校長室より

工場見学

 今日は全学年、工場見学の日です。実際の現場を見ることで、職業観を養い、自分の進路のイメージを持つことが主たる目的です。目的を忘れてはいけませんが、普段見ることができない工場のいわゆる現場を企業様のご厚意により見せていただけるとあって、生徒は予想以上に楽しみにしているようです。見送りに出て手を振ったらたくさんの生徒が手を振り返して応えてくれました。

 実際のところ大人の工場見学はなかなかの人気だとテレビで見たことがあります。また、私も理科教員として今まで工場見学をさせていただいており、どこも興味深く拝見しています。

 楽しいばかりではないと思いますが、このような企画をとおして進学・就職の進路を固めていくことになります。改めて考えてみると、大学からであれば基本的にはすべて自分で考え実行しなければならないか、できないことを、行き先を自由に選べないとはいえクラスメイトと一緒に行えることはとてもいいことだと感じています。3年生にれば就職希望先へ3年生の8月に応募前見学で行きます。そこまでの段階として本校では地域企業様のご協力の元、1年時から繰り返し色々な企画をとおして経験し慎重に選ぶことができる訳です。こういった点も工業高校の特徴ではないかと思います。

工場見学についてはこちらでもご覧いただけます

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高校野球の季節

 7月になり、いよいよ高校野球の季節が始まります。先週6/28には第106回全国高校野球選手権 石川大会の抽選がありました。初戦は7月14日(日)14:00~県立野球場、対戦相手は小松大谷高校です。例年保護者、同窓生をはじめたくさんの方々の応援をいただきありがとうございます。選手は皆、毎日精一杯の努力を続けてくれています。

 ところで、今日出勤したところ机の上に大会の冊子がありました。パラパラとめくり、県高野連の会長さんの文章が力強くて素敵だなとか、うちの選手の集合写真はなかなかイケているななどと思いながら目を通しました。しかし、読み込むうちに記録のページに行きつき、あることに気づきました。

 それは「本校が石川県で甲子園出場に王手をかけた最後の公立高校であること(平成21年)」です。「本校が石川県で甲子園出場を果たした最後の公立高校であること(平成12年)」は知っていましたが、本校以外の公立高校が出場権をかけて決勝戦を戦うことさえできていない事実は知りませんでした。昨年度の全国大会においても公立高校は数えるほどだったことを覚えています。本県においてもそれほどまでに私学の壁が厚いのかと改めて思い知らされました。

 本校の選手にはその壁を打ち破って3度目の甲子園出場を果たし、生徒はもちろん、同窓生の皆様を喜ばせて欲しいと思っています。保護者の皆様、同窓生の皆様、今年もどうぞ応援よろしくお願いいたします。

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第1回中学生の保護者対象学校説明会を開きました

 今年度第1回の中学生の保護者対象学校説明会を開きました。合計20名余りの生徒、保護者の皆様に来ていただきました。土曜日の午前中という設定でありながら、多くの方に参加いただきありがたいことです。保護者の皆様向けの内容ではありますが、親子で参加したいというご要望が増えており、体験学習とは違い親子でじっくりとご覧いただける機会となっているかと思います。今年度は残り3回で、土曜日では参加しにくい方もいらっしゃるのでは?とか土曜日とは違った学校の姿を見ていただけるのではないか?と考え、敢えて曜日や時間帯のバリエーションを増やして実施予定です。もしかしたら、昨年度より参加しにくいということにならないか不安な面もありますが、中学生ならびに中学生の保護者の皆様で本校への進学を検討している方はぜひお越しください。なお、次回第2回は 令和6年10月1日(火) 16時~17時と平日夕方開催です。普段の放課後の本校の姿をご覧いただける予定です。基本的な内容は各回同じですが、第1回に参加された方の参加も歓迎です。(昨年度も複数回参加の方が何人もいらっしゃいました)

令和6年度 中学生の保護者対象学校説明会についてはこちらからご覧いただけます。

 

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石川県優良部活動指導者表彰

 石川県優良部活動指導者表彰式に行ってきました。

 これは全国優勝や世界大会出場など顕著な成績を上げた部活動指導者を称えるものです。今回は12名の方が表彰され、県立高校4名、私立高校5名、中学校3名でした。

 特筆すべきは本校の佐藤宏樹教諭が「機械研究部」という非運動部の指導を通して表彰されたことで、実はこれは初めてのことです。昨年の「ものづくりコンテスト旋盤作業部門」において全国優勝を果たした実績によるもので、佐藤教諭の指導による全国優勝は2人目(本校では通算3人目です。それ以外にも何度も全国大会に出場を果たしています。)です。

 本校を含む非運動部の指導者が今後も継続的に表彰対象となる実績をあげられるよう、他の学校長と協力して行きたいと思います。

 中学生の皆さん、実績のある指導者のもとで全国優勝にチャレンジする、そんな高校生活をしてみませんか。

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工業生とテレビ番組

 昭和の時代はテレビを観ると〇〇になるなどと言われたりしました。しかし、現代の若者はテレビを観ないそうです。タイパが悪いからとか色々理由はあるようですが、とにかくスマホを通じて早送りしてドラマを見るけど放送時間に合わせてテレビの前に座って食い入るように見ることは少ないようです。

 ただ、工業高校である本校の生徒には復活したプロジェクトXや解体キングダム、魔改造の夜などの番組はぜひ見て欲しいと常々思っています。中でも私のおススメは解体キングダムです。理由は純粋に技術者のお仕事のすごさが見られるからです。解体という一点に絞られていますが、豪快な技、繊細な技、そして工夫。しかも相手が基本とっても大きいので、私達の日常のように”ひょい”と動かすわけにいかないところも面白いです。次におススメは魔改造の夜です。立派な技術者がおもちゃのようなものを真剣に大人数で改造していく、清々しいくらいにばかばかしくそして結果が一目瞭然というところに心を惹かれます。やってもいないのに、「これはダメだろう」「これはいけるのでは」などとテレビの前で偉そうにつぶやいて見ています。プロジェクトXは人間ドラマという側面が強いので高校生にはちょっと地味かなとは思いますが、大人はうんうんと頷きながら静かに見入ってしまうのではないでしょうか。特に「仲良く頑張りました」ばかりではなく、「お互いに反発しながらも心の中では認めていた」「あの人に頼まれたら頑張るしかない」みたいなところがかえってリアルで気に入っています。

