校長室より
ともとするにわろきもの ~校長室より㉔~
私事になりますが、10月下旬に体調を崩してしまいました。
頭痛がして、市販の薬を飲むと楽になるものの、時間がたつとまた頭痛。これが数日。普段は体調が悪くなってもすぐ回復するのに、今回は長引きました。このままではダメと医者に行き、処方された薬を飲むと見事に復活。もう少し早く医者に診てもらえばよかったとも。
体調を崩しているときに思ったのが、欠席の生徒について。日頃は、「もっと体調管理できるようになってほしい」と思うことが多いけれど、今回、「体調を崩すこともある。欠席の生徒には、できるだけ配慮してあげなくては」と。
徒然草の「ともとするにわろきもの」に、「病をしない身体が強い人」とあるのを思い出します。
病のつらさや、弱い人の気持ちを忘れてはいけないと、改めて思わされました。
面接練習 ~校長室より㉓~
生徒がコンコンと校長室をノックし、「面接受けてきました」との報告に。
就職や進学で面接が必要な生徒は、数名の先生と面接練習をしており、私もその一員。
面接練習では、生徒は一生懸命。
でも、想定された質問には答えられるけど、ちょっと深掘りすると、しどろもどろに。
もっと具体的に説明したらいいとか、理由は2つ言うと説得力が増すよなどのアドバイス。
「そのエピソードは面白いね」と言うと、にっこりして「突っ込まれてもいいように、もっと深く調べてきます」と。
生徒には、結果が分かったら教えてねとは言ったけど、面接の報告に来るとは思っていなくてびっくり。
どんな質問されたか聞くと、一人は「予想通り、突っ込まれた質問されました」、もう一人は「練習とは違った視点で聞かれました」とのこと。
「面接練習ありがとうございました」と言う生徒の表情には、緊張からの解放感が。
そしてなんとなく、本番の面接を経験したせいか、一回り成長したようにも感じます。
私はというと、「どういたしまして」と答えながら、もっといいアドバイスができたのではとの思いも。
生徒とともに、よい知らせを待っています。
カジュマル ~校長室より㉒~
校長室にある小さなカジュマルのプランター。
葉が次々と黄色くなって落ち、残り数枚に。見るからに元気がない。
このままでは弱っていく一方と思い、ダメ元で土の入れ替えを決意。
YouTubeで土の入れ替え方法を予習して、まずはホームセンターへ。
とは言っても、「土を買う」なんて初めて。
「長持ちする肥料入り」と書いてある一番小さな袋を購入。
恐る恐る、YouTube通りに、土の入れ替えを決行。
しっかりと根付くことを祈りながら、水やりを。
3週間ほど過ぎると、小さな新しい葉が。そして、次々と新しい葉が。
「長持ちする肥料入り」の効果か。
今では、濃い緑色の葉で、とってもにぎやかに。
あきらめかけていたカジュマルが、こんなに元気になりびっくり。
同時に、今、元気のない生徒も、土を替え、肥料を与えれば、元気を取り戻すかもとの思いが。
あきらめてはいけない。
台湾修学旅行の交流行事 ~校長室より㉑~
10/14~17の日程で、2年生が修学旅行で台湾へ。
2日目の午後は、彰化市という小松市の友好都市にある彰化女子高級中学校と交流行事。
初めの1時間は、本校生徒約5人ずつが相手校の1、2年30クラスに入ってクラス行事。
生徒達は初めは緊張していましたが、少しずつ慣れ、クイズやゲームを楽しんでいました。
クイズやゲームは、30クラスすべて違っていてびっくり。
それぞれのクラスで、台湾の生徒が自主的に考えたようで、バラエティに富む内容でした。
後半1時間は、本校生徒150人と相手校1、2年生1000人が講堂に入って全体での交流セレモニー。
台湾の高校生による学校紹介に続き、ハーモニカのグループ演奏とダンス。
学校紹介はクイズ形式で工夫されていて、ハーモニカやダンスはレベルが高い。
そして本校生徒による学校紹介、そしてピアノ連弾と合唱。
こちらの学校紹介にもクイズがあり、飽きさせない工夫が。そして芸術コースらしいピアノと合唱。
