校長室より
3年生学習会 ~校長室より⑰~
3年生の教室と廊下には、ピーンと張り詰めた空気が。
廊下を歩くことさえ、はばかられる気持ちに。
エアコンのゴーという音が、静寂の中に鳴り響いている。
7月24日(木)から4日間の日程で、3年生希望者による学習会が始まりました。
生徒が集中している、こんな雰囲気が大好きです。
生徒たちは、進路実現に向けて自分との戦い。
そして、周囲の頑張っている友人からも刺激を受け、まさに切磋琢磨。
私はというと「4日間でなく、10日間にしてもよかったか」「いやいや、生徒の主体性を育てることも大事」と自問自答。
生徒の皆さん、4日間、そしてそれ以降も頑張ってください!
成長 ~校長室より⑯~
7月14日(月)、野球部が夏の県大会に出場。
私は、球場に行くことができず、チラチラとネットから応援。
サイトを開くと2対3。点を取っている!
次に見たとき、4対3でリード。もしかして!
その後、4対4。ピンチをしのぐが、チャンスをものにできず、一進一退。
最後は突き放される結果に。さすがシード校。
しかしながら、冬場に打撃を強化したとの言葉通り、11安打は立派。
悔しい思いをしてきた3年生のリリーフピッチャーが、ピンチをしのいだときの表情が印象的。
頑張りが、結果となるときもあれば、結果とならないときもある。
今年の生徒たちは、勝ちという結果には届かなかったが、きっと成長を実感していることと思う。
こんな成長を身近に感じることができるのが、教員という仕事の魅力です。
「トキワ荘の夏」 ~校長室より⑮~
7月7日(月)午後、こまつ芸術劇場うららにて、文化教室が行われました。
文化教室とは、県内の高校生がプロの演劇や音楽など「本物」に触れる取り組みで、本校は「トキワ荘の夏」という演劇を鑑賞しました。
若い漫画家が、夢を追い求めて集まり住み込むトキワ荘が舞台。漫画界のそうそうたる面々のストーリーではあるものの、そこには、売れずに悩んだり、スランプに陥ったりする姿。自暴自棄になったりも。
改めて、一流となる方であっても、悩み、苦しみ、もがき、スランプがありと、そういうところは私たちと同じなんだということを感じました。
高校生のみなさんは、どう感じたことでしょう。ぜひとも、逆境にめげず、乗り越え、成長していって欲しい!
図書室 ~校長室より⑭~
本校の、自慢の図書室を紹介します。
入口には、「〇/〇は△△の日」の紹介とその関連本が。
ちなみに、7/1は山開き・海開きということで、山や海の本が。昨日6/30は、なんとアインシュタインの日ということを、私はこの展示で初めて知りました。
図書室に入ると、生徒の興味を引く様々な仕掛け。
まずは、「新着本」。見やすくディスプレイされた新着本の後ろには、図書委員の手書きの案内が。
奥に進むと、「触って見る本」。生徒に大人気とのこと。
そして「先生おすすめの本」コーナー。全先生の、手書きの推薦文とその本が展示されていて、もちろん貸し出し可能。
とっても素敵な図書室。司書の方に感謝です。
生徒のみなさん、どんどん利用してください!
期末試験1週間前 ~校長室より⑬~
6月23日(月)は、期末試験までちょうど1週間。
原則部活動は停止となり、勉強体制に。
放課後、そっと教室を覗いてみると、勉強している生徒の姿をたくさん見ることができました。
一人で黙々と、あるいは友達と切磋琢磨しながら、数学は先生に教えてもらいながら。
「写真を撮ってHPに載せていい?」と聞くと、皆さん、はにかんだ表情で快く承諾してくれました。
集中しているところを見ると、得意科目でしょうか。あるいは中間試験のリベンジでしょうか。
頑張った分、きっと結果に表れます。
みなさん、頑張ってください!