 それ以外にも季節ものではありますが、ロボコンはど真ん中ストライクです。作品というか工作物のバリエーションの広さ、背景に見える努力や工夫のすごさなど胸が熱くなります。因みに本校でも種目やカテゴリーは違いますが工業部で取り組んでいますし、秋の産業教育フェアで一般の方にも見て楽しんでいただいています。

 という訳で、逆に小中学生で上にあげたような番組が好きな人は工業高校に向いていると思います。高校はどうしようかなぁと迷ったら選択肢に入れてもらえると嬉しいです。なお、今年の工業祭では久々に一般公開をする予定ですので、ぜひ直接見に来てください。

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次年度科目選択説明

 期末試験2日目の試験終了後、1年生は体育館に集合して次年度科目選択に関する説明を聞いてもらいました。

 選択科目は将来の進路や興味関心に応じて学ぶために重要なもので、1・2年生にはこの時期に説明をして7月上旬までに仮登録、その後面談等を使って確認・相談をして調整、秋に最終確認を行っています。

この選択により、進学できなくなる、就職できなくなるようなことはありません。どんな選択であれ、進学も就職も可能です。しかし、

●普通科目を選択(工業科目を減らして)
→国公立大学にチャレンジ
→大学進学後に留学したいから英語力アップ
→就職先で海外出張や海外勤務があるので英語力アップ
→就職を目指している会社の方が数学に強いと役立つとアドバイスをくれたから

●工業科目を選択(普通科目を減らして)
→工業科目が好きだからたくさん学んでそれを武器に就職したい
→シンプルに技を極め、挑戦したい
→技術力のある大学生になりたい
→就職のつもりだけど工業をより極めたくなったら大学進学

など、将来を見据えて積極的な理由(好き、やってみたい、挑戦したい、必要・・・)で選択をすることを推奨し、間違ってもあれが苦手だからこっちという消極的な選択はやめるように指導しています。

 保護者の皆様には、生徒が持ち帰った資料に目をとおしたうえで、お子様とじっくり相談し”積極的な理由”による選択のご指導をお願いします。なお、科目選択について不明点、相談等がございましたら、担任までご連絡ください。

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自校体操

 本校には、自校体操という伝統の体操があります。第一と第二があり、昭和26年に制定されたものです。例年入学したての1年生は、体育の授業の【体づくり運動】の一つとして1学期にこの体操に取り組みます。

 5月のスポーツテストのときはまだたどたどしいのですが、2学期の体育大会のときにはとても立派な姿を見せてくれたのをおぼえています。なお、体育大会ですごいと感じるものの、続いての2年生の第二を見ると、上には上がいるものだと感心させられます。ぜひ外部の方にも見て欲しいと思うほどです。

 ただ、入学して時間が経てばうまくなるのだろうくらいに思っていたのですが、先日授業を見る機会があり、とても真剣な取り組みが実にかっこよく、この緊張感が上達につながるのだと感じました。5人ずつ体育館のステージに上がり、大きな掛け声を発しながら”演技”をしていくのですが、規定通りの動きができていないと、その段階で座らされ今回は脱落し、残りの友人を見守ることになるのです。言い換えるとゲームのように動きをクリアしていかないと最後まで演技ができず、最後まで乗り切ったとしても合格になるかは判定次第というものです。まるで、韓流アイドルの育成段階の映像を見ているようです。

 合格したときに他の生徒から送られる合格者への拍手がまた素晴らしいのです。もちろん私も拍手をしました。

 こういった教員の指導に真剣に応える、みんなで拍手を送るといった取り組みに支えられ、地域に求められるしっかりとした人材に成長していくのだな、と思いました。”いいもん見せてもらいました。”

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北信越大会を終えて

 先週末、今年度の北信越大会が5県の各地で開催されました。本校からは柔道、ハンドボール、少林寺拳法、陸上競技、ウェイトリフティングが出場しました。結果の詳細は別に公開されると思います。県大会および今回の大会の結果を受けてハンドボール、少林寺拳法、陸上競技、ウェイトリフティング、登山、ボウリングが高校総体・全国大会に出場予定です。全国大会が控えている部は全国大会に向けて、そうでない部は新チームとなって次の目標に向けて始動します。また、引退した3年生は就職・進学に向けて集中していくことになります。

 なお、水泳競技の県大会も行われ、1名が北信越大会出場を決めました。また、野球部はいよいよ夏の大会を迎えようとしています。保護者の皆様をはじめ、多くの皆様の応援よろしくお願いいたします。

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教育実習について

 先週より教育実習生が2名来ています。明日1日は残していますが、今日は実習の仕上げというべき研究授業を実施しました。今の実習生は大学でみっちり仕込まれているようで、とてもスキルが高く早い段階から授業を担当できたこともあり、多くの授業を担当してもらうことができました。忙しい実習の中で指導案もよいものができたと思います。

 今の生徒は小中学校からの流れで自然な教えあいができるため、その力を引き出してあげることが重要ですが、しっかりと意識されていたように感じました。授業とは生徒と一緒に作り上げるものです。教員の力はもちろん必要ですが、生徒の協力なくしてはよい授業にはなりません。今日の研究授業では生徒の協力もあり立派な授業を展開できていたようで良かったです。ぜひ採用試験を突破し、本県の工業教育の発展に貢献する人材となって欲しいものです。本校に配属されるともっと嬉しいですが、贅沢は言いません。

 本校では教員の理解と協力を得て、できる限り実習生を受け入れています。率直に言って実習生の受け入れは教員の負担増になりますが、工業高校としてよりよい教育を持続的に行うためにも工業科の教員養成のお手伝いをすることは大切な使命の一つと考えているからです。工業科の教員を目指している学生さんの中で普通科の高校の卒業生であるなどの理由により実習先が見つからず困っている方がいましたらご相談下さい。(もちろん本校卒業生は最優先・大歓迎です。)

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石川県高校総体・総文を終えて

 本日6限目の時間帯に、表彰披露を行いました。

 前回から、私が読み上げるのではなく、選手各自が賞状を持って檀上に上がり全校生徒に報告し、その後、私が賞状・トロフィー・優勝旗を受け取るスタイルをとっています。生徒はそれぞれ自分の言葉で少し照れながらも誇らしい様子で報告を行っていました。応援に行った生徒の存在も、選手にとって心強かったと思います。 私は教頭2人と分担し激励・応援に回りましたが、一部しか応援に行けず申し訳なく思っています。