交流会が盛り上がるか心配もしましたが、すべて杞憂に。
台湾の高校生の歓迎の気持ちがよく伝わってきて、本校生徒もよくそれに応えていました。
台湾の高校生と直接交流することができ、生徒の満足度も高かったようです。
交流会を設定していただいたみなさんに感謝。謝謝。
バトンの引き継ぎ ~校長室より⑳~
9月に入り、2週間が経ちました。
ニュースでは、連日のように最高気温や大雨が報道され、夏が続いているかのよう。
けれども、2学期に入り学校は着実に動いています。
部活動は3年生が引退し、様々な部で1、2年生の新チームで秋の大会が行われています。
先日行われた後期生徒会役員選挙の演説会では、2年生が熱弁をふるっていました。
そして3年生は、共通テストの出願や就職試験の準備。卒業までの第3コーナーを回ったところでしょうか。
いろいろなところで、3年生から1,2年生にバトンが引き継がれています。
先生方は、生徒に寄り添いながら、ときにはぐいと引っ張り、ときにはそっと見守っています。
このような生徒の頑張る様子を見て、引き続き、生徒にとって安心安全そして信頼される学校を目指そうと思っています。
市高祭(体育祭)~校長室より⑲~
8/30(土)に、市高祭の体育祭が行われました。
熱中症対策として、午前中30分のクーリングタイムや午後の時間短縮。そして生徒には、水分補給に加え、決して無理をしないよう繰り返し指導した上での実施となりました。
今年の体育祭の特徴は、「雰囲気がよかった」
開会式では、前に出て生徒会長が話をしたり保健委員長が注意事項を話すと、3年生からは掛け合いのような反応が。こんな反応があると話しやすい!
競技が始まる前には、自然と円陣ができて「オー」とのかけ声。団の一体感が伝わってきます!
もちろん競技は一生懸命。玉入れの決勝では同数が続き、延長、再延長の盛り上がり。
そして、応援合戦のダンスは、みんないい表情。
見ていて、すごく心地よくなりました。
生徒も、とっても満足した1日だったと思います。
市高祭(文化祭)~校長室より⑱~
8月29日(金)、市高祭初日の文化祭が行われました。
体育館では、書道部の書道パフォーマンスを皮切りに、邦楽部、合唱部、吹奏楽部、ダンス部がステージ発表。
玄関ロビーでは、音楽専攻による優雅な演奏と茶道部の上品なお茶会。
校舎内では、美術専攻や華道部の展示や図書委員会によるPOPコンテスト。
校舎外では、2年生の模擬店や、1年生の催し物。
すべてを紹介しきれずごめんなさい。
PTAのみなさんも、模擬店で盛り上げていただきました。ありがとうございました。
改めて思ったのは、ダンス人気。
ダンス部は、曲調に合わせ、指先からつま先までキレッキレのダンス。
有志ステージでは、女子生徒のかわいらしいダンス、そして男子生徒は受けねらい?なダンスでヒートアップ。
若い先生方も、ダンスで盛り上げていました。
振り付けを考え(あるいは映像を見て覚え)、そしておそろいの衣装で息を合わせて踊るのが、かっこよくて心地いいのでしょう。
みんな、いい表情です。
明日の体育祭も、応援合戦のダンスが本校の名物となっています。
とっても楽しみにしています。
3年生学習会 ~校長室より⑰~
3年生の教室と廊下には、ピーンと張り詰めた空気が。
廊下を歩くことさえ、はばかられる気持ちに。
エアコンのゴーという音が、静寂の中に鳴り響いている。
7月24日(木)から4日間の日程で、3年生希望者による学習会が始まりました。
生徒が集中している、こんな雰囲気が大好きです。
生徒たちは、進路実現に向けて自分との戦い。
そして、周囲の頑張っている友人からも刺激を受け、まさに切磋琢磨。
私はというと「4日間でなく、10日間にしてもよかったか」「いやいや、生徒の主体性を育てることも大事」と自問自答。
生徒の皆さん、4日間、そしてそれ以降も頑張ってください!
成長 ~校長室より⑯~
7月14日(月)、野球部が夏の県大会に出場。
私は、球場に行くことができず、チラチラとネットから応援。
サイトを開くと2対3。点を取っている!
