美術部News

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団体鑑賞を行いました(6)

 8月3日(土)に福井県立美術館、福井市立美術館、金津創作の森美術館の3館を

団体鑑賞しました。

 福井県立美術館では『古代エジプト美術館展』を鑑賞し、壁画や工芸品、ミイラなど

から古代エジプトの生活に根ざしていた美術を知り、味わうことができました。

 福井市立美術館では『イラストレーター安西水丸 展』を鑑賞しました。セロファン紙

を重ねて制作する独自の表現手法やビビットな色彩とシンプルな構成のイラストレーショ

ンなどを実際に見て、安西水丸の構成や色彩の感性を鑑賞できました。

 金津創作の森美術館では、『淺井裕介展 星屑の子どもたち』と『小松宏誠展 光と影の

モビール 海と歌』を鑑賞しました。淺井裕介展では、泥を使い独自の世界観を表現する

大画面の作品に触れ、自然と美術との関り、生命と美術の関りを肌で体感できた。小松宏

誠展では、インスタレーションという空間をアートに変える美術分野の作品を鑑賞し、そ

の圧倒的な空間の使い方と表現の工夫を鑑賞できた。

 石川県とは異なる趣の美術館を鑑賞し、ここで得られたものを今後の制作に生かしてい

ってほしいです。

 

団体鑑賞を行いました(5)

 7月20日(土)に加賀市美術館、石川県九谷焼美術館、硲伊之助美術館へ団体鑑賞を行いました。

 加賀市美術館では、美術館が所蔵している名品を鑑賞しました。日本画、洋画、工芸など幅広い分野の名品を鑑賞でき、表現の幅広さを知ることができました。

 石川県九谷焼美術館では、美術館のボランティアガイドさんによるガイドを受けながら鑑賞できました。九谷焼の起源や様々な技法、技法ごとに制作された作品などを鑑賞し、石川県の伝統工芸である九谷焼について深く知ることができました。また、企画展で九谷焼伝統工芸展も行われ、伝統的な九谷焼の造形から今の時代にしかできない革新的な九谷焼まで、その多様性を鑑賞することができました。

 硲伊之助美術館では、東京で画家として活躍し、晩年に古九谷の魅力に取りつかれ、加賀市に移住した硲伊之助の作品を鑑賞することができた。絵画のみならず研究していた古九谷の技法を生かして焼かれた九谷焼の作品を鑑賞し、一人の芸術家が生み出した表現のよさや美しさを鑑賞できました。

 これらの美術館の鑑賞を通して、絵画や工芸など幅広い表現に触れ、今後の制作に生かしていってほしいと思います。

 

団体鑑賞を行いました(4)

 6月29日(土)、金沢21世紀美術館と金沢市立中村記念美術館へ団体鑑賞を

行いました。

 金沢21世紀美術館では特別展「Lines~意識を流れに合わせる~」とコレクション展を

鑑賞しました。現代社会を植物の網目のように線でつながっていると捉え、美術と社会の

関連を示した映像や立体作品などを鑑賞できました。

 金沢市立中村記念美術館では「ふたつの愉しみ~異国の器と日本の書~」を鑑賞しました。

中国やペルシャから伝来した器と日本の書との対比が様々な文化を受け入れ、発展させてきた

日本の姿を映しているようだった。部員はあまり触れることがない工芸や書といった美術分野

に触れることができました。

 今回の鑑賞を今後の制作に生かしていってほしいです。

団体鑑賞を行いました(3)

 6月9日(日)に富山県美術館・富山市ガラス美術館・富山県水墨美術館へ団体鑑賞を

行いました。

 富山県美術館では、オランダの画家エッシャーの企画展を鑑賞し、エッシャーの錯視を

利用した作品やそのアイデアの源泉を知ることができました。

 富山市ガラス美術館では、ガラス作家大平洋一の企画展を鑑賞し、ヴェネツィアン・グラスの

美しい作品や作家の表現の変化の軌跡をたどることで、ガラス工芸の美しさに触れることができ

ました。

 富山県水墨美術館では、水墨画の高い精神性に触れ、普段はあまり見ることがない水墨画の

世界を堪能することができました。

 それぞれの美術館で、作家の様々な表現を鑑賞することができ、作品制作の幅を広げることが

できたと思います。

第44回高等学校総合美術展が終了しました

 6月2日(日)に第44回高等学校総合美術展が終了しました。足を運んでくださった

皆さま、ありがとうございました。

 会場閉場後に表彰式と作品講評会が行われました。残念ながら、本校は受賞を逃して

しまいましたが、最優秀賞と優秀賞受賞者の作品講評会で作品のコンセプトや表現方法、

工夫点などを聞くことができました。

 今回の経験を糧にして、次回の秋に行われる美術展に向けて、制作してほしいです。

 

▼ 作品講評会で最優秀賞受賞者の解説を聞く部員