進路指導室から
スタディサポート説明会(1年)
5月12日に、先日実施したスタディサポート(略してスタサポ)の1年生対象の説明会が行われました。
講師として来ていただいたベネッセの山田さんからは、具体的な本校1年生のデータをもとに、高校での学びへの向き合い方についての講演をしていただきました。1年生で行う3教科の基礎固めが3年間でどのような影響を与えるか、作業になってしまう学習の特徴など高校生になってまだ1か月ほどしか経っていない1年生にとって重要な話が多くありました。
会の途中では、自分自身のデータを見ながら、学習改善に取り組む時間もあり、それぞれが集中して取り組んでいた姿が印象的です。今後の1年生の変化と成長に期待します。
学びみらいPASS講演会
4月13日(木)に講師の方を招き、学びみらいPASSに関する講演会が行われました。
3月に実施した学びみらいPASSの結果を受け、得意とするジェネリックスキル(リテラシー、コンピテンシー)を知り、それをどのように伸ばし自分の将来の可能性を広げていくかについて考えることができました。
「どりかむセミナー75th卒業生」開催!
本日(3/16)、今年度の国公立大学入試前期日程で、東北大学・東京大学・新潟大学・金沢大学・京都大学に合格を果たした8名の生徒が、後輩たちに向けて語ってくれました。
【 打ち合わせの様子です 】
3限目の時間は2年生対象、4限目の時間は1年生を対象とし、文系・理系それぞれ会場を分けて行いました。
主なテーマは以下の通りです。
<1年生に向けて>
①部活をやり抜いたことや学校行事に賢明に取り組んだことが、受験でどう役立ったか?
②学習と部活動、睡眠など生活の仕方、時間の使い方について、どのようにやりくりしたか?
③精神的につらいときや、成績面で行き詰ったとき、どうやって乗り越えたか?
④学習についてのこだわりは?
⑤2年生の1年間をどのように過ごすべきか?
<2年生に向けて>
①部活をやり抜いたことや学校行事に賢明に取り組んだことが、受験でどう役立ったか?
②学習と部活動、睡眠など生活の仕方、時間の使い方について、どのようにやりくりしたか?
③学校での学習において、どのように取り組み、どのような効果につながった?
④精神的につらいときや、成績面で行き詰ったとき、どうやって乗り越えたか?
⑤3年4月になる前に「これだけは必ずやっておかねばならない」ことは?
受験に向けた学習方法の話だけでなく、後輩たちが今後ぶつかるかもしれない悩みやその解決方法も語ってくれました。
貴重なお話をありがとうございました。
1、2年生からの質問も出てきて、充実した会となりました。
在校生の心の中に何か響いたものがあったのではないかと思います。75回卒の先輩の活躍に続く者が大勢生まれることを願っています。
3年生への激励放送を行いました!
明日からの共通テストに挑む3年生への激励放送を行いました。
校長先生の激励の後,それぞれの場所で,全校生徒・全教職員が一丸となって「ガンバロー三唱」を行いました。
頑張れ! 小松高校3年生!!
東北大学工学部説明会
9月28日(水)の放課後に、東北大学工学部材料科学総合学科准教授 手束展規(てづかのぶき)先生をお迎えして、東北大学工学部説明会を行いました。
1年生はちょうど文理選択の時期であるため特に参加が多く、全校で70人を超える生徒が参加してくれました。
まず、手塚先生が携わっている研究について説明がありました。研究されている強磁性体はモーターなどに使用されており、強い磁性の物質ができればそれだけモーターの性能が上がり、省エネにつながるというもので、低電力な商品開発という生活に役立つ研究であることを紹介していただきました。
東北大学や工学部についても説明がありました。
・東北大学は東大京大に続く3番目にできた帝国大学である。
・世界大学ランキング日本版で2年連続2位、高校からの評価総合1位、生徒が伸びたと感じる大学1位など、高い評価を受けている。
・スーパーグローバル大学創成支援事業を受けている全国13大学の一つであり、また、指定国立大学法人制度において世界最高水準の教育研究活動の展開が見込まれている大学として支援受けている。それにより、施設・設備の充実、留学への補助がなされている。
・研究論文被引用数1位と研究の評価も高い。
・東北大学工学部は広大なキャンパスを有し、学生数も一番多い学部である。
・教員一人当たりの生徒数は約10名と、きめ細かい教育が受けられる環境にある。
また、東北大学工学部には、「機械知能・航空工学科」「電気情報物理工学科」「化学・バイオ工学科」「材料科学総合学科」「建築・社会環境工学科」の5学科があり、それらについても簡単に説明していただきました。
理学部と工学部の違いとして、どちらも「発見の学問」であるが、工学部はさらに「発明の学問」であり、より生活を豊かにする製品を作り、社会貢献できる学部であるとわかりやすい説明がありました。
これらに加え、入試方式についても触れていただくなど、多岐にわたる内容となりました。
最後に、「東北大学に行ってもいいと思えた人?」との質問には多くの生徒が手を挙げていました。
その後の質疑応答でもいくつか質問が出て、さらに個人的に質問する生徒もおり、東北大学の魅力が伝わる充実した説明会となりました。このような説明会を開くことができ大変感謝しております。ありがとうございました。
1学年 学部・学科説明会
7月7日に1年生を対象として、「学部・学科説明会」を行いました。
