染色コースの紹介

 染色コース 

染色コースの作品を紹介しながらコースの学習内容を紹介します

 染色コースでは、加賀友禅・型染・絞染・シルクスクリーン等の基本的な染色技法を学びます。スケッチや図案を重視して手描きの良さを大切にします。これらの染色技法を応用し、着物や生活小物など様々な作品に展開させて制作します。

 ◇手描き友禅パネル作品

 3年次の卒業制作では、共通課題としてF30号の手描き優先パネルを制作します。モチーフをしっかりと観察してスケッチを描き、スケッチを基に構図を考え図案を作成します。下図が出来たら、色彩計画を行い、手描き友禅技法で染めていきます。

 ◇手描友禅パネル                    「石川県現代工芸展入賞」

  

 ◇自由制作作品

 卒業制作の自由課題制作では、自分にあった技法・素材を見つけだし各自がそれぞれの作品を制作します。伝統的な制作技法で浴衣・振り袖等の着物や鞄・洋服等の生活用品など様々な作品に展開します。

  ◇手描友禅振袖「日本新工芸第3回学生選抜展出品」     ◇手描友禅浴衣「日本新工芸第5回学生選抜展 奨励賞」

 

 ◇型染浴衣「日本新工芸第2回学生選抜展 最優秀賞」     ◇型染浴衣「金沢市工芸展入賞」

    

◇手描友禅羽織                  ◇鞄

 

 ◇手描友禅スカジャン              ◇手描友禅服     

      

 ◇生活小物(クッション・カーテン)

     

染色コースでは石川県の代表的な伝統産業である加賀友禅を中心に、型染め、絞り染め、ロウケツ染め、シルクスクリ-ンなどの染色技法の基礎を学ぶことが出来ます。