校長ブログ

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「過ちて改めざる、是を過ちという」

皆さん、このタイトルのことば、誰の名言かわかりますか?

今日の松音塾の講師は英語科の中先生でした。『英語の勉強方法』と題した講義の最後に「この言葉の意味わかる?」という問いかけがありました。これははるか昔の中国の思想家・孔子のことばです。教科書にもよく載ってるので知ってる人もいるのでは。松音塾の塾生はちゃんと意味を答えてました(^_^)(わからない人は調べてみてね!)

なぜ英語を勉強するのか?

受験のため?テストで良い点を取りたいから?ハリーポッターを原書で読みたい!! 洋画を字幕なしで観たい!!

さまざまな答えがありましたが、皆さん、どれか当てはまりますか?

昨日も書きましたが、私は数学は大の苦手でしたが、文系だったので、高校の頃は英語は比較的好きな教科でした!それでも大学はそれほど得意ではなかった国語の道を選ぶことになるのですが、大学2年の時に転機が訪れ、3年次は英文科の友達に混ざって、英語の免許を取得したのでした(^_^)

まあ今でも「This is a pen」くらいしか話せませんが、英語を勉強したいと思ったきっかけは、20歳の記念で友達に誘われて参加した海外旅行でした。お上りさんもいいとこで、卒業旅行で参加していたお姉さん達の後をついて行くばかりの旅行でしたが、日本に戻ると、せっかく海外に行って何も話せなかった自分が悔しくて悔しくて‥‥。一念発起、1年間、英文科の授業に参加することにしたのです。

中先生の「なぜ英語を勉強するのか」という問いに遠い昔を思い出したのでした。私の場合は「海外ですらすら英語を話したい!!」これです!ちなみに私は英検は3級でとまってます(^^;)

失敗してもいいんです。失敗から学ぶことは沢山あります。新しいことに踏み出すには確かに勇気が必要ですが、何もチャレンジしないことの方が、大きな後悔を生むと思います。失敗から学んでこそ、成功が見えてきます。勉強に近道はありません。でも頑張れば、最高の結果が待っていると思います。頑張れ松高生!!

 

 

 

来週から期末考査が始まります!!

いよいよテスト1週間前になりました。ついこの前中間考査が終わったと思っていたら、あっという間ですね!

今日から松音塾もスタートしました。初日は、数学の鈴木先生が「数学の勉強法」というストレートなタイトルで、30分ほどの講演会を行いました。

高校時代、私はとにかく数学が苦手だったので、今更ながらですが、コツを掴もうとしっかり聞き入っていました。「ノートの使い方」、「チェック表の作成」といった学習のヒントがたくさん詰まった内容でした。私も30年前に知っていれば少しは数学の点数が上がったかな‥‥なんて思っても、後の祭りですね(^^;)

「チェック表」は大人になってから、勉強以外のところでも大活躍しています。自分のやるべきことややり遂げたことをしっかり把握することは、とても重要です。日常でも学習面でも役に立つ方法だと改めて思います。

明日は英語の勉強方法を学びます!自分のオリジナルの学習法を編み出すヒントがたくさんもらえるかもしれませんよ(^_^)みんな頑張れ!!

進路を考える!!

今日の7限目、1年生の普通科の生徒を対象とした、第1回目の「キャリア講座」が開かれました。講師は、本校の進路指導課の清水先生です。

本校の普通科の生徒の多くは進学を希望しています。しかし、進学のその先には職に就く(社会に出る)ということが待っています。将来自分は何になりたいのか、何をしたいのか、何を目指しているのか。高校時代に考えておかなければいけないことは沢山あります。

今後の「キャリア講座」の時間を通して、しっかり今の自分と向き合ってくださいね。さっそく、近々保護者向けに科目選択の説明会もあります。進路を選ぶ上で、最初の関門ですね。

3年後の4月1日に自分はどうなっていたいのか、真剣に悩んでください。迷ったら、先生方はいつでも相談に乗ってくれるはずですよ(^_^)

 

教育実習の思い出!

本校にも、5月29日から2週間の予定で、教育実習生が来ています。本校の卒業生もいます(^_^)

1週目は県高校総体・総文のビッグイベントのため、特別時間割の期間があり、なかなか本格的な授業はできなかったと思いますが、いよいよ本日から、ラスト9日まで、研究授業が行われます。2週間という短い期間ではありますが、ここで吸収したことをすべて出し切る集大成の授業になることを祈っています!頑張れ実習生(^^)/

教育実習といえば、私も三十数年前に体験しました。

今のように、師範塾やら、大学側で模擬授業の練習を手厚くして送り出すなんて指導がない時代の実習生ですから、散々な授業だったと思います。人前で授業する、生まれて初めての体験が教育実習のまさにこの時期でした!指導教官の授業を見せていただいて、軽妙なジョークで生徒を笑いに包む授業に、生意気にも「先生の冗談が生徒に受けていて、参考になりました」的なことを述べたら、ぴしゃりと「あれば冗談ではありません。間というものです」と指摘され、赤面したことを昨日のことのように覚えています。今思い出しても、恥ずかしいです。

そんなこんなの失敗もありましたが、集大成の研究授業では「伊勢物語」の中の「筒井筒」という有名な単元で授業させてもらいました。

実は、本校のコーナーについ最近まで、金城短大の学生さんが描いてくれた「伊勢物語」の色紙が飾ってありました。現在は、図書館の方に移動しています。その中に、懐かしい「筒井筒」の挿絵があり、つい30数年前の記憶が蘇ったのでした。

「伊勢物語」に興味をもたれた方は、是非図書館に足を運んでみてくださいね(^^)/