美術部News
交流会実行委員研修会に参加しました②
本校の美術部員3名が、交流会実行委員研修会に参加しました。
デザインした画を型取りし、サコッシュに金箔を貼る制作体験を
行いました。今回の研修では、11月に行われる制作交流会に向
けて、制作体験をどのように他の生徒に教えたらよいか、考えながら
制作を行いました。研修会の最後には、制作体験の教え方について意見
を出し合いました。
他の学校の美術部員の生徒と話せる良い機会となりました。本番の制作
体験に向けて、取り組んでほしいです。
交流会実行委員研修会に参加しました
本校の交流会実行委員1名が、研修会に参加しました。
研修会では、午前に石川県立伝統産業工芸館へ取材と調査に向かいました。
工芸館では石川県内のほぼ全ての工芸を鑑賞することができ、おもてなし企画や
交流会で実施する内容などを考えるためのネタを集めることができました。
午後は今井金箔本店で金沢箔について取材したり、ポーチに金箔を貼る制作体験を
したりして、石川県らしい交流会の内容について考えることができました。
その後、交流会やおもてなし企画の内容について協議し、今後の予定などを確認して
研修会を終えることができました。
富山県へ団体鑑賞に行きました
7月19日(土)、26日(土)に富山県の3つの美術館へ団体鑑賞を行いました。
富山県美術館では、『絵本のひみつ』展などを鑑賞しました。絵本の原画が
多数展示されており、作家が子供たちを喜ばせようと、様々な表現手法を駆使
している様相を鑑賞することができました。
富山市ガラス美術館では、『LIVES』展などを鑑賞しました。作家それぞれが「生」
をテーマにガラスを使って、多様な形や色彩で表現しており、表現の幅広さについて
知ることができました。
富山県水墨美術館では、『どうぶつ百景』展などを鑑賞しました。江戸時代の人々と
犬や猫などの動物たちとの関りについて、浮世絵や当時の工芸品などから読み取る
ことができました。
今回の鑑賞活動を今後の制作活動に生かしていってほしいです。
<追記>
富山県美術館で昨年度の美術館の取り組みの中で本校美術部が、鑑賞に来ていた学校
一覧に掲載されていました。
団体鑑賞を行いました
6月15日(日)に団体鑑賞を実施しました。
小松市立本陣記念美術館では『おじくの世界』展を鑑賞し、掛け軸とそれを
取り巻く芸術の世界について学ぶことができました。芸術としての用途以外の
掛け軸の意義を知ることができました。
小松市立宮本三郎美術館では、『線の豊饒』展を鑑賞することができました。
宮本三郎のデッサンやクロッキーを中心に、画家が対象の造形を観察する際に
どんな点を注目しているのかを鑑賞することができました。
能美市九谷焼美術館では、九谷焼の名品が展示されている通常展と『日本現代
工芸美術展』の能美巡回展を鑑賞できました。それぞれ、九谷焼を含めた地元の
作家の感性や造形への眼差しを知ることができ、発想を広げる良い機会となりました。
今回、鑑賞したことを生かして、作品制作に取り組んでほしいです。
第45回石川県高等学校総合文化祭美術展が終わりました
5月27日(火)から開催されていた第45回石川県高等学校総合文化祭美術展が
終了しました。
美術展にお越し下さった皆様には、部員たちの感性豊かな作品を味わっていただけた
かと思います。ありがとうございました。
6月1日(日)に生徒作品交流会が行われ、2年生2名、3年生2名が参加しました。
他校の美術部員の作品の解説を聞いたり、自分の作品をグループの生徒に話したりして、
より作品に対する理解や今後につながるものを得たと思います。
第45回石川県高等学校総合文化祭美術展に出品しました
第45回石川県高等学校総合文化祭美術展に作品を5点出品しました。
会場や時間は下記のとおりとなります。
お時間がございましたら、部員の力作をぜひ、鑑賞してみてください。
会期:5月27日(火)~6月1日(日)