 上位の成績をあげたり、北信越大会や全国大会への出場権を得たりした皆さんは本当によく頑張ったと思います。他にも自分にとっての目標を達成できた人もたくさんいると思います。大会を含めここまでの経験はすべて大きな財産となるでしょう。

 上位の大会の出場権を得た生徒には、更に高みを目指して一層の精進を期待したいと思います。
 それ以外の生徒、特に3年生はそれぞれの次の目標に向かって気持ちを切り替えて学校生活を頑張ってくれることを期待したいと思います。「少年老いやすく学なりがたし」です。人生において高校時代は何物にも代えがたい宝物のような時間です。後悔のないよう勉強・部活動・資格取得等に全力で取り組んでくれるものと思います。

 なお、優勝旗は校長室にしばらく飾りお客様にも見ていただきます。あわせてできるだけ校長室の扉を開けておくことにして多くの生徒に見てもらいたいと考えています。
 改めて、選手の皆さん、お疲れ様、そしておめでとう。

※外部に向けては校地西側のテニスコートのフェンスに横断幕で紹介予定です。

 左から登山、ハンドボール、少林寺拳法(女子)、少林寺拳法(男子)

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ウェイトリフティング競技

 ウェイトリフティング競技の選手の激励に医王山スポーツセンターへ来ました。ウェイトリフティング部のある学校は多くありませんが、ウォーミングアップの声は覇気があっていい雰囲気でした。また協会の方からも親しくお声かけいただきました。この様な大会の運営は協会のご協力や顧問の先生方の存在なくしては成り立ちません。

 昨日の登山競技も同様ですが、選手の中から一人でも多くの選手が将来顧問や協会関係者として携わってくれるとありがたいと思います。

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登山競技

 登山競技閉会式のため、市ノ瀬ビジターセンターに来ました。

 閉会式に先立って行われた交流会では、他校との交流と3年生各自からのメッセージが1・2年生に送られる場面がありました。他の競技とは違った学校を超えた登山競技全員の一体感が感じられました。

 高校の部活動っていいものですね。ぜひこの中から教員になって山岳部の顧問として学校に戻って来てくれる人が多く出て欲しいものです。

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ヘルメットの着用について その7

 昨日、加賀市で自転車に乗った中学生が自動車と衝突して亡くなるという痛ましい事故がありました。亡くなった中学生のご冥福をお祈りします。加賀地区の中学生ということですので、ヘルメットをかぶっていたものと思います。それもあわせて事故の詳細はわかりませんので、軽々しく私見を述べることはできませんが、本校生徒にも死亡事故はもちろん、軽微な事故にも遭って欲しくありません。

 昨年度から6回に渡ってヘルメットの着用についてここ(WEB上)でお願いをしましたが、残念ながら目立った成果はあげられていません。もちろん本校では今後も継続的にヘルメットの着用、安全運転の励行、自転車の整備等 自転車事故防止について指導をしていきます。

 保護者の皆様におかれましては、亡くなられた中学生がわが子であったならと想像力を働かせヘルメット着用へのご理解とご協力をお願いします。努力義務ではあるとはいえ、本校に限らず、保護者の皆様におかれましてはお子様に着用をすすめていただけると助かります。 

参考:https://www3.nhk.or.jp/lnews/k/kanazawa/20240523/3020020328.html

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総体・総文壮行式 を行いました

 本日、6限終了後に総体・総文壮行式 を行いました。そこでの話の抜粋を紹介します。

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 さて、皆さんにお願いです。ただ勝利を目指すというのではなく、そこにたどり着く過程を大切にしてください。主に運動部に関しての話になってしまいますが、競技であれば勝ちたいと思うことは自然なことです。しかし、皆さんは工業高校の生徒ということもあって地道な事柄の積み重ねの大切さや丁寧な作業の重要性などを日ごろから指導され、切実に感じていると思うことからのお願いです。いい加減な練習、ちょっとした甘い考え、そういったものを排除し、自分に厳しく、仲間には寛容に接し、顧問の先生方の指導や皆で取り組んだ練習の成果を信じてより高みを目指して下さい。きっと、そのことが勝利への近道となるとともに皆さんの今後の人生をより豊かにしてくれるはずです。プロ野球楽天などで監督をした野村克也さんの座右の銘に「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」というものがあります。「負けるときには、何の理由もなく負けるわけではなく、その試合中に必ず何か負ける要素がある。一方、勝ったときでも、全てが良いと思って慢心すべきではない。勝った場合でも何か負けに繋がったかもしれない要素がある」という意味です。勝ちに驕ることなく、負けやミスから真摯に学ぶことを忘れないで下さい。
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 また、大会まで、今までの努力が無駄にならないよう、体調管理に努め、病気やケガに十分気を付けて過ごすように伝えました。

 保護者の皆様におかれましては総体・総文で全力を尽くすことができますようご支援いただけると助かります。 

 

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1学期中間試験が終わりました

 今日で1学期中間試験が終わりました。校内を見て回ったところ、試験が終わったという解放感からか、爽やかで清々しい表情が見られました。

 さて、次はいよいよ3年生は高校生活の部活動の締めくくりとなる高校総体・総文に向けて全力で取り組むことになります。11:00から理科実験教室において、来週月曜日に実施予定の壮行式に関する打ち合わせを行いました。壮行式に出て決意表明を行う各部代表の生徒が担当教諭の説明を聞いていました。ただ様子を見に行っただけなのですが、最後にいきなり{校長何か一言」と言われ、「とにかくかっこよく頼む」とお願いをしました。来週月曜日にどのような決意表明が聞けるのか楽しみです。私も激励の言葉を仕上げます。

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企業訪問をしています

 今、本校では企業訪問の季節です。就職のお礼、求人のお願い、インターンシップのお願い、生徒や学校に期待することなどを伺うことが目的です。例年、工業科の先生方を中心に手分けしてお世話になっている企業様をこの時期に訪問しています。昨年度は残念ながら回ることができませんでしたが、今年は都合がつく企業様へ私も何社か伺おうと考えています。その中で今日は小松駅近くのある企業様を訪問しました。色々お話しを伺うとともに工場内の見学もすることができ、大変勉強になりました。撮影禁止でしたので写真がないのが残念です。生徒も本校でキャリア教育として用意しているインターンシップや企業見学などをとおして見ることができます。

 企業の業態によって時間通りであったり、時間が不規則であったり、交代制であったり、内勤ばかりであったり、外の業務がメインであったりと色々な働き方があります。また、同じ会社内であっても違いがあったり、キャリアを積んだことやライフステージによって働き方が選択できたり、変化したりとバリエーションが豊富です。身近な人が勤務していないとなかなか想像できないものです。

