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【教職員リレーブログ】夏休みといえば・・・

「夏休み」なんという素敵な響きでしょう♬

時間があるから何でもできる!と思いながら楽しみに迎える夏休み。

けれど気づけば、「換気扇が汚れている・・・お盆に掃除しなければ」「あそこの草が伸び放題になっている・・・お盆に草刈りをしなければ」「あれもやらなければ、これもやらなければ・・・」と、やらければならないことに追われている悲しい夏休みを送っています。

最近の夏休みは、あまりにも悲しいので、楽しかった夏休みを思い出してみました。

 

教員になりたての頃に関わった、ボランティア活動の思い出です。

青年の家主催の行事に、小中学生が白山登山に行った後、能登半島を自転車で一周するというものがありました。6泊7日ほどでしたか、その行事をサポートすることになりました。

白山登山はとてもつらくて、小学生より先に「しんどい」とぼやいてしまったりもしましたが、標高が上がると、かわいくて可憐な高山植物がたくさん現れて、それを愛でながら登っているうちにいつの間にか山頂に到着していました。山の上は空気も澄んでいてさわやかで、しかも翌朝にはご来光も拝めて、最高の白山登山になりました。(このことがきっかけで、登山にはまってしまって、しばらくいろいろな山に登りました。でも、この思い出が素敵すぎて、白山が花のきれいな一番の山だと今でも思っています。)

登山の後の能登半島一周の旅では、主に昼食・夕食作りを手伝いました。行く先々の奥能登の海は本当にキラキラときれいで、自転車から見える海の景色はどんなだろう?と心を奪われて見続けてしまったことを覚えています。

 

改めて海と山があって、自然豊かな石川県っていいですね。

そして、「しなければならないこと」に追われていた自分を反省しました。

今年は、「夏休みだからこそ、やりたいこと」をやろう!

では、次の方へのお題です。「夏休みだからこそ、やりたいこと」は何ですか?

 

 

【教職員リレーブログ】今一度考えてみた

 趣味を紹介してくださいとお題をいただいてよく考えてみました。

 改めて、趣味と呼べるものが、自分にあるかと考えてみても、頭の中に浮かぶものがないのです。

趣味を一般的に、専門としてでなく、楽しみとして愛好する事柄と一般的に仮定してみて、このようなものが今の自分にあるかというと何も浮かばないのです。

その時、その時々で、音楽を聴いたり、読書を深めたり、スポーツジムでトレーニングをしたり、自作コンピューター作りなどに時間を費やしたことがあったとしても、それらが今に続く、趣味であるのかというとそうはいえないでしょう。

 自分にとって、趣味とは、人生において、忙しい仕事の中、その時々の余暇を埋めてくれたものであって、今なお続けているものはないといえます。

 変化に富む、今の時代で、何らかのものを見いだし、自分の生きる糧となるものをまだまだ探すことになるのでしょうか。

 では、次のお題はこれでいきましょう。「夏休みについて」です。

【教職員リレーブログ】3つあります。

 私は明倫4年目、狂乱じみたバブル景気を大学時代に東京で経験した50代です。

前の方から頂いた質問に答える前に、私も中学時代に初代タイガーマスクが登場し、そして長州力が反乱を起こしたのを熱中して観ていました。懐かしいですね。前の方が好きなプロレスラーの最期の生き様、格好良かったですね。

私はボクシングも好きで、後に世界チャンピオンになるボクサーの試合を、一人で東京に観に行ったことがあるぐらいです。教員になる前はバブルを自由奔放に生きてきた次男坊です。話が繋がっていないですね。

 質問に答えます。「自分の好きなこと言葉、座右の銘みたいなものは何ですか?」というお題でしたが、ずっと大事にしているのが、「報われない努力はあっても、無駄な努力はない」という言葉です。時々、結果を出せた人が「努力は必ず報われる」という発言をしますが、教員なんて仕事をしていると私はそんなに甘くはないと思っています。例えば、一生懸命に勉強をしたのに志望校に合格できなかったり、必死に練習したのに試合に負けてしまったり、そのような場面を何度も見てきたからです。経験してきたからです。それでも言いたいです。頑張らなくてもよいという意見がある現在、頑張れと。その頑張りは決して無駄にはならないはずです。今回報われなくても、いつか必ず、もしかしたら次の機会に、もしかしたら別の機会に活きるはずです。私は「努力しても成功するとは限らないが、成功した者は必ず努力している」と思っています。そしてその頑張る姿は、「どこかで誰かが見ていてくれる」はずです。その頑張りは周りに勇気を、感動を与えています。見せようとしなくても、見ている人は見ています。わかる人はわかります。この言葉を脇役一筋で生きてきた人から聞いたときには重みを感じました。

以上3つの言葉を大事にしています。人生も残り約30年になりましたが最後まで一生懸命頑張りたいと思います。そして一人でも多くの生徒が、明倫高校で良かったと思ってもらえるよう、残りの教員人生頑張りたいと思います。あと、孫と出会うことが出来れば思い残すことはありません。ちょっと真面目に書いてしまいました。

 私が誰かは、年度末の生徒会誌『倫』でわかると思います。実際、名乗るほどの者ではありませんが。

 次の方への質問は、簡単に「趣味を紹介してくださいです。」よろしくお願いします。

 

【教職員リレーブログ】やっぱり「笑顔」ですね!?

