校長室より

工場見学

 今日は全学年、工場見学の日です。実際の現場を見ることで、職業観を養い、自分の進路のイメージを持つことが主たる目的です。目的を忘れてはいけませんが、普段見ることができない工場のいわゆる現場を企業様のご厚意により見せていただけるとあって、生徒は予想以上に楽しみにしているようです。見送りに出て手を振ったらたくさんの生徒が手を振り返して応えてくれました。

 実際のところ大人の工場見学はなかなかの人気だとテレビで見たことがあります。また、私も理科教員として今まで工場見学をさせていただいており、どこも興味深く拝見しています。もちろん、今回の工場見学は一般の工場見学と違い、企業様のご厚意によりかなり深い部分、場合によっては秘密のものも含めて見せていただける機会となっています。

 楽しいばかりではないと思いますが、このような企画をとおして進学・就職の進路を固めていくことになります。改めて考えてみると、大学からであれば基本的にはすべて自分で考え実行しなければならないか、できないことを、行き先を自由に選べないとはいえクラスメイトと一緒に行えることはとてもいいことだと感じています。3年生になれば就職希望先へ8月に応募前見学で行きます。そこまでの段階として本校では地域企業様のご協力の元、1年時から繰り返し色々な企画をとおして経験し慎重に選ぶことができる訳です。こういった点も工業高校の特徴ではないかと思います。

工場見学についてはこちらでもご覧いただけます

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