次に見たとき、4対3でリード。もしかして!
その後、4対4。ピンチをしのぐが、チャンスをものにできず、一進一退。
最後は突き放される結果に。さすがシード校。
しかしながら、冬場に打撃を強化したとの言葉通り、11安打は立派。
悔しい思いをしてきた3年生のリリーフピッチャーが、ピンチをしのいだときの表情が印象的。
頑張りが、結果となるときもあれば、結果とならないときもある。
今年の生徒たちは、勝ちという結果には届かなかったが、きっと成長を実感していることと思う。
こんな成長を身近に感じることができるのが、教員という仕事の魅力です。
「トキワ荘の夏」 ~校長室より⑮~
7月7日(月)午後、こまつ芸術劇場うららにて、文化教室が行われました。
文化教室とは、県内の高校生がプロの演劇や音楽など「本物」に触れる取り組みで、本校は「トキワ荘の夏」という演劇を鑑賞しました。
若い漫画家が、夢を追い求めて集まり住み込むトキワ荘が舞台。漫画界のそうそうたる面々のストーリーではあるものの、そこには、売れずに悩んだり、スランプに陥ったりする姿。自暴自棄になったりも。
改めて、一流となる方であっても、悩み、苦しみ、もがき、スランプがありと、そういうところは私たちと同じなんだということを感じました。
高校生のみなさんは、どう感じたことでしょう。ぜひとも、逆境にめげず、乗り越え、成長していって欲しい!
図書室 ~校長室より⑭~
本校の、自慢の図書室を紹介します。
入口には、「〇/〇は△△の日」の紹介とその関連本が。
ちなみに、7/1は山開き・海開きということで、山や海の本が。昨日6/30は、なんとアインシュタインの日ということを、私はこの展示で初めて知りました。
図書室に入ると、生徒の興味を引く様々な仕掛け。
まずは、「新着本」。見やすくディスプレイされた新着本の後ろには、図書委員の手書きの案内が。
奥に進むと、「触って見る本」。生徒に大人気とのこと。
そして「先生おすすめの本」コーナー。全先生の、手書きの推薦文とその本が展示されていて、もちろん貸し出し可能。
とっても素敵な図書室。司書の方に感謝です。
生徒のみなさん、どんどん利用してください!
期末試験1週間前 ~校長室より⑬~
6月23日(月)は、期末試験までちょうど1週間。
原則部活動は停止となり、勉強体制に。
放課後、そっと教室を覗いてみると、勉強している生徒の姿をたくさん見ることができました。
一人で黙々と、あるいは友達と切磋琢磨しながら、数学は先生に教えてもらいながら。
「写真を撮ってHPに載せていい?」と聞くと、皆さん、はにかんだ表情で快く承諾してくれました。
集中しているところを見ると、得意科目でしょうか。あるいは中間試験のリベンジでしょうか。
頑張った分、きっと結果に表れます。
みなさん、頑張ってください!
Ichiko英語ワークショップ ~校長室より⑫~
本校は国際理解教育に積極的に取り組んでおり、英語によるコミュニケーション能力の育成に力を注いでいます。その1つとして、希望生徒対象に、Ichiko英語ワークショップを開催しています。
これは、令和6年度から実施しているもので、公立小松大の留学生や近隣学校のALTを招き、テーマを決めて自分の考えを発表したり、クイズや料理を楽しんだりします。もちろんコミュニケーションは英語です。
今年度、第1回を6月13日(金)の放課後に、公立小松大で実施。内容はこれまでと違って、「ツーリズムイングリッシュ」という大学の講義を体験。現地での旅行中の英会話の動画を見た後、ロールプレイングも。
「外国で英語を使う難しさを感じた。ネイティブスピーカーの人は普通に英語を話すのではなく、砕けた言い方や省略して言う場面があった。これからもっと英語を勉強していかないといけないと思った」
「講義では基本的なことから実用的なところまでやっていることや、講義でいろんな英語の意味やどういう時に使うのかが分かった」
生徒はいろんな刺激を受けたようです。今後も、Ichiko英語ワークショップでは、楽しみながら英語力を伸ばす活動をと思っています。
今回は、講義のファシリテーターが、本校OGを含む学生ということもあり、とっても和やかな雰囲気でした。ご協力いただいた公立小松大のみなさん、本当にありがとうございました。
インターハイ出場決定! ~校長室より⑪~
県総体の結果、女子ハンドボール部、そしてカヌー部がインターハイ出場を決めました。おめでとうございます!
