりしていました。

校内に先生の直筆で「雪は天から贈られた手紙である」の額がありました。

 

これは宝物ですね。大事にしていきたいと思います。

 朝、学校に出勤し、駐車場から玄関に向かうとき、そっと耳を澄ますと遠くから冬鳥の鳴き声が。そうなんです。潮津の田んぼには、冬鳥であるマガンやコハクチョウの群れが羽を休めています。私もコハクチョウは見たことがあるのですが、マガンは初めてです。かなり大きいんですね。群れをなしているとなかなか見ごたえがあります。

 野鳥が好きなので、この冬は昼休みにそーっと覗きに行ってみたいと思います。そうそう、双眼鏡も必要ですね。楽しみです。

 片山津という町は、素敵な町ですね。片中の生徒もマガンのように群れをなして、お互い支え合って、励まし合って、そしてかばい合って元気に成長していってほしいと思います。

 

 今日も一日、笑顔と夢の実現のために、教職員一同冬鳥のごとく支え合って、励まし合って顔晴ります。

 

 

 

 

 

 

 

「SOSの出し方」講座

 今日は荒れ模様。積雪にも注意。屋上では、日本海の荒波の音もかすかに聞こえてきます。

 今日も一日いい日でありますように。

 

 昨日本校にて、1年生を対象に「SOSの出し方講座」が開かれました。

 県こころの健康センターの角田雅彦所長を招き、いじめについて、するものされるもの双方の立場の気持ちなど、生徒に問いかけるようにお話され、生徒たちもしっかりと自分事として話を聴いていました。先生の穏やかな話しぶりは、生徒一人一人の心にしっかりと届いていたと思います。

 先生は、最後に「悩みは一人で抱え込まず、相談することが大切。もし、相談を受けたら相手の立場に立って、自分事として聞いてほしい。」とお話をまとめてくださいました。

 中学校時代、この思春期真っただ中の生徒たちは、ちょっとしたことが気になったり、自分がどのように思われているかがとても気になったりと、毎日心の中は、冬の日本海のようにうねっています。その海をしっかりと方向を見定めて航海していくには、私たち教師はもちろん、保護者の方々の協力、そして周りの友達の存在がとても大きいと感じています。

 友達に気にしてもらえている、友達に声をかけてもらった。ちっちゃなことですが、それは、大きな励みになるはずです。

 本校の学校教育目標は、

「温かな人間関係の中で、生き生きと自主的に活動する生徒の育成」です。

 この「温かな人間関係。」が片山津中学校のキーワードです。このキーワードが本校の教師が目指す教育の原点でもあります。これを大切に温めていきたいと思っています。

 今日も一日、生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同温かい人間関係を結ぶことができるよう顔晴ります。 

 

うっすらと雪化粧

 今朝は、あたり一面うっすらと雪化粧でした。

この土日で自宅の庭の雪も膝下まで解けてくれたのですが。

今日も一日いい日でありますように。

 

 標高の高いところ、特にスキー場などでは、雪の結晶がそのまま降ってくることがありますね。六角形のまさに「雪印」がウェアの上に乗っかっていることがあります。平地ではなかなか見られませんが。

 片山津出身の中谷宇吉郎先生は「雪は天から贈られた手紙である」とおっしゃっています。

雪の結晶は、上空の気象条件によって変わります。それにしてもあのきれいな形の結晶には感動します。

 片山津中校区には「雪の科学館」があります。中谷宇吉郎先生の業績や、雪に関わる展示物が沢山あり、なかなか面白いところです。中では雪の結晶作りも体験できるところです。

 今年、中谷宇吉郎先生は生誕120年だそうです。「雪の科学館」に行ってみたくなりました。

 

 今日も生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同顔晴ります。