時間:10:00~18:00 ※最終日のみ12:00まで
会場:金沢21世紀美術館市民ギャラリーB(地下1F)
また、5月27日の9:50~14:00に受付の業務を行いました。部員たちは
来場者に元気よく挨拶をしたり、来場者数を数えたりして、受付の業務を
やり遂げました。
団体鑑賞を行いました
5月24日(土)に金沢市立中村記念美術館と金沢21世紀美術館へ団体鑑賞に行きました。
金沢市立中村記念美術館では『茶道具のものがたり』展を鑑賞しました。茶道具の由来や伝来を
示した次第を中心にして、茶道具が持つ歴史を感じつつ、工芸品としての視点も踏まえて、鑑賞
することができました。
金沢21世紀美術館では、2つの展示を鑑賞しました。
コレクション展『マテリアル・フィーバー』では、ガラスや錫、ブリキなど多様な素材を生かした
作家の作品を鑑賞し、素材の持ち味を生かした表現方法を観ることができました。
企画展『積層する時間』では、人類が積み重ねた時間をテーマとし、作家が平面や立体、映像などで
表現した作品を観ることができました。特に大きな布やキャンバスに描かれた作品に圧倒されました。
今回、鑑賞を通して得たものを制作に生かしていってほしいです。
あいさつ運動を行いました
5月21日(水)にあいさつ運動を行いました。合唱部と吹奏楽部の部員と
一緒に行いました。
朝早くでしたが、登校する生徒に向けて、「おはようございます」と元気よく
あいさつをしていました。
壮行式に出ました
5月20日(火)に総体・総文壮行式が行われました。
美術部も5月27日~6月1日に金沢21世紀美術館で展示を
行います。
壮行式で部長は『1人でも多く入賞できるよう、美しい絵を描いて
いきます』と意気込みを全校生徒の前で話しました。
自分たちにとって、良い結果になるよう努めてほしいです。
団体鑑賞を行いました
5月17日(土)に美術部団体鑑賞を行いました。
最初に、国立工芸館へ向かいました。工芸館では『花と暮らす』展を鑑賞することが
できました。それぞれの工芸作家が花の形や色彩などを生かして、壺や皿、ブレスレット、
屏風などにアレンジして、表現している作品を鑑賞し、1つのモチーフで様々な表現方法が
あることを知ることができました。
次に石川県立美術館を訪れました。美術館では企画展『宗雪・相説』展を鑑賞しました。
琳派の作家である俵屋宗雪と喜多川相説の作品を中心とした展覧会で、琳派らしい迫力の
ある屏風に圧巻されました。金地の上に植物が美しく散りばめられ、現代でも通じるデザイン
の力を学ぶことができました。
今回、鑑賞した作品から得た感性を今後の制作に生かしていってほしいです。
団体鑑賞を行いました(11)
3月8日(土)に美術部で団体鑑賞を行いました。今年度最後の団体鑑賞となりました。
金沢市立中村記念美術館では『彩×Color ―和と洋の色くらべ―』展を鑑賞しました。
シャガールの『エルサレム・ウィンドウ』シリーズの版画と大樋焼や九谷焼などの陶芸
作品などの伝統工芸品との色彩を比較し、西洋と日本の色彩に関する感覚の違いや共通
点などを鑑賞することができました。
金沢能楽美術館では、『壽-能画コレクション』展を鑑賞しました。おめでたい日に
催される能を描いた掛け軸や装束などが展示されており、装束の装飾的な美しさや掛け軸
に描かれた能の静的な動きの表現などを鑑賞することができました。
大樋美術館では、金沢を代表する茶器「大樋焼」の歴史や作品を鑑賞することができま
した。歴代の大樋長左衛門が制作した大樋焼、制作工程の解説や道具を観たりすることが
でき、「大樋焼」のよさや美しさを感じ取ることができました。
金沢市立安江金箔工芸館では、『金箔と美術工芸-截金と人形』展を鑑賞しました。金箔
を細い糸状に切り、箱などに貼り付ける截金の技法を使った作品や金箔が使われた屏風、人形
などを鑑賞し、金箔による表現の美しさや活用などを鑑賞することができました。また、工芸