早速、3年生3人(ハンド部部長の片山さん、カヌー部の山下君と東出君)に校長室に来てもらい、話を聞かせてもらいました。
ハンド部片山さんからは、「また強いチームと戦える」「インターハイではベスト4に挑戦したい」
カヌー部山下君からは、「出場が決まって安心した」「昨年は準決勝までだったので、今年は決勝に残りたい」
同じくカヌー部東出君からは、「うれしさと安心感」「最高の舞台で、県代表にふさわしい試合をしたい」
3人から感じたのは、自信にあふれていること。
これまで積み上げてきた努力が成果となって、満足感や充実感がそうさせているのだと思います。
同時に、高校生らしい力強さと、そして清々しさを感じました。
3年生は残り数ヶ月です。
北信越大会、そしてインターハイ頑張ってください。
総体・総文 ~校長室より⑩~
石川県では、今週木曜日から、高校総体・総文が始まります。
全国大会の予選を兼ねていることも多く、生徒たちにとって大きな目標となる大会です。
一部の競技では、既に大会が始まっており、先週末、応援に駆けつけました。
サッカー部は、土曜日に1回戦。
先制点は取られたものの、惜しいシーンもあり、前半はほぼ互角。
後半に入ると、体を張ったディフェンスもありましたが、徐々に劣勢に。
OB、保護者、そして野球部が、雨の降る中応援を続け、選手は最後まで声を出し、必死にボールを追いかけました。
また、美術部と書道部は、21世紀美術館で作品展示。
作品の優劣は私には分かりませんが、生徒の思いが詰まっていることと、時間をかけたことは、よく伝わってきました。
土曜日ということもあり、たくさんの方が作品を見に来ていました。
多くの3年生にとって、この大会で部活動は引退となります。
一生記憶に残る大会になることと思います。
生徒のみなさん、頑張ってください!
教育実習 ~校長室より⑨~
5月26日(月)から、教育実習が始まりました。
実習生は6人で、本校の学校規模としては多い人数。
23日(金)、校長室へ挨拶に来ましたが、6人とも目がキラキラ!
やる気が伝わってきました。
26日(月)の職員朝礼で自己紹介。
緊張で言葉に詰まる実習生もいましたが、みなさんとっても元気で大きな声。
「教わる立場から、教える立場に」「たくさんのことを学びたい」などの言葉が。
生徒とのコミュニケーションから多くを吸収し、また、先生方からは多くのスキルや経験を学ぶことと思います。
濃密な3週間になることでしょう。
6人の実習生、頑張ってください!
総体・総文壮行式 ~校長室より⑧~
5月16日(金)に、総体総文の壮行式が行われました。
校長からの話は、「一生懸命」がキーワード。
・残った期間一生懸命に取り組み、部の雰囲気を盛り上げること
・一生懸命な姿で、支えてくれた方に感謝を伝えること
・最後の最後まで一生懸命に、部員一丸となること
その後、各部の部長が、決意表明。
「練習してきたことを出し切ります」
「悔いのないよう全力を出してきます」
「インターハイ目指します」などなど。
野球部の見事な応援と、生徒会の熱い激励で、壮行式が締めくくられました。
多くの3年生にとってはこれが最後に。
一生の記憶に残る大会、頑張ってください!
