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校長室より
教育実習について
先週より教育実習生が2名来ています。明日1日は残していますが、今日は実習の仕上げというべき研究授業を実施しました。今の実習生は大学でみっちり仕込まれているようで、とてもスキルが高く早い段階から授業を担当できたこともあり、多くの授業を担当してもらうことができました。忙しい実習の中で指導案もよいものができたと思います。
今の生徒は小中学校からの流れで自然な教えあいができるため、その力を引き出してあげることが重要ですが、しっかりと意識されていたように感じました。授業とは生徒と一緒に作り上げるものです。教員の力はもちろん必要ですが、生徒の協力なくしてはよい授業にはなりません。今日の研究授業では生徒の協力もあり立派な授業を展開できていたようで良かったです。ぜひ採用試験を突破し、本県の工業教育の発展に貢献する人材となって欲しいものです。本校に配属されるともっと嬉しいですが、贅沢は言いません。
本校では教員の理解と協力を得て、できる限り実習生を受け入れています。率直に言って実習生の受け入れは教員の負担増になりますが、工業高校としてよりよい教育を持続的に行うためにも工業科の教員養成のお手伝いをすることは大切な使命の一つと考えているからです。工業科の教員を目指している学生さんの中で普通科の高校の卒業生であるなどの理由により実習先が見つからず困っている方がいましたらご相談下さい。(もちろん本校卒業生は最優先・大歓迎です。)
石川県高校総体・総文を終えて
本日6限目の時間帯に、表彰披露を行いました。
前回から、私が読み上げるのではなく、選手各自が賞状を持って檀上に上がり全校生徒に報告し、その後、私が賞状・トロフィー・優勝旗を受け取るスタイルをとっています。生徒はそれぞれ自分の言葉で少し照れながらも誇らしい様子で報告を行っていました。応援に行った生徒の存在も、選手にとって心強かったと思います。 私は教頭2人と分担し激励・応援に回りましたが、一部しか応援に行けず申し訳なく思っています。
上位の成績をあげたり、北信越大会や全国大会への出場権を得たりした皆さんは本当によく頑張ったと思います。他にも自分にとっての目標を達成できた人もたくさんいると思います。大会を含めここまでの経験はすべて大きな財産となるでしょう。
上位の大会の出場権を得た生徒には、更に高みを目指して一層の精進を期待したいと思います。
それ以外の生徒、特に3年生はそれぞれの次の目標に向かって気持ちを切り替えて学校生活を頑張ってくれることを期待したいと思います。「少年老いやすく学なりがたし」です。人生において高校時代は何物にも代えがたい宝物のような時間です。後悔のないよう勉強・部活動・資格取得等に全力で取り組んでくれるものと思います。
なお、優勝旗は校長室にしばらく飾りお客様にも見ていただきます。あわせてできるだけ校長室の扉を開けておくことにして多くの生徒に見てもらいたいと考えています。
改めて、選手の皆さん、お疲れ様、そしておめでとう。
※外部に向けては校地西側のテニスコートのフェンスに横断幕で紹介予定です。
左から登山、ハンドボール、少林寺拳法(女子)、少林寺拳法(男子)
ウェイトリフティング競技
ウェイトリフティング競技の選手の激励に医王山スポーツセンターへ来ました。ウェイトリフティング部のある学校は多くありませんが、ウォーミングアップの声は覇気があっていい雰囲気でした。また協会の方からも親しくお声かけいただきました。この様な大会の運営は協会のご協力や顧問の先生方の存在なくしては成り立ちません。
昨日の登山競技も同様ですが、選手の中から一人でも多くの選手が将来顧問や協会関係者として携わってくれるとありがたいと思います。
登山競技
登山競技閉会式のため、市ノ瀬ビジターセンターに来ました。
閉会式に先立って行われた交流会では、他校との交流と3年生各自からのメッセージが1・2年生に送られる場面がありました。他の競技とは違った学校を超えた登山競技全員の一体感が感じられました。
高校の部活動っていいものですね。ぜひこの中から教員になって山岳部の顧問として学校に戻って来てくれる人が多く出て欲しいものです。