館では、金箔の製造工程や金箔に関する知識を深められる展示もあり、金箔について、よく
知ることができました。
団体鑑賞を行いました(10)
2月1日(土)に能美市九谷焼美術館、小松市立宮本三郎美術館、八十山雅子・和代美術館へ
団体鑑賞に行きました。
能美市九谷焼美術館では、常設展と『能美市九谷焼瑞宝単光章展』と『第31回日本工芸会
石川支部陶芸部展』を鑑賞しました。伝統的な九谷焼と現代の九谷焼の両方を比べて、鑑賞する
ことができ、九谷焼の表現の幅広さや歴史、伝統などを感じ取ることができました。
小松市立宮本三郎美術館では、『ゆびのあとかた展』を鑑賞しました。小松の画家宮本三郎の
作品を中心に小松出身の作家やゆかりのある作家の作品をテーマ別にまとめて、鑑賞することが
できた。
八十山雅子・和代美術館では『冬展』を鑑賞することができた。作家である八十山和代さんが
在廊していらっしゃったので、作品についてから人生の生き方までを熱く語ってくださいました。
作家本人から作品について聞ける貴重な体験となりました。
それぞれの美術館で感じ取ったよさや美しさを今後の作品制作に生かしていってほしいです。
団体鑑賞を行いました(9)
12月21日(土)に石川県立美術館と金沢21世紀美術館へ団体鑑賞に行きました。
石川県立美術館では、コレクション展を鑑賞しました。特に前田家と能との関係を考える
展示では、能に使われる能面や衣装などを鑑賞し、能面が表現している様々な能の登場人物
や神、動物などの個性豊かな表情を観たり、衣装に施されている細かい意匠を観たりする事
ができました。
金沢21世紀美術館では『コレクション展2 都市漂流』と企画展『すべてのものとダンス
を踊ってー共感のエコロジー』を鑑賞しました。『コレクション展』では都市にある自動ドア
やネオンなどの普段の生活で目にするものがアートとしての視点で組み合わされ、表現されて
いる作品を鑑賞する事ができました。企画展では、アマゾンの先住民や動物が造り出した芸術
や自然から人工物にいたる様々な素材が組み合わさった作品を鑑賞する事ができました。
団体鑑賞を行いました(8)
11月30日(土)に国立工芸館といしかわ生活工芸ミュージアム(石川県立伝統産業工芸館内)へ
団体鑑賞を行いました。
国立工芸館では『心象工芸展』を鑑賞しました。工芸の様々な分野の作家が自分の心に残る光景を
心象として表現した作品を通して、自分の心に残る感動などをどのように表現するのか、考えることが
できました。
いしかわ生活工芸ミュージアムでは『未来を拓く石川の工芸と和菓子の世界』を鑑賞しました。工芸
品と和菓子との関連がよく分かる展示がされていました。また、石川県の工芸全般についても深く鑑賞
できました。生活と美術とのつながりを意識することができました。
これらの鑑賞活動を通して得られたことを今後の作品制作に生かしていってほしいです。
生徒制作交流会に参加しました
11月7日(木)に金沢辰巳丘高等学校にて行われた生徒制作交流会に参加しました。
石川県の伝統工芸品である金箔を使い、サコッシュに模様を描き、金箔を貼り付ける
制作を行いました。糊がなかなか乾かずに苦戦する様子も見られましたが、サコッシュに
美しい模様を金箔を貼り付けて表現することができました。
また、全国総文のおもてなし企画として制作した灯篭の紹介動画も同時に撮影しました。
本校美術部は愛知県を担当しました。カメラの前で少し緊張していましたが、愛知県の灯篭
を制作するにあたり、頑張ったことや見てほしい部分などを話すことができました。
令和6年度秋期「高校生の美術展」閉幕
金沢21世紀美術館市民ギャラリーB2・4で開催されていた令和6年度秋期「高校生の
美術展」が無事に閉幕しました。本校美術部から7点の作品を出品しておりました。
残念ながら受賞は逃しましたが、多くの足を運んでいただいた方々に作品を観ていただく
ことができました。会場まで足を運んでくださった皆様、ありがとうございました。