PTA総会 ~校長室より⑦~
5月10日(土)にPTA総会が行われ、授業参観、総会、学年別説明会等に、たくさんの保護者の方にご参加いただきました。
授業参観では、緊張感もあり、生徒はいつも以上の集中力だったように思います。
総会では、ご意見をいただき、ありがとうございました。
学年別説明会では、各担任からクラスの様子などをお伝えしました。
「学年が上がり、授業の集中が高まっている」
「自分も学びながら、生徒にアドバイスしていきたい」
「生徒、保護者、先生でチームとなってやっていきたい」などなど。
保護者の方からは、受験や修学旅行についての質問が。
保護者の方のご意見や思いを、たくさんお聞きすることができました。
ありがとうございました。
イチコーこどもまつり ~校長室より⑥~
5月5日(月・祝)こどもの日、本校で、イチコーこどもまつりが行われました。
これは、本校の若い先生が中心となって企画したもので、今年で3年目。
各部活動が、いろいろな出し物で、近隣の子どもたちに楽しんでもらいます。
当日は快晴ということもあり、大盛況。
サッカーボウリング、ストラックアウト、フリースロー、風船バレー、似顔絵、楽器の演奏・・・。
飛び入りでダンスした子どもたちもいました。
高校生が、優しく子どもたちに接する姿を見ると、不思議といつもより大人に見えるものです。
子どもたちも高校生も、たくさんの笑顔を見ることができました。
来ていただいた子どもたち、ありがとうございました。
そして、支えていただいた近隣の方々と先生方、ありがとうございました。お疲れ様でした。
春の大会 ~校長室より⑤~
4月は、多くの部で、春季大会が行われています。
この土曜日、日曜日、女子バレーボール部と野球部の応援に駆けつけました。
バレーボール部は、土曜日の初戦、2セット目ヒヤヒヤしたものの見事に勝利。
しかしながら日曜日は、シード校の強さを見せつけられることに。
1年生が12人も入部したこともあり、キャプテンの川端さんからは
「充実した練習ができるようになった。次は3回戦までいきたい」と頼もしい言葉。
野球部は、2回戦に。
先週コールド勝ちしてムードよく臨んだものの、随所に固さが。
ツーアウト満塁が2度もあり、見せ場は多かったものの悔しい結果に。
キャプテンの駒井君からは
「冬から強化してきた打撃は結果が出た。ミスを減らして、私学にも勝ちたい」
「自分はピッチャーとしてさらにレベルアップする」と強い決意。
どちらもとってもいい雰囲気。
きっと、次の試合では、一回り成長したチームの姿を見ることができると確信しています。
互見授業週間 ~校長室より④~
今回は先生方の話。
本校は今週、いい授業目指して、先生方がお互いの授業を参観する互見授業週間です。
授業の進め方や授業の教材は教員間でかなり共有されていますが、やはり、実際に他の先生の授業を見せてもらうと新たな発見が。
「授業の導入はそうするのか」
「確かにクイズにすると生徒は真剣に考える」
「自分だったらこうするけど、どっちがいいのかな」などなど
そして、生徒の様子が、自分の授業のときより生き生きしていて、少しショックだったり。(これは私の経験)
他の先生の授業を見ると、たくさんの刺激をもらいます。
先生方、「なぜ」「なるほど」と生徒がワクワクする授業を目指してください!
面談週間 ~校長室より③~
4月14日(月)からの週は、面談週間。
生徒一人一人が、担任の先生と対面で話をします。
テーマは、学習、進路、部活動、生活習慣、・・・。
学年によって、何に重きを置くか異なります。
新年度が始まったばかりのこの時期は、あまり深入りしないことが多いかも。
少しずつ、お互いのことを知っていくことに。
「この先生、意外と優しい」「この生徒、しっかりしているな」
いいところ、たくさん発見したいですね。
入学式 ~校長室より②~
本日(4/8)、入学式が行われました。
新入生が呼名され立ち上がる様子を、ずっと壇上から見ていました。
元気のいい返事も聞かれましたが、多くは緊張の表情。
これから頑張って、と願わずにはいられません。
と同時に、我々教職員が支え導いてやらねばとの思いも。
「この生徒たちの高校生活を預かっている」と、大きな責任を改めて感じています。
令和7年度がスタートしました ~校長室より①~
新年度がスタートしました。
生徒玄関ロビーでは、美術専攻の生徒が黙々とデッサン。
体育館では、全国大会から帰ってきたハンドボール部がシュート練習。
音楽室では、新しい先生を迎えた吹奏楽部が自己紹介と親睦会。
紹介しきれませんが、グランドや教室で様々な部が活動しています。
先生方は、職員会議や教科会など。
生徒は普段通りに見えますが、先生方は、新しい学年や部署のスタートでワクワクとドキドキを感じます。
生徒も先生も、いい1年間になることを願っています。
校長は引き続き久保出が務めます。よろしくお願いいたします。
卒業生の二口さんが、東京藝大音楽学部に合格!