ヘルメットの着用について その7
昨日、加賀市で自転車に乗った中学生が自動車と衝突して亡くなるという痛ましい事故がありました。亡くなった中学生のご冥福をお祈りします。加賀地区の中学生ということですので、ヘルメットをかぶっていたものと思います。それもあわせて事故の詳細はわかりませんので、軽々しく私見を述べることはできませんが、本校生徒にも死亡事故はもちろん、軽微な事故にも遭って欲しくありません。
昨年度から6回に渡ってヘルメットの着用についてここ(WEB上)でお願いをしましたが、残念ながら目立った成果はあげられていません。もちろん本校では今後も継続的にヘルメットの着用、安全運転の励行、自転車の整備等 自転車事故防止について指導をしていきます。
保護者の皆様におかれましては、亡くなられた中学生がわが子であったならと想像力を働かせヘルメット着用へのご理解とご協力をお願いします。努力義務ではあるとはいえ、本校に限らず、保護者の皆様におかれましてはお子様に着用をすすめていただけると助かります。
参考:https://www3.nhk.or.jp/lnews/k/kanazawa/20240523/3020020328.html
総体・総文壮行式 を行いました
本日、6限終了後に総体・総文壮行式 を行いました。そこでの話の抜粋を紹介します。
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さて、皆さんにお願いです。ただ勝利を目指すというのではなく、そこにたどり着く過程を大切にしてください。主に運動部に関しての話になってしまいますが、競技であれば勝ちたいと思うことは自然なことです。しかし、皆さんは工業高校の生徒ということもあって地道な事柄の積み重ねの大切さや丁寧な作業の重要性などを日ごろから指導され、切実に感じていると思うことからのお願いです。いい加減な練習、ちょっとした甘い考え、そういったものを排除し、自分に厳しく、仲間には寛容に接し、顧問の先生方の指導や皆で取り組んだ練習の成果を信じてより高みを目指して下さい。きっと、そのことが勝利への近道となるとともに皆さんの今後の人生をより豊かにしてくれるはずです。プロ野球楽天などで監督をした野村克也さんの座右の銘に「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」というものがあります。「負けるときには、何の理由もなく負けるわけではなく、その試合中に必ず何か負ける要素がある。一方、勝ったときでも、全てが良いと思って慢心すべきではない。勝った場合でも何か負けに繋がったかもしれない要素がある」という意味です。勝ちに驕ることなく、負けやミスから真摯に学ぶことを忘れないで下さい。
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また、大会まで、今までの努力が無駄にならないよう、体調管理に努め、病気やケガに十分気を付けて過ごすように伝えました。
保護者の皆様におかれましては総体・総文で全力を尽くすことができますようご支援いただけると助かります。
1学期中間試験が終わりました
今日で1学期中間試験が終わりました。校内を見て回ったところ、試験が終わったという解放感からか、爽やかで清々しい表情が見られました。
さて、次はいよいよ3年生は高校生活の部活動の締めくくりとなる高校総体・総文に向けて全力で取り組むことになります。11:00から理科実験教室において、来週月曜日に実施予定の壮行式に関する打ち合わせを行いました。壮行式に出て決意表明を行う各部代表の生徒が担当教諭の説明を聞いていました。ただ様子を見に行っただけなのですが、最後にいきなり{校長何か一言」と言われ、「とにかくかっこよく頼む」とお願いをしました。来週月曜日にどのような決意表明が聞けるのか楽しみです。私も激励の言葉を仕上げます。
企業訪問をしています