明倫3年目,今年度は3年生の世界史担当のTです。

 

「教員として一番大切なこととして心がけていることは何ですか?」という質問でした。この手の質問に答えるのが一番苦手です。教員なのに(涙)。

 

教員歴20年を超えて,その時その時によって変わっているような気がします。最近思っていることは「笑顔で接する」ことでしょうか。コロナ禍と言われている昨今,マスクをつけての生活を続けていました。しかし,5月からマスクの着用が個人の判断となり,マスクを外す生徒が増えてきました。そこで初めて,生徒のみなさんの顔を見ることとなり,表情を見ながら授業をしています。やはり,表情を見ながら授業を進めるのは,マスクで表情がわからないまま授業を進めるのとはかなり違います。「わかった」という納得の表情,「これなんやろ?」という困惑の表情等。その表情を見ながら,こちらとしても問いかけを変えたり,進め方をゆっくりにしたりと変化をつけています。

 

そして,授業中でも極力「笑顔」で話をするように心がけています。生徒もこちらの表情を見ています。雰囲気を明るく保つためにも,笑顔を見せるようにしています。そのような雰囲気があると,前向きに取り組んでくれるような気がしています。これからも笑顔を忘れずに,生徒と向き合っていきたいな,と感じています。

 

まじめな話に終始してしましました。少し脱線したかったのですが,無理でした…。

 

私の好きな元プロレスラーで国会議員にもなった方の名言が

「元気があればなんでもできる!」

です。この方の屈託のない笑顔も好きでした。そこで,次の方へのお題ですが,「自分の好きな言葉,座右の銘みたいなものは何ですか?」ということで。

【教職員リレーブログ】邦題は「愛のやすらぎ」だそうですが・・

「天災は忘れた頃にやってくる」と言ったのは夏目漱石の弟子でもあり、地球物理学者で随筆家としても有名な寺田寅彦であるが、このブログの執筆の順番も、まさに「忘れた頃にやってきた」天災(人災?)であった。

 こんなことを書くと、「歴史のイメージ」なる長文ブログを気合たっぷりに(?)書いてくれたK先生には申し訳ないですね。でも言わせてください。提示された質問、「つらいことが9割だけれど、残りの1割のことがつらい9割を塗りつぶしてくれる」ことって、なかなかハードル高くないですか?

 しかも、期末試験を作らなくてはいけないこの大変な時期に順番が回ってくるなんて、これを天災と言わずして何とする!!

 そもそも、自慢じゃないけど自分はつらいことは極力避けて生きてきた人間なので、このお題は正直言って「つらい」のである。と、ここまで書いてはたと気づきました。「この拙文を書き終わってほっとしたときにしたいことを書けばいいじゃん」と。そんなことを考えているうちによみがえってきた思い出を一つ。

 あれはもう四半世紀以上昔のこと。当時の勤務校がいよいよ創立100周年を迎えるということで、『○○高校百年史』なるものの執筆メンバーの一人に選ばれてしまいました。それに加えてその他の百周年事業にも関わらざるを得ず、まさに「身を削る」日々が続きました。特に、本格的な執筆作業に入ってから約1年、まだ幼かった二人の子供を寝かしつけてから自室にこもり、夜中2時ごろまで作業を行うという日々はまさしくつらいものでした。体力のある30代だったからできたのでしょう。

 それでもなんとか、自分の担当原稿が一応の完成を見たのが、ちょうど今頃の季節の早朝ではなかったかと思います。私は音楽を聴くのが大好きで、再生機器にもかなり凝っているのですが、久しく灯を入れていなかったアンプとCDプレーヤーの電源をオンにし、真っ先にかけた曲がEAGLESの「Peaceful Easy Feeling」でした。大きな仕事をやり遂げた爽快感とつらい苦行から解放された安らぎに満ちた、まさにその時の自分の気分そのものの曲でした。

 さて、もうすぐ書き終わるぞ、今晩久しぶりに聴きまくろうかな(いや、テストづくりが先決だ)と思いながらも、今現在もYouTubeでRolling Stonesの1973年のライブチューンを聴いている自分がいるのでした。まったく、始末に負えません。

 次の方への質問に移りましょう。まじめな質問ですぞ。「教員として一番大切なこととして心がけていることは何ですか?」 ということで失礼いたします。