3月21日(金)に、卒業生の二口さんが校長室に来室してくれました。
東京藝術大学音楽学部ピアノ専攻に、合格の報告です。
「合格したときは、うれしさと同時に安心した気持ちだった」、「ピアノを始めたのは4才のとき」、「毎日、学校から帰って5時間練習した」など、いろんな話をしてくれました。
とっても謙虚で、優しい人柄。それが、演奏を披露すると顔つきが一変。ショパンのスケルツォ第4番を弾いてもらいましたが、速いテンポには力強さが、ゆっくりのテンポには優雅さがありました。(薄っぺらい感想でごめんなさい)
後輩に一言お願いすると、「夢は、諦めなければ叶う」とのこと。
二口さんには、ご報告、そして演奏していただいたことに感謝しています。
ピアニスト目指して頑張ってください!
探究発表会
3月19日(水)5、6限に、探究の2年生最終発表会が行われました。
1、2年生が14の教室に分かれ、2年生1人1人が1年間の研究をプレゼンテーションしました。
本校はSDGsに関する研究をしており、「海のゴミ問題」や「森の生態系」などの様々なテーマについて、課題を見つけ、その対策を考えてきました。生徒の発表からは、企業や市役所に訪問やインタビューを行ったり、また校内でアンケートを行ったりしていて、普段の授業にはない貴重な学びを経験したことが分かりました。
発表の後には、生徒や先生からの質問もあり、さらに学びが深まったことと思います。
本校の探究活動が、ますます充実することを願っています。
2年 渡邊君
消防から、2年の渡邊君に感謝していると連絡がありました。
市内で火災が起きた際、渡邊君はいち早く通報しただけでなく、消防の求めに的確に応じて、撮影等で現場の状況を伝えたそうです。消火活動に大変役に立ったとのことでした。
早速校長室に来てもらい、私からも感謝の気持ちを述べました。
緊急の場合、気が動転して冷静な行動ができないことも予想されます。私も含めて、ぜひ、渡邊君を見習いたいものです。
渡邊君の照れくさそうな表情が印象的でした。
卒展(ギャラリートーク)
本校で、芸術コース美術専攻3年生による卒展(卒業制作展示)を行っています。(3/4まで)
2月18日(火)の昼休みに、ギャラリートークが行われ、制作した生徒が自分の作品の紹介を行いました。
「学校から見る夕日がとても美しくて描いた」「ここ1年間は犬の絵ばかり描いている」「離れてしまう友人を想って描いた」「江戸の人と関わる学生を描いた」など。
どんな想いで描いたのかを聞くと、絵がまた違って見えるから不思議なものです。
それにしても上手な絵ばかり。
1年生や2年生がたくさん見に来ていました。
野球部やサッカー部が、子ども教室開催!
11月17日(日)に、本校野球部の生徒が、近隣の小学生を相手に野球教室を開きました。
また、同日のテレビ番組で、本校サッカー部が、7年前から近隣の保育園でサッカー教室を開いていることが紹介されました。インタビューされた生徒は「教える立場になり、視野が広がった」とのこと。
普段は教えられる方の生徒たちは、逆の立場になって、いろいろと気づかされることが多いことと思います。また、このような子ども相手の行事は、きっと生徒の自己肯定感を高めていることと思います。
学童野球や保育園はじめ関係の皆様には、生徒にとって貴重な体験をさせていただき、ありがとうございます。感謝いたします。
体験入学が実施されました
10月27日(日)に、普通科芸術コースの体験入学、および部活動体験が行われました。
音楽専攻と美術専攻がある芸術コースでは、体験活動の中にデッサンや合唱があり、そこでは在校生が主体の活動となっていました。在校生が中学生に対して、優しく説明したり、丁寧に教えたりしていました。
また、多くの部活動で部活動体験が行われましたが、ここでも在校生が中学生をリードする姿が多く見られました。
思うのは、高校生が年下の小学生や中学生に接するとき、いつも大人びて見えること。
いつもとは違った表情で、優しく丁寧に、そして一生懸命に接する姿を見ることができます。
今後も、小学生や中学生を相手にする行事を増やしていきたいと思っています。
全国2位の宮本君(21H)が校長室訪問
21Hの宮本君が、8月17日に行われた、ピティナ・ピアノコンペティションのグランミューズ部門Jカテゴリーで、見事2位となり、その賞状を持って、校長室に報告に来てくれました。
普段はあまり緊張しないそうですが、当日はさすがに緊張して、ミスタッチもあり、2位の結果に驚いたそうです。
全国2位すごいねと声をかけると、宮本君からは「たくさんの部門やカテゴリーがあるので」と、謙遜した言葉が。
今後、出場予定のコンクールもあるとのことで、ますます演奏に磨きがかかり、大活躍の予感です。
頑張ってください!