 生徒には、自分の10年後、20年後、・・・と人生100年時代を見据えた人生設計として悔いのない選択、就職活動をしてもらいたいと考えています。

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PTA総会等を実施しました

 公開授業・PTA総会・進路ガイダンス・ホーム懇談会を実施しました。例年休日に実施し、代休を設けていましたが、今年度は平日・金曜日に実施しました。多くの保護者の皆様に公開授業を参観いただきありがとうございました。真剣に授業を受ける様子を見ていただき、生徒も励みになったのではないかと思います。

 PTA総会は体育館で開きましたが、3限目の時間帯に電気科の2年生にシート敷きをはじめ準備を担当してもらいました。設営の様子を見に行ったところ元気に声を掛け合いながら楽しんでやってくれていました。また、撤収についても野球部やバスケットボール部をはじめとする部員たちが、教員の簡単な指示だけで協力して素早く行ってくれて15分程度で終わりました。本校生徒のフットワークの軽さが光る場面でした。

 

 

※PTA総会について詳しくは、こちらをご覧ください。

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避難グッズの備蓄をしています

 今日で1月1日の能登半島地震から4か月が経ちました。着実に復旧が進んでいるとはいえ、未だに水道が使えない地域が残っているなど、被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。

 さて、本校では、能登半島地震をきっかけに避難グッズの備蓄をしています。あのような地震が再度、しかも学期中の平日に起こった場合を想定して”帰宅支援セット”を全校生徒分備蓄することとしました。昨年度中にPTAと相談して購入を決定したものです。

 セットの内容は7年間保存可能な500mLの水と1食分のカロリーのクッキー、1回分の災害用トイレ、アルミ保温シートで、必要最低限のものコンパクトに箱詰めしたものです。もちろんこれで全校生徒が何日も耐えることは想定していませんが、生徒が徒歩で帰宅する場合のお守り、全員がなんとか一晩持ちこたえる、帰宅ができない一部生徒が使用するなど多様な事態で活用することができると考えています。

 使う機会がないことが一番ですが、備えあれば憂いなしです。なお、卒業時には一人1セットずつ渡し、個人で活用してもらう予定で、来年度からは新入生分を新たに備蓄に加えて回して行きます。入学時に購入して3年後に卒業アルバムと一緒に持ち帰り、4年間は活用可能という訳です。このセットがきっかけになり、自分で必要と思うものを買い足すなど個人の防災意識の向上に役立つことも期待しています。

 なお、今回このセットを購入するにあたって災害用ヘルメットの購入も検討しましたが、こちらは見送りました。理由は教室内に常備することが現実的でないこと、落ち着いた後は場合によっては自転車用で代用可能であること、やや高価であることなどです。自転車用と仕様が違うことは承知していますが、万が一のとき仕様・特性を理解して使えばないよりは良いと考えました。残念ながら自転車用ヘルメットの着用率が上がらない中で非常時しか使わない災害用ヘルメットの購入を躊躇したことも否めません。ただし、災害用ヘルメットを兼ねるということで自転車用ヘルメットの着用率が上げられないかとも考えています。

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新体力テストを行いました

 新体力テストを行いました。

 人生100年時代と言われていますが、一生に渡って健康的な生活を送るためには、一生の基礎となる若いうちの体づくりと適切に管理していく知識などが必要になります。その一つとして体力測定により、自分の現在の体力を知ることは重要です。 また、目標を設定し、日々の生活に取り入れることで、より健康的な体づくりができます。

 生徒には、「身体能力を測定し、それぞれの強みや改善点を見つけることができるので、無理をする必要はないが、自分の今の状態を正しく知るため、丁寧に取り組んで欲しい。」と最初の挨拶で伝えました。

 その後、体育委員が前に出て、全校生徒で”自校体操”を行いました。”自校体操”というのは、昭和26年に制定された本校独自の体操であり、秋の体育祭でも例年披露されるものです。現時点でもなかなか見ごたえがありますが、秋に向けてさらにブラッシュアップされて行きます。しかも2年生はやはり1年生よりも洗練されている印象で感心させられます。

 今日は卒業アルバム用に写真屋さんが撮影に来ているので、真剣に取り組んでいるかっこいい姿を見せるよう生徒に伝えましたが、かっこよく写ったでしょうか?

 天気も大きく崩れることなくもったおかげもあり、スムーズに進み午後の予定を20分早めることができました。午後は各自が1人1台端末を使って記録を入力しました。これによってデータの集約がスピーディーにできます。因みに昨年度から球技大会の申し込みもデジタル化し各クラスが入力する仕組みにしたおかげでスピードアップができています。

 6限は体育館で表彰伝達式と生徒総会を行いました。表彰伝達式は春休みから現在にかけての大会で入賞を果たした生徒が自分で全校生徒の前で披露し、最後に賞状を私が受け取る形式で行いました。全校生徒に拍手され選手のみんなは励みになったことでしょう。その後、レイアウトを素早く変更し生徒総会にうつりました。コロナの影響で昨年度までしばらくの間、教室にてリモートで行ってきたのですが、今回従来の形式に戻しました。会はスムーズに進み拍手で承認されました。会に先立って生徒会課主任より、会の概要や意義の説明もあったこともあり、生徒各自が真剣に参加したよい総会であったと思います。

生徒総会について詳しくはこちらからご覧ください。

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遠足を実施しました

 好天に恵まれ、1年生は木場潟公園、2・3年生は憩いの森まで遠足に行きました。ボランティア遠足として各学年出発前や道中にてゴミ拾い等を行い、1~1.5時間程度かけて目的地に到着し、レクリエーション等で親睦を深めていました。特に3年生は今回、焼きそばを作って食べることができました。コロナでこのような企画ができなかった4年間でしたが、今後も生徒が楽しんで行える企画ができればと思っています。私は時間差で出発する全学年を見送り、ケガ等で別に移動する生徒が無事学校を離れるのを確認してから憩いの森、木場潟公園の順で回りました。

 憩いの森では生徒とは違い奥の入り口から遠回りをして入りました。結構、市民の方が散歩していらっしゃっており、散策中の生徒が皆さんとすれ違う度、挨拶しているのを見て関心しました。さすがは2・3年生です。企業様からも挨拶は基本と伺っていることもあって、日ごろから教員が指導してはいるのですが、こんな場面でも自然にできていることが素晴らしいです。とてもうれしくなりました。