今、本校では企業訪問の季節です。就職のお礼、求人のお願い、インターンシップのお願い、生徒や学校に期待することなどを伺うことが目的です。例年、工業科の先生方を中心に手分けしてお世話になっている企業様をこの時期に訪問しています。昨年度は残念ながら回ることができませんでしたが、今年は都合がつく企業様へ私も何社か伺おうと考えています。その中で今日は小松駅近くのある企業様を訪問しました。色々お話しを伺うとともに工場内の見学もすることができ、大変勉強になりました。撮影禁止でしたので写真がないのが残念です。生徒も本校でキャリア教育として用意しているインターンシップや企業見学などをとおして見ることができます。
企業の業態によって時間通りであったり、時間が不規則であったり、交代制であったり、内勤ばかりであったり、外の業務がメインであったりと色々な働き方があります。また、同じ会社内であっても違いがあったり、キャリアを積んだことやライフステージによって働き方が選択できたり、変化したりとバリエーションが豊富です。身近な人が勤務していないとなかなか想像できないものです。
生徒には、自分の10年後、20年後、・・・と人生100年時代を見据えた人生設計として悔いのない選択、就職活動をしてもらいたいと考えています。
PTA総会等を実施しました
公開授業・PTA総会・進路ガイダンス・ホーム懇談会を実施しました。例年休日に実施し、代休を設けていましたが、今年度は平日・金曜日に実施しました。多くの保護者の皆様に公開授業を参観いただきありがとうございました。真剣に授業を受ける様子を見ていただき、生徒も励みになったのではないかと思います。
PTA総会は体育館で開きましたが、3限目の時間帯に電気科の2年生にシート敷きをはじめ準備を担当してもらいました。設営の様子を見に行ったところ元気に声を掛け合いながら楽しんでやってくれていました。また、撤収についても野球部やバスケットボール部をはじめとする部員たちが、教員の簡単な指示だけで協力して素早く行ってくれて15分程度で終わりました。本校生徒のフットワークの軽さが光る場面でした。
※PTA総会について詳しくは、こちらをご覧ください。
避難グッズの備蓄をしています
今日で1月1日の能登半島地震から4か月が経ちました。着実に復旧が進んでいるとはいえ、未だに水道が使えない地域が残っているなど、被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。
さて、本校では、能登半島地震をきっかけに避難グッズの備蓄をしています。あのような地震が再度、しかも学期中の平日に起こった場合を想定して”帰宅支援セット”を全校生徒分備蓄することとしました。昨年度中にPTAと相談して購入を決定したものです。
セットの内容は7年間保存可能な500mLの水と1食分のカロリーのクッキー、1回分の災害用トイレ、アルミ保温シートで、必要最低限のものコンパクトに箱詰めしたものです。もちろんこれで全校生徒が何日も耐えることは想定していませんが、生徒が徒歩で帰宅する場合のお守り、全員がなんとか一晩持ちこたえる、帰宅ができない一部生徒が使用するなど多様な事態で活用することができると考えています。
使う機会がないことが一番ですが、備えあれば憂いなしです。なお、卒業時には一人1セットずつ渡し、個人で活用してもらう予定で、来年度からは新入生分を新たに備蓄に加えて回して行きます。入学時に購入して3年後に卒業アルバムと一緒に持ち帰り、4年間は活用可能という訳です。このセットがきっかけになり、自分で必要と思うものを買い足すなど個人の防災意識の向上に役立つことも期待しています。
なお、今回このセットを購入するにあたって災害用ヘルメットの購入も検討しましたが、こちらは見送りました。理由は教室内に常備することが現実的でないこと、落ち着いた後は場合によっては自転車用で代用可能であること、やや高価であることなどです。自転車用と仕様が違うことは承知していますが、万が一のとき仕様・特性を理解して使えばないよりは良いと考えました。残念ながら自転車用ヘルメットの着用率が上がらない中で非常時しか使わない災害用ヘルメットの購入を躊躇したことも否めません。ただし、災害用ヘルメットを兼ねるということで自転車用ヘルメットの着用率が上げられないかとも考えています。
不登校児童生徒の保護者のための支援ガイドを掲載します。(令和6年6月26日)
石川県立小松工業高等学校
代表メール
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