全国3位の村井君(34H)が校長室来訪
34Hの村井君が、インターハイのローイング(ボート)競技 男子シングルスカルで全国3位となり、その報告に、校長室を訪れてくれました。
試合当日の様子を聞くと、「決勝に残れるとは思っていなかった」「決勝は無我夢中だった」「熾烈な3位争いを制することができた」と語ってくれました。
今後のことを聞くと、秋に国体、そして卒業後は大学や社会人でもローイング(ボート)を続けたいとのこと。村井君の大活躍する姿が想像できました。
最後に、改めてお祝いの言葉を伝えると、はにかんだ笑顔に。終始、受け答えが謙虚な様子だったことが印象的でした。
芸術コース(美術)夏季実技強化週間
芸術コース(美術)は、実技強化週間となっています。
生徒は一生懸命キャンバスに向かい、教室は声もかけづらいほどの緊張感。
見事な集中力です。
本日(7/31)、2、3年生は最終日で、合評を行いました。
卒業生や講師の先生からの鋭い講評のおかげで、生徒たちは新たな目標ができたようです。
Ichiko英語ワークショップ
7月5日(金)の放課後に、Ichiko英語ワークショップを行いました。
ワークショップでは、1、2年生の希望者が、公立小松大の留学生やALTと小グループになって、「大学生になって海外に留学するとしたら、どの国に行ってどんなことをしたいか」というテーマで、英語で会話をしました。
1人でも多くの生徒に、もっともっと英語を好きになって欲しいと思っています。以下は生徒の感想です。
・楽しく会話できた
・発表はできたけど、英語での質問はできなくて悔しい
・ネイティブの方と話すいい機会だった。
・次回の9月も参加したい
このIchiko英語ワークショップは、校長(私)自らが企画しましたが、いろいろな方に助けられたことを実感しています。公立小松大の方、小松市のALTの方、本校の教頭や英語教員などなど。そして「参加希望者が少なくて校長が泣いている」と聞いて参加してくれた生徒。ありがとうございました。次回もワクワクとドキドキです。
PTA自転車マナー指導
6月21日(金)の登校時、学校近隣の4カ所の交差点で、PTAの方に自転車マナー指導を行っていただきました。
学校前の道路は、思っている以上に、自動車の交通量が多い印象です。
PTAの方ともども、生徒の交通安全を願っています。
また、生徒たちは、PTAの方に元気に挨拶していました。
挨拶して目と目が合うと、とっても気持ちがいいですね。
幸運の被災ピアノ
能登半島地震で被災を免れたピアノが、本校に寄贈されました。
寄贈していただいたのは、輪島に実家がある本校教員で、自宅は被災したもののピアノは無事だったということです。
その本校教員から、思い出が詰まったピアノを生徒に自由に使って欲しい、と申し出があり実現しました。
先日、5月27日(月)にお披露目式が行われ、被災ピアノの伴奏で、合唱部が数曲披露しました。
また、その日以降、毎日のように放課後になるとピアノの音が聞こえてきます。
曲目は、ネコ踏んじゃったからショパンまで様々で、曲の合間には必ず生徒たちの笑い声。
きっと、被災を免れたピアノは、生徒に幸運を運んでくることでしょう。
寄贈いただいた本校教員には、とっても感謝しています。
PTA総会
5月11日(土)にPTA総会が行われ、新田PTA会長をはじめ、新しい役員の方々が紹介されました。役員の方におかれましては、今年度どうぞよろしくお願い申し上げます。
総会前の授業参観では、廊下が保護者の方でいっぱいになりました。いつもとは違う雰囲気からか、授業中の生徒たちの緊張した表情が印象的でした。
また、総会後には学年別の懇談会があり、担任からはクラスの様子を、学年主任からは学年全体の様子の報告がありました。クラス担任から「4月のホーム役員決めの際、ホーム会長に8人立候補したんです」との報告には、保護者の方も大変驚かれていました。
