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校長室より
生成AIについて その3
私としては次のように考えていますと前々回・前回お伝えしました。
・便利な面は生かし、間違っている前提で賢く・正しく使う。
・回答の真偽がわかるように経験を積む。
賢い使い方の例をまとめてみたいと思います。 重複する部分もあるかと思いますが、次のようなことが挙げられます。
・文章の書き方のコツを教えてもらう
・自分の作品を評価してもらう
・英語のスピーキングの練習をする
正しい答えをさせるのではなく、ノウハウやアイデアをもらう、評価してもらうということが得意です。さらっとアドバイスをもらうにはうってつけですね。でも、有効なアドバイスをもらうには聞き方が大切です。どのようなプロンプトを入力するのかが、使い方の優劣につながっています。そのためにはやはり経験・基礎学力が必要ですね。試されている感じがして、緊張します。言い換えると、自分の力がそのまま反映されるといったところでしょうか?
後は、プログラミングが得意だそうですが、これはプロになってからでいいと思います。でもすごいですよ。
私はかねてより21世紀は、知識の量が重要なのではなく、知識などを引き出す、そしてその精度を上げることが重要になると考えてきました。ある程度の知識を得たら、価値ある知識をいかにして効率よく引き出すかが大切になると言ってもよいかもしれません。
さて参考に「学校での活用についてのチェックリスト案(6/22公表) 」を載せておきます。
・年齢制限や保護者同意など利用規約を守っているか
・性質や限界、メリット・デメリットを事前に学んでいるか
・個人情報や機密を入力しないよう指導しているか
・著作権侵害につながらないよう指導しているか
・AIで作った読書感想文などを自分が作成したとして提出をするのは不正行為だと指導しているか
どうですか?その1で最後に書いた「美しいか、美しくないか」で判断がつくのではありませんか?
・年齢制限や保護者同意など利用規約を守っているか
→守っている姿は美しく、守っていない姿は美しくないですね
・性質や限界、メリット・デメリットを事前に学んでいるか
→相手のことをきちんと学びんで使う姿は美しく、何も学ばず適当に使う姿は美しくないですね
・個人情報や機密を入力しないよう指導しているか
→むやみに知らせてはならないものを判断している姿は美しく、そうでない姿は美しくないですね
・著作権侵害につながらないよう指導しているか
→他人の著作権を尊重している姿は美しく、著作権を侵害している姿は美しくないですね
・AIで作った読書感想文などを自分が作成したとして提出をするのは不正行為だと指導しているか
→例え不十分であっても作品や課題を自分で努力して仕上げる姿は美しく、そうでない姿は美しくないですね
上で挙げた賢い使い方の例も見てみましょう。
・文章の書き方のコツを教えてもらう
→良いものにするため真摯に学ぼうとする姿は美しく、我流をとおす姿は美しくないですね
・自分の作品を評価してもらう
→努力して作成したものをより良くしようとしている姿は美しいですね
・英語のスピーキングの練習をする
→たゆまぬ努力をする姿は美しいですね
さて、皆さんもうわかりましたね?AIとの付き合い方をどうすればいいのか?
不登校児童生徒の保護者のための支援ガイドを掲載します。(令和6年6月26日)
石川県立小松工業高等学校
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