自彊日新

2021年5月の記事一覧

加賀市中学校陸上競技大会がありました

 今朝も穏やかに始まりました。今は涼しいですが、日中は暑くなるでしょうね。

 今日も一日いい日でありますように。

 昨日は、加賀市中学校陸上競技大会が中央公園陸上競技場にて、無観客で行われました。陸上部の無い本校からも有志が出場してくれました。正式記録がまだ手元にありませんので、出場した選手名(エントリー)と種目を紹介します。

 共通男子100m 大橋 巧 糸谷 亮祐(予選) 

 共通女子200m石山 澪衣(予選通過、決勝進出)

 共通男子4×100mリレー(補欠も含みます)糸谷、大橋、瀬戸、表、三浦、宮下

 共通女子4×100mリレー(補欠も含みます)石山、橋本、廣地、北野、砂田、濱本

 練習期間はほとんど雨模様で、十分な練習ができなかったにもかかわらず、一生懸命に競技に取り組む姿に感動しました。出場してくれた生徒に心から「ありがとう」の言葉をささげます。また、練習等の計画、準備、当日の指導を担当してくれた下口先生、写真撮影を担当してくれた片野教頭先生、中体連理事として係員を担当してくれた水口先生、本当にお疲れ様でした。ありがとうございます。そして大会が恙無く終了できたことに感謝です。

 今日も生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同笑顔と感謝の心で顔晴ります。

 

「授業づくり訪問」

 今朝は雨。西の方、海の空は晴れています。もうすぐ雨は上がるのでしょうか。

 今日も一日いい日でありますように。

 昨日は小松教育事務所の指導主事の先生方をお招きして、職員研修がありました。学習指導要領も変わり、学習の評価も4観点から、3観点に代わりました。保護者の皆さんには、後日お知らせしますが、まず、私たち教員がしっかりと理解し、正しい評価をしなければなりません。また、そのためにも授業をしっかりと作り上げなければなりません。昨日はそのための「授業づくり訪問」でした。各教科の学習指導案の内容と、評価の観点、疑問点などを指導主事の先生方と検討しました。7月の計画訪問で授業を公開し、その後の授業整理会で振り返り、まとめをします。今日から学習指導案の改善・修正に取り掛かります。笑顔で顔晴りましょう。その授業の先には、「わかったぁー。」と喜ぶ生徒の笑顔が待っていますよ。

 授業は、『わかって・できて・面白い』と、生徒が実感できるものでなければなりません。職員は加賀地区大会等の行事も控えていますから、見通しを立てて、計画的に進めていってください。時間外勤務時間も少し意識していきましょう。

 今日も生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同、生徒の笑顔をエネルギーに顔晴ります。

夢先案内人

 今朝は曇り空ですが、さわやかな朝です。久しぶりに白山も姿を現しています。

 今日も一日いい日でありますように。

 今年度の学校教育ビジョンでは、めざす生徒像に「将来の夢や希望を持ち、自主的にその実現のために努力できる生徒。」を、めざす教師像に、「夢先案内人として、生徒に夢を語り導く教師。」を挙げさせてもらっています。

 生徒たちは夢や希望を持ち、その実現をめざすことを、私たち教師はそれを夢先案内人として自らも夢を語って導くことを進めていく。「夢を持って、夢を追いかけて、将来につなげる(叶える)」ことがこの中学校に課せられた私たちの使命だと考えています。

 しかしながら、その夢を壊すいわゆる『ドリームキラー』と呼ばれる人たちがいます。さて、『ドリームキラー』とはどのような人たちの事を言うのでしょうか。親、友人、教師等生徒を取り巻く人々の中に、良かれと?思って、「そんなのはやめとけ、現実を見ろ。」とか、「お前には無理だ。」とか、「お前にはふさわしくない。こっちのほうがいいはずだ。」などという存在が必ずいます。それが『ドリームキラー』です。夢を実現するためにはそれを念じて、口に出して唱え続ける。とよく言いますが、これは脳科学の見地から言って正しいことなのです。「なりたい自分の姿(自己イメージ)を思えば思うほど、言えば言うほど、それを実現しようとするように人の脳は動く」のですが、いくら自己イメージが高まっても、この『ドリームキラー』の一言で、膨らんだ、または膨らみかけた「自己イメージ」は木っ端みじんに壊れてしまうのです。以前受講したPX2の講義の中では、「夢は人に教えるな。」と言われました。なぜならば『ドリームキラー』にやられるからです。

