図書の窓
冬のビブリオバトル大会
2月7日(水)の放課後、第2回校内ビブリオバトル大会が開催されました。
発表者は1年生3名で、今回も本のジャンルや発表の仕方がバラエティに富んでおり、レベルの高い発表ばかりでした。
見事チャンプ本に輝いた本は、『逆ソクラテス』(伊坂幸太郎)でした。
【参加者の声】
・とてもレベルが高く、どの本もおもしろそうだなと思いました。発表者のみなさんは、簡潔にその本の良いところ、オススメポイントを伝えてくれて、とても聞きやすかったです。また、自らの体験を交えていて、自分のことのように思いながら聞けました。
・自分と本とを照らし合わせることで、考え方が変わったり、助けられたりするというのがいいなと思った。皆、本の世界に引き込むのが上手いと思った。
・自分の好きなセリフや、本の朗読、構成など、いろいろな角度からの本の紹介で、聞いていてどれもとても楽しかったです。一度読んだことがある本も、もう一度読み返したくなりました。また、本を紹介する時、そういう言い方があるんだな、とプレゼンの勉強にもなりました。
図書室通信1月号
図書室通信1月号を発行しました。ご覧ください。図書室通信1月号.pdf
図書室通信12月号
図書室通信12月号を発行しました。ご覧ください。図書室通信12月号.pdf
relax Vol.6を行いました
12/3(日)の午後、合同会社DMM.comにお勤めの東藤美沙紀さん(高校60回)を迎え、relax(「つながろう、話そう、……そして歩きだそう」)の第6回を行いました。
今回のテーマは「やりたいことの見つけ方」。「デザイナーから見たAI時代にも必要な力」をサブテーマに、考えている(考えてきた)こと、行動している(行動した)ことを中心に話してくださいました。
・「『やりたいこと』は『好きなこと』と『得意なこと』の掛け合わせ。 『やりたいこと』=職業名はもったいない。」
『好きなこと』は「夢中」、『得意なこと』は「無意識」を例に説明してくださいました。
・「自分はどんな人か? 自分は何がやりたいのか? それをどんどん言葉にしてみよう。
『これだっ』と腹落ちするワードを見つけて自分の宝物にしよう」
東藤さんは、『自分が作ったものをたくさんの人に使ってもらうって良いよな!』という想いから高校2年の時に美大進学を目指し、卒業後入った会社でゲーム開発のエンジニアの仕事をしながらデザイン学校で学び、現在の仕事に就くことを機会にふるさと石川に戻ってきました。高校時代に抱いた想いは、自分の軸として今も変わらないそうです。
また、これから必要な力として『言語化能力(自分の気持ちや理想を言葉にする力)』をあげ、「AIに言葉で指示を出すのは人間。言語化能力を高めていかねばならない。」とおっしゃいました。AI画像生成サービスを使って実際にイラストを作成し、東藤さんの指示に従ってAIが作成するイラストには、生徒からの驚きの声があがっていました。
relax vol.5を行いました
10/15(日)の午後、ビーケージャパンホールディングスにお勤めの新谷好生さん(高校60回)を迎え、relax(「つながろう、話そう、……そして歩きだそう」)の第5回を行いました。
今回のテーマは「好きなことを深掘りする大切さ」。「JICA海外協力隊で気づいたこと」をサブテーマに話してくださいました。
自分が何に興味があるのか? それを仕事にするのはどのようなやり方があるのか?
自分が何をして楽しいのか? 何をして生活していくのか?
楽しいことには夢中になれる。夢中になれるものを仕事にする。
大学卒業後、就職した地元の金融機関を1年で辞め、教育関係の仕事や海外協力隊、その後海外での仕事を経て、現在の仕事に至る中で自分が考え、行動したことを話してくださいました。
細かく細分化された600種余りの職種内容から自分が関わりたいことを選ぶ。
主役は現地の人、自分は黒子となって彼らが自走できるようサポートする、大学で学んだマーケティングの知識を活かし、売れる仕組みを作っていくのが新谷さんが取り組んだこと。
現地(フィリピン)では、単に農業生産物を売るのではなく、加工することでより高い値段で売り、彼らの収入をアップさせる。
めったに聴くことのできない海外協力隊でのお話は生徒にとって興味深いものでした。
自分の好きなもの、嫌いなもの=自分の価値観はもしかしたら、○○から植え付けられたものかも知れない…。