 木場潟ではのびのびと過ごす生徒と遠くを通過する新幹線を見て清々しい気分になって学校へ戻りました。

1年生の様子
3年生の様子

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求められる人物像~企業が採用したい人物~

 本日6限目のLHの時間に全校生徒を集めて「求められる人物像~企業が採用したい人物~」について、3年学年主任から話をしました。昨年度就職を控える3年生に話した内容ですが、就職を控えた今年度の3年生はもちろん、1・2年生にも高校生活を送る上で役に立つと考え、行ったものです。

 本校では、日頃から就職の面接に耐える容儀をするようにと指導しています。それは、就職の面接の時だけちゃんとしていればよいというのではなく、将来を見据えて自分はどうあるべきかを自ら考え、日頃からきちんとした学校生活を送ることが自分の将来にとって大切であると納得してもらうため行っている呼びかけです。多少厳しいと感じる生徒もいるようですが、多くの生徒は自分の将来にとって必要であると理解・納得し、実践しています。多くの企業様からこのような生徒・学校の姿勢が評価・信頼され、求人をいただけていると感じています。

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高校生強化指定証交付式に行って来ました

石川県の高校生強化指定証交付式に行って来ました。

本校では

・少林寺拳法部(男子)
・少林寺拳法部(女子)
・ハンドボール部(男子)
・ウェイトリフティング部(男子個人)

が指定を受けました。

※式の様子はこちらでご覧いただけます。
 ・https://www.chunichi.co.jp/article/886185?rct=k_ishikawa

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 教員の仕事や部活動指導がブラックと言われながらも顧問の頑張りに部活動が支えられているのは間違いありません。そして、そのおかげで生徒が様々な得難い経験をすることができているのも事実です。

 認証式の会場に入ったとき、私立高校の多さに驚くと同時に、県立学校としてその場にいること、しかも4つの部活動が指定を受けること、すなわち本校の部活動が活発かつ成果を挙げ、期待されていることを再認識しました。強くなること、結果を出すことだけが部活動の目的ではありません。人間力を鍛える、仲間とかけがえのない時間を共有する、など形のない一生の財産を得ることが目的だと思っています。しかし、好成績を上げることは生徒の達成感を得る一つの素晴らしい成果であると思っています。

 保護者の皆様には、生徒の部活動参加を物心両面から支えていただいていることに、学校として感謝しています。生徒にも機会あるごとに伝えていますが、そのことを今の生徒は意識しているし、口にもします。えらいですね。自分が高校生のときはそんなことを意識していなかったと思います。今でも高校時代の部活動の先輩や後輩と交流がありますが、この年齢になってしみじみいいものだなと感じ、いまさらながら支えてくれた両親に感謝しています。

 中学生の皆さん、本校では強化指定を受けた部活動はもちろん、そうでない部活動でも活発に活動を行っています。ぜひ本校で高校生活を送ってみませんか?

本校の部活動はこちらからご覧いただけます

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SOSの出し方教室

 新学期も2週目を迎えています。生徒は概ね順調に学校生活を送っていると感じています。

 しかし自分でも意識しないうちに、疲れていたり、不安な気持ちになったりすることもあります。そこでなるべく早い段階でこの様な機会を持ってストレスへの対処法を確認してもらっています。

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学校が動き出しました

 4月ももう11日。1年生も入学して4日目を迎えています。スムーズに高校生活をスタートしてもらうために、色々な説明がたくさんあります。

 昨日はスマートフォンとChromebookを使ってGoogle Classroomの使用法などを確認していました。Google Classroomは様々な連絡や教材提示などができ、GIGAスクール構想を推進する上で欠かせないソフトウェア環境です。生徒は教員の指導の元、操作を確認していました。本校では授業内での活用はもちろんのこと、必要に応じて家庭学習への利活用を進めています。

 また、今日は施設・設備を見るため校内を教師の案内の元、少人数のグループで回る姿が見られました。できる限り校長室のドアを開け、気配があれば顔を出しましたが、全てのグループに声掛けができず残念でした。因みに引率していたある教員が「ここが校長室。とってもいいことをしたときか、とっても悪いことをしたときに来るところ」と紹介していました。確かに生徒にとってはそうかもしれません。そこですかさず生徒に向かって「なんでもいいから誉めて欲しいこととか聞いて欲しいことがあったら来なさい。」と付け加え、何グループかは中を見学してもらいました。

 教室を覗きに行くと、これからの学びについて説明を受けていました。安全に関する説明は先生方も力が入っていました。工業高校なのでここは特に外せないところです。入学式でも式辞で伝えましたが、大きな危険がない点については、失敗から学ぶことも大事ですね。

 という訳で緊張の毎日だと思いますので、週末はゆっくり心身ともに休めて回復に努めて欲しいものです。

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ラジオ番組「こちらものづくりのまちの放送部」について

 ラジオこまつさんで、先日より「こちらものづくりのまちの放送部」という番組が始まっています。すでにお聞きになった方もいるかもしれません。

 放送部が、ラジオこまつさん(https://www.radio-komatsu-new.com/)から依頼を受けて、番組作りに参加しているものです。内容は地元企業の方にインタビューするという形で1か月に4番組、1つの番組は10分間です。

その第1回放送分を本日(4/10)の昼休みに放送しました。放送中に1年生の教室を回って様子を見てきましたところ、多くの生徒が興味を持って聞いていたようでした。

 実は、放送よりも先に音源を聞かせてもらっており、なかなか自然で素晴らしいできだと感じていました。放送は、毎週水曜日18:45~18:55です。ラジオ、インターネットラジオで聴取可能です。ぜひお聞き下さい。

 ラジオこまつ番組表:https://www.radio-komatsu-new.com/%E7%95%AA%E7%B5%84%E8%A1%A8/

 地元小松の企業様からの大切にかつ期待されていることを感じることができます。関係の皆様、本当にありがとうございます。今後も本校の目標である「地域産業の発展に貢献できる有為な産業人の育成」に努めて参ります。

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ヘルメットの着用について その6

 自転車運転時のヘルメット着用が努力義務化され1年が経ちました。努力義務とは、法令などで「~するよう努めなければならない」「~努めるものとする」などと規定される内容のことです。 義務ではなく、違反したとしても罰則は科せられません。そのためか、本県でも高校生の着用率は低く、本校でも同様の傾向があります。

 