Ichiko英語ワークショップ ~校長室より⑫~
本校は国際理解教育に積極的に取り組んでおり、英語によるコミュニケーション能力の育成に力を注いでいます。その1つとして、希望生徒対象に、Ichiko英語ワークショップを開催しています。
これは、令和6年度から実施しているもので、公立小松大の留学生や近隣学校のALTを招き、テーマを決めて自分の考えを発表したり、クイズや料理を楽しんだりします。もちろんコミュニケーションは英語です。
今年度、第1回を6月13日(金)の放課後に、公立小松大で実施。内容はこれまでと違って、「ツーリズムイングリッシュ」という大学の講義を体験。現地での旅行中の英会話の動画を見た後、ロールプレイングも。
「外国で英語を使う難しさを感じた。ネイティブスピーカーの人は普通に英語を話すのではなく、砕けた言い方や省略して言う場面があった。これからもっと英語を勉強していかないといけないと思った」
「講義では基本的なことから実用的なところまでやっていることや、講義でいろんな英語の意味やどういう時に使うのかが分かった」
生徒はいろんな刺激を受けたようです。今後も、Ichiko英語ワークショップでは、楽しみながら英語力を伸ばす活動をと思っています。
今回は、講義のファシリテーターが、本校OGを含む学生ということもあり、とっても和やかな雰囲気でした。ご協力いただいた公立小松大のみなさん、本当にありがとうございました。
インターハイ出場決定! ~校長室より⑪~
県総体の結果、女子ハンドボール部、そしてカヌー部がインターハイ出場を決めました。おめでとうございます!
早速、3年生3人(ハンド部部長の片山さん、カヌー部の山下君と東出君)に校長室に来てもらい、話を聞かせてもらいました。
ハンド部片山さんからは、「また強いチームと戦える」「インターハイではベスト4に挑戦したい」
カヌー部山下君からは、「出場が決まって安心した」「昨年は準決勝までだったので、今年は決勝に残りたい」
同じくカヌー部東出君からは、「うれしさと安心感」「最高の舞台で、県代表にふさわしい試合をしたい」
3人から感じたのは、自信にあふれていること。
これまで積み上げてきた努力が成果となって、満足感や充実感がそうさせているのだと思います。
同時に、高校生らしい力強さと、そして清々しさを感じました。
3年生は残り数ヶ月です。
北信越大会、そしてインターハイ頑張ってください。
総体・総文 ~校長室より⑩~
石川県では、今週木曜日から、高校総体・総文が始まります。
全国大会の予選を兼ねていることも多く、生徒たちにとって大きな目標となる大会です。
一部の競技では、既に大会が始まっており、先週末、応援に駆けつけました。
サッカー部は、土曜日に1回戦。
先制点は取られたものの、惜しいシーンもあり、前半はほぼ互角。
後半に入ると、体を張ったディフェンスもありましたが、徐々に劣勢に。
OB、保護者、そして野球部が、雨の降る中応援を続け、選手は最後まで声を出し、必死にボールを追いかけました。
また、美術部と書道部は、21世紀美術館で作品展示。
作品の優劣は私には分かりませんが、生徒の思いが詰まっていることと、時間をかけたことは、よく伝わってきました。
土曜日ということもあり、たくさんの方が作品を見に来ていました。
多くの3年生にとって、この大会で部活動は引退となります。
一生記憶に残る大会になることと思います。
生徒のみなさん、頑張ってください!
教育実習 ~校長室より⑨~
5月26日(月)から、教育実習が始まりました。
実習生は6人で、本校の学校規模としては多い人数。
23日(金)、校長室へ挨拶に来ましたが、6人とも目がキラキラ!
やる気が伝わってきました。
26日(月)の職員朝礼で自己紹介。
緊張で言葉に詰まる実習生もいましたが、みなさんとっても元気で大きな声。
「教わる立場から、教える立場に」「たくさんのことを学びたい」などの言葉が。
生徒とのコミュニケーションから多くを吸収し、また、先生方からは多くのスキルや経験を学ぶことと思います。
濃密な3週間になることでしょう。
6人の実習生、頑張ってください!
総体・総文壮行式 ~校長室より⑧~
5月16日(金)に、総体総文の壮行式が行われました。
校長からの話は、「一生懸命」がキーワード。
・残った期間一生懸命に取り組み、部の雰囲気を盛り上げること
・一生懸命な姿で、支えてくれた方に感謝を伝えること
・最後の最後まで一生懸命に、部員一丸となること
その後、各部の部長が、決意表明。
「練習してきたことを出し切ります」
「悔いのないよう全力を出してきます」
「インターハイ目指します」などなど。
野球部の見事な応援と、生徒会の熱い激励で、壮行式が締めくくられました。
多くの3年生にとってはこれが最後に。
一生の記憶に残る大会、頑張ってください!