日誌

2025年度

地面をしっかりつかむ足袋シューズ

校医でもある、地元 粟倉医院の大石先生とのご縁で、プロビーチバレーアスリートの小島利治選手が、株式会社丸五(MARUGO マルゴ)さんの足袋シューズをプレゼントしてくださいました。

子どもたちの足のサイズに合わせて全員の分のシューズを用意してくださいました。また、提供してくださった丸五さんも、「足袋シューズの協賛のことはアピールしなくていい、被災地の力になれたらそれでいい」と言ってくださったとのことです。本当にありがたいことです。

小島選手は、「しっかりと指で地面をつかむ新しい感覚、楽しんでください!」と言っておられました。ふつう歩きにくい砂のビーチでは、このシューズの方がしっかり歩けるのだそうです。そして、陸上競技、ランニングをするアスリートにも愛好者は多いのだそうです。

自分で買ってはくチャンスはなかなかない、足袋シューズ。靴下もセットでいただきました。

ちょっぴり早いクリスマスプレゼント、暖かくなって、この靴でグラウンドを思い切り走る日が待ち遠しいですね。

午後には輪島を出発しなければならないと、風のように去って行かれました。小島選手、大石先生、お忙しい中、ありがとうございました!

 

卒業の記念に~沈金パネル制作~

輪島市の小学6年生全員が卒業制作として取り組む沈金パネル。今年もその時期がやってきました。

輪島市6小学校の図工室をお借りして、沈金職人の方に指導していただきました。

のみの持ち方、彫る角度、力の入れ方などを教えていただきます。

 一人一人手を取って教えてくださいます。彫刻刀で彫る版画とは全然違ってむずかしい! 

直線、曲線、長い線、短い線。学校で描いた図案通りに彫れるように練習します。

慣れてきたらいよいよ本番。下絵を写して彫り始めます。

     
     

 金箔を入れてもらって完成です。2月に漆芸美術館に展示されたあと、卒業式には学校で展示します。

クリスマスまでの日々を楽しく!

震災後からずっと継続して応援してくださっている『町野大好きさん』のみなさんから、今年もアドベントカレンダーをいただきました。

 

 

 

今年はツリー型で、1日ひとつずつボックスの窓からオーナメントを取り出し、ツリーに飾るという楽しいものです。

職員室にもひとついただいています。

温かいご支援をいつもありがとうございます。今日は何が出るか、大人も楽しみにクリスマスを待ちます。

人権について考える

12月4日から12月10日までは人権について考える『人権週間』です。今年は、絵本の読み聞かせを行うことにしました。

人権ってなんだろう?先生のお話を聴きます。

生まれながらすべての人がもっているもの、人種・性別・国・信条に関わらずすべての人が大切にされ、差別されない権利です。でも残念ながら実際には、すべての人に保障されていないのでは?みんなで考えます。

放送・図書委員がしっかり練習をして読み聞かせをしてくれました。

友だち、きょうだい、自分の周りの人、町の中の名前も知らない人…

私たちはひとりひとりを同じように大切にしてあげられているでしょうか。

そして自分は大切にされているでしょうか。

絵本を聞き終わって、一人一人が自分の考える『人権』について、そして今までの自分についてふりかえり、感想を伝え合いました。

一人一人の心の中に響くものがあったようです。人権、大切にできる人になりたいですね。

全校集会

今日の全校集会は、保健給食委員会の発表です。県内でもインフルエンザの感染が拡大し、学級閉鎖・学年閉鎖の記事が新聞に載るようになってきました。タイムリーな発表です。

こまめな換気やバランスのとれた食事など、気をつけることについて説明してくれました。

感染症・病原体といった少し難しい話も丁寧に説明してくれました。

そのあとは、〇Xクイズで大切なことを確認しました。

説明をよく聞いていたつもりでも、回答が分かれる問題もあります。

終わった後は感想タイム。ほとんどの子が手を挙げてくれます。

一人一人が自分の言葉でしっかり感想を言えるのが町野っ子の素晴らしいところです。

保健給食委員のみなさん、ありがとう。感染症に気をつけて、学期末までみんな元気で登校してほしいですね。