 本日4/10の朝に自転車小屋を見て回りましたところ、1年生の自転車小屋で22台の自転車にヘルメット(半数は中学校から継続使用と思われます)がありました。昨年度の1年生は8個でしたので、大幅アップですが、大半の生徒はヘルメットなしで自転車で登校していることになります。

 かっこ悪いとか、髪が乱れるとか、めんどくさいとか色々理由はあると思います。しかし、未来ある皆さんにはぜひヘルメット着用をお願いします。また、着用している人は継続して下さい。なぜなら、次にあげるように高校生の自転車による重大な事故が後を絶たないからです。

参考 https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20240408/8020020005.html

 努力義務ではあるとはいえ、本校に限らず、保護者の皆様におかれましてはお子様に着用をすすめていただけると助かります。  

 昨年度も5回に渡ってヘルメットの着用についてここ(WEB上)でお願いをしましたが、残念ながら目立った成果はあげられていません。もちろん本校では今後も継続的にヘルメットの着用、安全運転の励行、自転車の整備等 自転車事故防止について指導をしていきます。

 保護者の皆様におかれましては、ヘルメット着用へのご理解とご協力をお願いします。

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入学式を挙行いたしました

 令和6年度の入学式を挙行し、新入生190名の入学を許可し、迎えることができました。3年間充実した高校生活を送り、立派に成長して地域の産業界に貢献できる人材となって欲しいと願っています。

 式辞の抜粋を載せます。

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 さて、本校の教育目標の一つに「自ら専門技術の練磨を図り、科学的な探究心を持ち、創意工夫する人材を育成する」というものがあります。これは失敗を恐れず物事に懸命に取り組むことの大切さを表していると思っています。
アメリカの発明家・実業家として20世紀に様々なアイデアを形にしたトーマス・エジソンの言葉に、「ほとんどの人の弱点は、ほんの1、2回の失敗でやめてしまうことなんだ。」というものがあります。逆に言えば、失敗を恐れず粘り強く取り組むことができる人はそれだけで大きな長所があり、ほとんどの人に対してアドバンテージを持つということです。
 学校は挑戦して失敗から学ぶことができるところです。もちろん大きなけがや取り返しのつかない事故はいけません。また、同じ失敗を繰り返すこともよいことではありません。しかし、何度も繰り返し練習したり、挑戦したりして経験を積んだり、良い方法を見つけたりということをはじめ、一所懸命な失敗は皆さんを大きく成長させてくれるとともに成功へと導いてくれるでしょう。
 皆さんも、どうか失敗を恐れず粘り強く取り組むことで高校生活を充実したものにし、自分の未来を切り拓いていってください。本校にはそれを支える教員・先輩がいます。

 高校3年間は素晴らしい経験や出会いがたくさんあります。皆さんが本校で過ごす時間や本校でできた友人が一生の財産となり、小松工業高校を卒業してよかったと思えるよう、教職員一同、全力で支援・指導をしていきますので、一緒に頑張っていきましょう。新入生の皆さんの高校生活が楽しく充実したものになりますよう、心から祈念して式辞といたします。

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今年度もよろしくお願いします

 学校長の室田です。今年度も引き続き学校長として小松工業高等学校の発展に尽くしてまいります。あわせてこの「校長室より」を投稿しますので、よろしくお願いします。

 この投稿はWEBページということで、特に外部の方に、本校の様子を知っていただくために使って行きたいと考えています。話題にして欲しいことなどありましたら教えてください。生徒に負けない様、頑張っていきます。

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1年間ありがとうございました

 この書き込みを始めて早くも1年が経ちました。この間、投稿を165回、アクセスカウンターは約3200でした。1投稿につき約19回閲覧していただいたことになります。PTAの集まりのときなどに何度か「校長先生、読んでますよ」と言われるたび、嬉しさとともにプレッシャーを感じながら続けて来ました。少しでも学校内の様子や私の考えを知っていただけたらと考えやって来ましたが、閲覧対象を限定していないこともあり、話題や表現に難しさを感じながらも、一定の成果はあったかと思っています。メール配信の併用、生徒向けにはClassroomの活用、SNSの利用などできることはたくさんあると思います。因みにWEBページそのものの1日あたりの閲覧数はR4年度の1090から、2400と増加しています。本当にありがとうございました。

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全国高等学校ウェイトリフティング競技選抜大会

金沢市で開催の全国高等学校ウェイトリフティング競技選抜大会の応援に行きました

  小学生くらいの頃、テレビでオリンピック競技として見ていましたが、細かなルールを知っているわけではなく、単純にすごく重いものを持ち上げる超人の競技と感じていました

 ルールをネットで確認しながら見ていましたが、やっと終わる頃になって把握できました

 なお、男子61kg級で山岸君が皆の声援を受けて健闘し、4位入賞を果たしました

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令和5年度究める課題研究発表会内「小松高校生による実験教室」に生徒が参加します

 3月17日(日)13:30 PM〜4:00 PM サイエンスヒルズこまつにおいて、令和5年度究める課題研究発表会内「ポスターセッション」、「小松高校生による実験教室」があり、本校から電気科1年生が参加します。内容としては、第21回 高校生技術・アイディアコンテスト全国大会部活動部門において優秀賞受賞した「身体障碍者が楽しむことができるAIラジコンカー」で、実際に演示し、体験可能の予定です。 

関係URL

令和5年度究める課題研究発表会内「小松高校生による実験教室」


https://zenkoukyo.or.jp/web/content/uploads/21idea_result.pdf
https://cms1.ishikawa-c.ed.jp/komakh/blogs/blog_entries/view/1039/ab078ed0c2e43be1d730f4804d39294e?frame_id=1029
https://cms1.ishikawa-c.ed.jp/komakh/%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E7%B4%B9%E4%BB%8B/%E6%A0%A1%E9%95%B7%E5%AE%A4

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義援金贈呈式に行って来ました

 加賀地区の他の高校と連携して、校内や小松駅で実施した募金活動で集まった義援金の贈呈式が石川県文教会館で行われました。本校からも代表の生徒2名が参加しました。

 今回のこの活動は小松高校の生徒会が中心となって、生徒主体で行いました。今回の贈呈式も含め、生徒が自分たちで苦労してやり遂げたものです。リハーサルから立ち合いましたが、本番では立派に進めて、高校生の能力の高さ。のびしろを実感しました。挨拶も原稿を見ることなく堂々としていましたが、その中でお金だけでなく、応援している仲間がいるということを忘れないで欲しいという趣旨が述べていたのが印象的でした。復旧・復興の長く険しい道のりも、彼らの姿を見ていると大丈夫だと感じさせられました。