説明会では、金沢大学学長補佐 理工学域物質科学類 教授 本田光典 様より、お話をしていただきました。
大学の受験科目や学ぶ分野が就職に影響することから、「学びたい学問から決める」または「将来就きたい仕事や職業から決める」方法があり、自分がどうなりたいのか考えながら、文理、大学、学科を選ぶ必要があることを始めに話されました。
そのうえで、
「高校と大学での勉強の違い」…自由にできる時間が増えるが過ごし方で将来が決まる
「大学でさらに飛躍するためには」…原理・原則・基礎をしっかり理解すること、夢・将来展望を持つこと、自ら積極的に学ぶこと、国際力を身につけること
など、大学での学びにおいて自己管理・自己責任が問われることや自ら積極的に学ぶことの大切さを伝えていただきました。
そして、金沢大学の教育の特徴として「人間力」「知の融合力」「創造力」の3つの力を身につける自発的な学びを目指していることや金沢大学のさまざまな受験方式についてわかりやすく説明していただきました。
1年生にとっては文理選択だけでなく、これからの学び方についても考える機会となったと思います。
2年金沢大学KUGS説明会
7月1日に2年生を対象として、金沢大学KUGS説明会を行いました。
説明会では、金沢大学学長補佐 谷内通様よりKUGS特別入試についてお話をしていただきました。
【金沢大学の入試改革】KUGS特別入試などにより、多様な価値観を持つ学生の受け入れが増加。
【KUGS特別入試が求める人材】自ら課題を発見し探究でき、将来の明確な目標を、主体的に、他者と協働しながら実現しようとする強い意欲を持つ人。
【KUGS高大接続プログラムについて】「大学での学び」と「高校での学び」の両方ともレポートの基準を満たす必要がある。
2年の秋から取り組み始めるのがおすすめであることや、レポートを書く際に気をつけることなど、KUGS特別選抜での合格を勝ち取る多くのヒントをお話いただきました。
また、大学入学共通テストを課す選抜区分も多く、KUGS特別選抜の合否次第では一般選抜(前期試験)を受験することになるため、共通テストや二次試験の勉強は必須であることなどの注意もいただきました。
質問への返答では、「金沢大学に入学したいが判定が良くない人は、積極的にKUGSを受けてほしい」といった 励ましの言葉もいただきました。
3年進路講演会
6月24日に3年生を対象として、進路講演会を行いました。
講演会では、河合塾進学アドバイザー 三戸佑介様より大学進学についてお話をしていただきました。
【大学入学共通テストについて】読み取る資料が増加。しかし、基礎固めが重要な点は変わらない。
【2022年度入試の特徴】競争緩和で合格しやすい環境。資格の取れる学科(文系:法学部、理系:医療系)が人気増。
【2023年度入試の展望】積極的に挑戦できる環境がある。「行けそう」な大学ではなく「行きたい」大学を目指そう。
【入試までのスケジュール】理想的な合格する過ごし方。
【模試の振り返り】判定よりも、何ができて、何ができていないのかが大切。
「今のうちにすること」や「ここから頑張るのが受験です。」と大いなる励ましをいただきました。
また、放課後には「最難関大現役合格のために」として最難関大・医学部希望者への講演も行われました。合格者と不合格者とでは、数学と英語で差が大きいことより、「最難関大を目指すには、苦手をつくってはいけない。今日、今から苦手克服に向けて学習しよう」と話をしていただきました。
医学部志望者には、「学習姿勢・コミュニケーション力、倫理・責任感」の重要性も話されました。生徒から質問が出て、活発な講演会となりました。
2年進路講演会
6月23日に2年生を対象として、進路講演会を行いました。
進路講演会では、河合塾京都校進学アドバイザー 三宅智之様より大学進学についてお話をしていただきました。
【志望大学の考え方】自分のやりたいことや興味。資格取得など、目的をもって大学を選ぼう。
【大学入試の種類】行きたい大学の入試方式を自分で調べ、早いうちに知っておこう。
【現役合格への近道】「成功者の8割は高3の1学期までに受験勉強を始めている」スタートは早ければ早いほうが有利!
【授業中心の学習を】高校生の学習は「授業中心」 授業を大切にするためにも予習をしよう。
【夏休みの大切さ】「インプットしたことが定着しアウトプットできるまで2か月かかる」この夏にきちんとできることが1つのポイント。
「目的意識をしっかり持ち、目標を立て、1日も早く受験生になろう」「まずは5分でいいから机に向かおう」と、これからのやる気につながるお話をしていただきました。
また、放課後には「最難関大志望者の会」も行われました。気持ち新たに、目標に向かう意識付けとなったと思います。
「残された時間は、みんな同じです。行きたい大学が望んでいる学生像を常にイメージしておきましょう。勉強できる時間が少ない教科ほど、授業中にいかに集中して学校の中で勉強を済ませることができるかも大きなポイントです。」
スタディーサポート報告会
4月14日に2年生、15日に3年生、5月6日に1年生を対象として、スタディーサポート報告会が行われました。
ベネッセコーポレーション北陸支社石川県担当の山田章浩様から、事前に受験したスタディーサポートの結果とその分析をお話ししていただきました。
自分の学力と学習のバランスを確認することができ、今後どのように学習をしていけばよいかを学ぶ機会となりました。