表彰式では全国総文に出品する生徒作品の表彰と作品講評が行われ、生徒がどんな意図で
どのような表現手法を使って、自分の想いを表現したのか聞く機会がありました。
今後の制作に生かしていってほしいです。次回も個性豊かな作品を出せるよう、頑張って
いきます。
▼全国総文出品者の講評を聞く部員
令和6年度 秋期「高校生の美術展」会場当番を行いました
現在、金沢21世紀美術館で開催されている令和6年度秋期「高校生の美術展」の
会場当番に行ってきました。10時から14時までの間で行いました。
部員たちは会場を訪れた方々に元気よく「こんにちは」「ありがとうございました」
と挨拶をしていました。また、海外から来られた方にも英語で対応していました。
11月4日(月祝)までが会期となりますので、ぜひとも部員たちの力作を鑑賞に
訪れてください。
令和6年度 秋期「高校生の美術展」に出品しました
10月29日から金沢21世紀美術館で開催される令和6年度秋期「高校生の美術展」に
1,2年生の作品を出品しました。
1年生4名、2年生5名の作品が展示されております。それぞれの描きたいものを詰め
込んで描いた作品となりますので、ぜひ、足をお運びください。
会期:10月29日(火)~11月4日(月祝)
午前10時~午後6時 ※最終日のみ午後12時まで
場所:金沢21世紀美術館 市民ギャラリーB2・4
入場無料
▼ 出品した部員たちの作品です
団体鑑賞を行いました(7)
9月21日(土)に岐阜県高山市の3つの美術館(飛騨絵本美術館・飛騨高山美術館・光ミュージアム)へ
団体鑑賞を行いました。
飛騨絵本美術館では絵本の原画が展示されており、実際の絵本と一緒に見比べながら鑑賞できました。原画に
しかない特徴や印刷された後の原画の様子などを比較し、絵本制作の裏側をのぞくような鑑賞ができました。
また、館長ご夫妻と交流する機会があり、館長が絵本美術館を開館するまでのお話やお二人のご家族の話まで
様々な話題で私たちにお話をして下さりました。
飛騨高山美術館では、19世紀末から20世紀にかけてのアール・ヌーヴォーやアール・デコの時代の家具や
ガラス工芸の作品を鑑賞することができました。特にエミール・ガレやルネ・ラリックといったアール・ヌーヴォー
やアール・デコの時代に活躍した美術上重要な作家の作品が豊富に揃えられていたので、質の高い鑑賞ができたので
はないかと思います。
光ミュージアムでは、近代の西洋画、日本画をはじめ、3つの企画展及び飛騨の自然史や人類史といった博物的な
ものまで幅広く鑑賞することができた。美術だけにとどまらず、自然科学や歴史についても大量の所蔵品があり、
それらを鑑賞できたことは、作品制作において多様な視点から美術を捉えるということを学習できたのではないか
と思われます。
団体鑑賞を行いました(6)
8月3日(土)に福井県立美術館、福井市立美術館、金津創作の森美術館の3館を
団体鑑賞しました。
福井県立美術館では『古代エジプト美術館展』を鑑賞し、壁画や工芸品、ミイラなど
から古代エジプトの生活に根ざしていた美術を知り、味わうことができました。
福井市立美術館では『イラストレーター安西水丸 展』を鑑賞しました。セロファン紙
を重ねて制作する独自の表現手法やビビットな色彩とシンプルな構成のイラストレーショ
ンなどを実際に見て、安西水丸の構成や色彩の感性を鑑賞できました。
金津創作の森美術館では、『淺井裕介展 星屑の子どもたち』と『小松宏誠展 光と影の
モビール 海と歌』を鑑賞しました。淺井裕介展では、泥を使い独自の世界観を表現する
大画面の作品に触れ、自然と美術との関り、生命と美術の関りを肌で体感できた。小松宏
誠展では、インスタレーションという空間をアートに変える美術分野の作品を鑑賞し、そ
の圧倒的な空間の使い方と表現の工夫を鑑賞できた。
石川県とは異なる趣の美術館を鑑賞し、ここで得られたものを今後の制作に生かしてい
ってほしいです。