 贈呈式の後、3つのグループに分かれ交流会が行われ、最初はぎこちなく話していましたが、すぐに打ち解け笑顔も見え、連絡先を交換する姿もありました。

 

※詳しくはテレビや新聞報道でご覧いただければ助かります。

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卒業証書授与式を行いました

 第59回卒業証書授与式を同窓会会長、PTA会長をはじめとする来賓の皆様のご臨席の元、挙行いたしました。保護者の皆様、本日は本当におめでとうございます。

 同窓会会長山崎様からは、若者に対するエールとなるご祝辞をいただき、在校生代表からは、オリジナリティあふれる心のこもった送辞をもらいました。それに応えるような、卒業生代表による思い出と決意の答辞でした。

 終了後にご来賓の皆様から「良い式だった」と言っていただけてほっと一安心です。

 卒業生の皆さん、卒業おめでとう!若き技術者としての活躍を期待しています。

 
 式の後、ご来賓の皆様と

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新聞取材を受けました

 第21回 高校生技術・アイディアコンテスト全国大会部活動部門における優秀賞受賞について、地元新聞2社から取材を受けました。

 生徒は質問に一所懸命に答えていました。このような形で認められ、知っていただけることは何より生徒の励みになります。ありがとうございました。下の写真は記者さんのリクエストに応えて笑顔でポーズをとっているところですが、自然な笑顔が出せていて、受賞の素直な喜びが感じられました。明日以降新聞に掲載される予定です。ぜひご覧ください。

関係URL 
https://zenkoukyo.or.jp/web/content/uploads/21idea_result.pdf

https://cms1.ishikawa-c.ed.jp/komakh/blogs/blog_entries/view/1039/ab078ed0c2e43be1d730f4804d39294e?frame_id=1029

 

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自転車保険義務化

 自転車保険義務化ちらしが届きました。(保護者の皆様にはメール配信済みです)

https://cms1.ishikawa-c.ed.jp/komakh/wysiwyg/file/download/17/6334

 保護者の皆様におかれましては、保険への加入を確認し、未加入等不備がありましたら、加入手続きをお願いします。また、あわせてヘルメットの着用・自転車の整備のご指導をお願いします。

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古岡奨学会 記念品贈呈式

 古岡奨学会より北陸担当の藏前様が来校され、本校の奨学生への記念品贈呈式を校長室で行いました。卒業式はまだ先ですが、学業・部活動・資格取得と精いっぱいの努力をして卒業していくことを本当に誇らしく思います。経験を積んで成績には表せない一生の財産もたくさん本校で手にしたことでしょう。本人の頑張りだけでも3年間応援していただいた古岡奨学会様への恩返しになっていると思いますが、ぜひ社会で活躍することで今度は支える番として後輩の手本となることを期待しています。

 因みに古岡奨学会様の奨学金は給付型であり、本県で今回卒業を迎える3年生は3名とのことです。

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小松の高校 探究成果発表会 ~北陸新幹線小松駅開業特別企画~

 Komatsu 九(こまつないん)での北陸新幹線小松駅開業特別企画「小松の高校 探究成果発表会」に行きました。本校からは今回、建設科の3名が学校を代表して発表をしてくれました。本校建設科での学びやものづくりコンテストというものについて興味をもっていただけたと感じています。他の参加校の発表もそれぞれ特徴があってよかったと思います。

 

なお、他にギャラリースペースには本校の展示物がありますので小松駅にお寄りの際はぜひご覧ください。

   

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スキー実習

 本日1年生が第38回スキー実習を一里野温泉スキー場で実施しました。

 昨日までとうってかわって平地では暑すぎるくらいの晴天に恵まれ、絶好のコンディションの中でスキーを楽しむことができているようです。多分県下唯一の実施校だと思いますが、準備は大変ながらも体育の教員の尽力により長きに渡って取り組むことができています。金銭的にも保護者のご理解がないとできないのは間違いありません。ありがたいことです。

 現在の学習指導要領では、あらゆる教科・科目で学び方を多方面から学び修得することが求められています。楽しんで学ぶ体験となることはもちろんですが、体育はもちろん、様々な学習の取り組みに活きる”学び”となるはずです。

 あまりの好天にちゃんと日焼け止め塗っているのかが気がかりです。私も行きたかった。

 

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新幹線に試乗しました

 金沢⇄敦賀間の開業に向けた新幹線試乗会に参加してきました。JRに就職実績のある学校を対象に12月に案内が届いたものです。

 片道約1時間の行程であっという間という印象でした。敦賀では改札をとおって駅前に出ましたが、新しい土産物店ができていて新幹線への期待の高さがうかがえました。新幹線というハードウェア・システムが様々な人や物を動かし経済や暮らしを変えていくということを実感しました。小松地区についてもその影響・効果は計り知れないものがあると思います。そしてそのようなハードウェア・システムをはじめ様々な社会基盤を支える大きな役割・使命が本校および本校の生徒にはあると感じています。

記念品の箱(中には開業記念のデザインを施された山中塗と越前塗の皿が入っていました)

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課題研究校内発表会を開きました

 令和5年度の課題研究 校内発表会を開きました。

 課題研究発表会は3年生の4月から10か月かけてグループに分かれて研究した成果を発表するもので、各学科ごとに行っています。色々な身近な困りごとを解決する生徒目線の取り組みがたくさんありました。なお、今年は県の発表会が2/20に予定されていて、電気科の代表のグループが発表することになっています。

※詳しくは近日中に掲載予定です。

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同窓会会員名簿が届きました

 同窓会が5年ごとに発行している会員名簿が完成し、届きました。

 前回発行のものと早速比べてみると、当たり前ですがこの間の卒業生の分が増えていました。こうやって雪が積もるように少しずつ、着実に歴史が刻まれて行くのですね。ただ、雪と違い消えることはありません。

 個人情報の保護など昨今は名簿の扱いが非常に難しくなっていますが、やはり同窓会を支える柱の一つとして価値は変わらないものではないかと感じます。今後はSNSなどICTを活かした柱が増え、名簿という柱を支えてくれるのではないでしょうか?