 ここで『ドリームキラー』の存在を知りました。私は、学校教育ビジョンのめざす教師像の中で『夢先案内人』という言葉を使っています。(山口百恵さんの有名な曲ですが)教師は勿論、保護者の皆さんにも『夢先案内人』になってほしいと思います。生徒の夢を聞き、決してそれを否定せず、その夢に向けて共に歩み、時にその道の先を進みながら、障壁をうまくかわして安全な道を歩ませていく。夢の先を見るのは生徒。私たちではありません。

  『自未得度先度他 : 己、未だ渡らざる前に、まず他人を渡せ』

 今日も生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同、夢先案内人として顔晴ります。

本日、中間テスト

 今朝も曇り空。雨はぽつぽつですか。こうやって梅雨の季節を迎えていくのでしょうか。

 今日も一日いい日でありますように。

 本日、中間テストです。一年生にとっては初めての定期テスト。どのような気持ちで受けるのでしょうか。後程じっくり、見に行きたいと思っています。テスト勉強はしっかりできたのかなぁ?緊張している生徒もいるだろうなぁ?私自身もなぜかドキドキしています。誰もが通る道です。中学校生活にも少しずつ慣れてもらいましょう。

そんな一年生。男女ともに昼休みになると前庭で元気よく鬼ごっこをしています。大いに遊べ、そして大いに語れ。そんな様子をいつも校長室の窓から眺めています。まだまだ幼い部分も残しつつ。これからぐっと成長していくのでしょう。

 このホームページのアクセス数ですが、本日15,027件となっています。この5月だけでも5,592件アクセスがあります。すでに先月1か月分のアクセス数を超えています。ありがたいことです。沢山の方々が閲覧してくださっていることを考えると、これからも顔晴って片山津中学校のことを紹介していかなければと思っています。

 今日も生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同笑顔で顔晴ります。

手紙屋

 今朝は暑い雲が垂れ込め、肌寒い雨ふりの朝です。でも、きりっとしたすがすがしい朝を迎えられています。

 今日も一日いい日でありますように。

 今週に入って教職員と初期面談をしています。そこである若い教師からの質問。

 「生徒から聞かれるのですが、『なぜ勉強しなければならないんや。』という質問、時に回答に困るときがあるのですが…。」

 これには私も「おっ・・・。」長い教師生活の中で、自問自答を繰り返してきた命題。「ドラゴン桜」の主人公もいろいろ持論を述べていますが。

 その時、ふと頭に浮かんだ本。

  「手紙屋」蛍雪篇 〜私の受験勉強を変えた十通の手紙〜 

   喜多川 泰著 ディスカバートゥエンティワン社

 主人公の内田和花と手紙屋の手紙のやり取りの話。主人公は高校3年生。大学進学を考えてはいるが、これといった目的もなく、受検勉強に身が入らない。勉強はしなければならないと分かっているが、そのもやもや感を部活とアルバイトで打ち消している。そんな時「手紙屋」を兄の奥さんに紹介される。兄さんが事故で足にけがを負ったとき、この手紙屋に助けられたのだと。

 そこから和花と手紙屋のやり取りが始まる。

手紙屋から届いた手紙は十通。

①「勉強も一つの道具である。」

②「学校で習うことだけが勉強ではない。」

③「心の成長無くして、結果を手にすることはできない。」

④「自分が生きる意味は、自分で作っていける。」

⑤「困難を可能にするのは『意志』の力。」

⑥「成功するために必要なものは、方法でなく行動だ。」

⑦「家に帰ってから最初に座る場所で、自分の人生が決まる。」

⑧「『何をやるか』よりもっと大切なものがある。」

⑨「すべての教科が、人生を豊かにするきっかけになる。」

⑩「今日一日の勉強が、将来の世界を大きく変える。」

 興味がある方は是非、校長室にありますので。

 今日も一日、生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同手紙屋になって顔晴ります。