本日は、たくさんの保護者の方にご来校いただきありがとうございました。改めて、保護者の方の、本校に対するご期待と受け止めております。職員一同、これまで以上に頑張ってまいります。今後とも、ご理解とご協力をお願い致します。
(写真は、学年別懇談会の様子です)
イチコーこどもまつり
5月4日(土・祝)に、イチコーこどもまつりが行われました。部活動単位で、小学生などの子ども向けに、ダンスや演奏、そしてストラックアウトや似顔絵などのアトラクションを催しました。
ダンスや吹奏楽部の演奏では、小さな子どもたちが参加する時間もありました。また、ストラックアウトなどのアトラクションでは、子どもたちといっしょになって大きな歓声を上げ、盛り上げていました。
どの部も、子どもたちが楽しめるように工夫されていたこと、そして子どもたちに優しく接していたことに感心しています。生徒たちが、いつもよりちょっぴり大人に見えたのは、私だけでしょうか。
ご来場いただいた方々に、感謝申し上げます。
【美術部】松東みどり学園のデザイン画
3月、本校近隣の松東みどり学園の玄関前道路に、飛び出し注意のデザイン画が完成しました。
そのデザインは、本校美術部が担当させていただいたことを最近知り、5月2日(木)に、担当した3年生美術部員3名に校長室に来てもらい、詳しい話を聞かせてもらいました。
担当したのは、上記3名と卒業した3名の計6名。デザインは、立体的なトリックアート。とっても素敵なデザインでした。企画書を見せてもらうと、現地調査を行い、何通りものプランを立て、驚くほどの時間をかけた内容でした。最終的に、小学生が描きやすいデザインに決まったとのことです。1つのデザインに、これだけ多くの工程があることを初めて知るとともに、完成させた高校生たちは素晴らしいと感じました。
松東みどり学園の校長先生から丁寧なお礼をいただきましたが、このような機会を与えていただいたことに、私の方からも感謝の気持ちでいっぱいです。
【イチコーこどもまつり】5月4日のお知らせ
5月4日(土・祝)9:30~13:30、本校において、「イチコーこどもまつり」が予定されています。
これは、本校の約10の部活動が、近隣の子どもたちを対象に、部単位で様々な企画をするものです。
例えば、サッカー部では「サッカーボーリング」、ダンス部では「ダンスショー」などを計画しています。
詳しくは、イチコーまつりポスター.pdf
地域に根ざしたこの行事は、本校OBでもある本校教員が、周りの教員を巻き込んで、昨年から始めたものです。
昨年は、たくさんの子どもたちに来ていただき、大好評だったと聞いています。
この若い教員の企画力とバイタリティに、とても驚くとともに敬意をはらっています。
たくさんの小どもたちに、来ていただけることを願っています!
【合唱部】ロビーコンサート
4月15日(月)の昼休み時間、美しい歌声が聞こえてきました。
玄関前ロビーで、合唱部によるロビーコンサートが行われていました。
この時期、各部は、新入生に入部してもらおうと工夫を凝らしています。
【美術部】能登半島地震チャリティー 似顔絵ボランティア
4月13日(土)に、美術部8名が、小松市の松雲堂さんで、能登半島地震チャリティー似顔絵ボランティアを行いました。
生徒たちは、緊張していたと思いますが、ペンを走らせているときの真剣な表情がとっても印象的でした。
ピカチュウを抱えた小さな子どもの似顔絵が完成すると、お母さんはとっても喜んでいました。
【吹奏楽部】朝のロビーコンサート
4月10日(水)の8:00から、本校の生徒玄関ロビーにおいて、吹奏楽部による朝のロビーコンサートが行われました。
クラリネット五重奏で、「星に願いを」などが演奏され、美しいハーモニーを新入生が堪能しました。
新入生たちの「先輩たち、すごい」という表情が印象的でした。