 同窓会の皆様、発刊おめでとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。


今回は赤です(前回は青でした)

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お祝い 優秀賞受賞しました ~第21回 高校生技術・アイディアコンテスト全国大会~

 第21回 高校生技術・アイディアコンテスト全国大会部活動部門において、優秀賞受賞しました。AIを使ってジェスチャーでラジコンカーを操作するという内容で、それによって障害のある方でも操作できるのではないかというものです。

https://zenkoukyo.or.jp/web/content/uploads/21idea_result.pdf

 昨年11月18日(土)、いしかわ子ども交流センター小松館が主催するイベント「AIを使ってラジコンカーを動かそう」でも小中学生に体験してもらい好評を得たものです。障害の有無に関わらず、誰でも楽しめるものだと感じています。

 詳しくは、こちらからご覧いただけます。

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電気科で2つの企画を実施しました

 電気科で2つの企画を実施しました。

 午前中は、2年生対象の石川県電気工事組合加南本部の皆様による懇談会、午後は1年生対象の名古屋工学院専門学校の石原先生による「キャリア教育」です。

 石川県電気工事組合加南本部の皆様は、能登半島地震の復旧作業(活動)中のお忙しい中、本校まで足を運んで、電気工事の魅力ややりがいを教えて下さいました。生徒は、自分たちは社会を支える人材として期待され、大切にされているということを今まで以上に感じることができたと同時に、日々の学習や資格取得・検定のモチベーション向上につなげてくれるものと思います。

 キャリア教育では、工業高校が就職に有利であるとともに、希望すれば大学進学も可能(というよりも容易)ということに加え、中でも電気科は将来の仕事という面では資格がなければ携わることができない数少ない分野であるということを強調してお話がありました。生徒ももちろんある程度わかっていますが、わかって入学してきた生徒は少ないです。もちろん、中学生やその保護者の皆様で明確に意識している方は少ないと思います。そういった点をもっとアピールしていかなければならないのですが、なかなか難しいのが現状です。

 電気は言うまでもなく現代社会を支える欠かせない存在です。いわゆるインフラ・ライフラインであり、その電気が当たり前のように使えることの多くの部分を「電気工事」に携わる方々が担っています。能登の地震でも水、そして電気の重要性を挙げる被災者の方が多くいました。生活を支えるという意味はもちろんですが、明かりがあるというだけでどれだけ心強いかという心理的な支えにもなっているようです。また、言うまでもなく快適で便利な生活にも電気は欠かせません。それらは電気工事に関わる皆さんの尽力によるものです。
 ところで電気工事に関するCMをよく目にしますが、CMはそもそもモノを売ることが目的で作られます。そういう視点でいうと電気工事の業界のCMは必要ないはずです。なぜなら電気を使わずして現代人は生活できないからです。それなのにCMをしているのは、なぜでしょう?私はきっと、電気を大切に使ってもらいたい、目立たないけど重要な仕事を人に知ってもらいたい、そして電気工事に携わる人を応援し、多くの人材に業界に興味を持って欲しいということだと考えています。実際に会長さんにお聞きしたところ、「まさにリクルート(活動)ですよ」、というお答えでした。

 電気の仕事は増えることやより重要になることはあってもなくならない、にも関わらず、人手不足が顕著なようです。中学生の皆さん、電気を学び、社会に貢献したい人は、ぜひ本校へ来てください。

※詳しくはこちらからご覧ください

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安否確認のシミュレーション

 能登半島地震が起きた時に安否確認をしましたが、なかなか連絡が取れず完了するまでに4日もかかってしまいました。その間、何度もメールや電話をする手間もかかりましたが、それ以上に担任の先生方は「ひょっとしたら救助が必要な事態になっているのではないか」と心配を募らせていました。

 始業式のときに、安否確認に速やかに応じないと、本当に助けなければならない他人の救助を遅らせ、命を奪うことになりかねない、あるいは自分が本当に救助が必要な状況であったとしても救助が遅れることになりかねないと、命に関わることなので少しきつめに伝え、意識向上を図りました。

 加えて今回の反省を活かし、急遽本校独自の安否確認システムを構築し、シミュレーションを実施しました。生徒からはフォームで回答するだけですが、内部の処理を工夫して担任および管理職側で容易に途中経過を確認できるようにしました。他にもそもそも安否確認の知らせが常に届くようになっているかの把握もしました。

 今後は避難訓練のように何度か繰り返すことで、より早く、より正確にそしてより容易に安否確認ができるようにして行きます。

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生徒諸君に感謝します

 本校では先日から、防災の視点から教室への携帯電話の持ち込みを許可しています。この間、先生方から携帯電話の不正使用に関する報告が一切ありませんでした。始業式でのお願いしっかりと守ってくれていることに、ただただ感謝です。本当にありがたいことです。保護者の皆様におかれましては、ご家庭でも褒めてあげていただきたいと思います。

※生徒にはGoogle Classroomを通じて伝えました。

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始業式を行いました

 始業式を行いました。
 次のようなことを生徒には伝えました。

・親戚や知り合いに被災した人がいて、暗い気持ちでここに立っている人もいるかもしれない。不安がある人は遠慮なく相談室を利用すること。また、そういう人がまわりにいるかもしれないということを忘れず、言動には配慮すること。

・しばらくのあいだ一定のルールの元、携帯電話の教室内への持ち込みを許可します。ただし、生徒諸君を信頼しての措置であることを心にとめて欲しいこと。

・今の段階では、高校生は普段の生活をすることが、間接的ではあるが、立派な貢献・協力であること。

・ボランティア等はいつか要請があるときに備えて力を蓄えておいて欲しいこと。

・復興の道のりは長く険しいものになるから、長い目で見て立派に就職・進学し役立つ人材となることも大きな貢献になるということ。

・募金などは金額の大小に関係なく、被災した方々の心の支えになるであろうこと。

・相手の身になって自分にできることは何かを真剣に考え行動することは大切であること。

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ヘリコプターの音

 ヘリコプターの音を1/1から一日中聞いているような気がします。自宅は金沢の陸上自衛隊駐屯地の近く、勤務先は小松のためです。1/1はその音がなんと心強い音か、と感じていましたが、時間が経つにつれ事の重大さを実感する音に変わりつつあります。良い意味で一日も早くヘリコプターの音が聞こえなくなることを祈っています。

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謹賀新年

明けましておめでとうございます

旧年中は地域の皆様をはじめ多くの方々に大変お世話になりました

ものづくりは人づくりを原点に置き
学校の教育活動全体を通じて職業人に求められる資質・能力を身に付けさせ
地域に貢献できる人材育成に努めております

その目標達成に向けて生徒・教職員一丸となって努めて参りますので
本年も何卒よろしくお願いいたします

令和6年元旦 学校長 室田昌一

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