探究日誌
【2年探究】相互評価ワークショップ
11月25日(火)7限、本校独自の取り組みである「相互評価ワークショップ」を実施しました。
生徒たちは班ごとに付箋を交換し合い、日頃の感謝の気持ちや、互いが身につけてきた資質・能力を言葉にして伝えました。
探究活動では成果発表も大切ですが、
それ以上に「自分の強みを知ること」「自分の在り方・生き方を考えること」が重要です。
今回のワークショップでは、他者からの評価も踏まえて自分自身を見つめ直し、
新たな気づきを得た生徒も多くいたようです。
わずか15分ほどの短いワークショップでしたが、
この経験がそれぞれのキャリア形成に生かされることを期待しています。
【2年探究】ブラッシュアップ発表会&中間発表会
11月18日(火)、2年生の探究活動を対象とした「ブラッシュアップ発表会」「中間発表会」を開催しました。今年度は、起業や新規事業の創出といった最前線で活躍されている講師の方々をお迎えし、研究の現状を率直に示したうえで、今後に向けた具体的なアドバイスをいただく貴重な機会となりました。
講師からの視点は、普段の学校生活では触れることのない実社会の“リアル”に根ざしたもので、どの班にとっても新たな気づきにつながりました。とりわけ、これまで長く壁にぶつかり続けていた班が、助言を受けた瞬間に一気に研究の方向性が開ける姿も見られ、会場には前向きな空気が広がっていました。発表後、思わず笑顔になっていた生徒が多かったことが、その場の充実感を何より物語っています。
中間発表会では、テーマごとに分かれた各教室で、講師からの質問に真剣に答えながら、互いの研究を聞き合う姿が印象的でした。ブラッシュアップ発表会では、10分の発表に加えて15分間の濃密な対話が行われ、研究の軸がより明確になった班も多くありました。
発表会後の生徒の表情を見れば、このイベントがどれほど実り多い時間だったかは明らかでした。ここで得た助言や学びを、今後の探究活動、そして外部コンテストでの発表へとつなげていきます。
今後の2年生のさらなる成長に、ぜひご期待ください。
【2年探究】子育て支援メッセいしかわ2025に出展しました
11月16日(日)に石川県産業展示館で行われた「子育て支援メッセいしかわ2025」に参加しました。
(公財)いしかわ結婚・子育て支援財団のご協力をいただき、「いしかわパパ子育て応援プロジェクト with 金沢錦丘高校」として出展し、父子手帳「パパ・パスポート」の配布や自作絵本「おふとんさがそ!」「みてみておやさい」を使った紙芝居による読み聞かせ等を実施しました。当日はたくさんの方が来場され、会場は大盛況でした。高校生もたくさんの方と交流することができ、非常に学びの多い1日となりました。今回の活動の成果を今後の探究活動につなげていけるといいですね。本校ブースで足を止めてくださった皆様、ご協力をいただいた皆様、ありがとうございました。
【2年探究】子育て支援メッセいしかわ2025に出展します
本校2年生の総合的な探究の時間で取り組んでいる「絵本を通して子育てを支援する」「父子手帳『パパ・パスポート』の普及」について研究している2グループが11月16日(日)に石川県産業展示館4号館で行われる「子育て支援メッセいしかわ2025」に出展します。
探究活動に取り組んでいる高校生が絵本の読み聞かせや紙芝居、パパ・パスポートの配布や普及活動を行っています。是非ご来場ください!
【探究】第4回Career Well-being Forum開催しました。
第4回 Career Well-being Forum を開催し、本校中学校・高等学校の卒業生で現在大学2年生の加藤空芽さんをお招きしました。
加藤さんは学業の傍ら、能登復興支援コンソーシアムの学生代表副会長として、能登地域の復興支援活動に取り組んでいます。当日は、能登の復興に携わるようになったきっかけや具体的な活動内容に加え、高校時代の文理選択に関するエピソード、中学・高校時代の探究的な学びや課外活動についてもお話しいただきました。
また、高校時代の探究活動では地域の商店街の活性化に取り組み、その経験や探究活動を通して築いた多くの人とのつながりが、現在の復興支援活動に生かされていることについても語ってくださいました。
印象的だったのは、加藤さんが繰り返し伝えていた「一生懸命勉強してください」という言葉です。自分の目標を実現するためには、好きなことや得意なことだけでなく、苦手なことにも真剣に向き合う努力が大切であるというメッセージが心に残りました。
【探究】第2回錦丘Volunteer Activity 学校周辺のゴミ拾い
「第2回錦丘Volunteer Activity」として、学校周辺地域の清掃活動を行いました。今回は、日頃からお世話になっている地域の方々へ感謝の気持ちをかたちにすることを目的とした取り組みで、生徒有志あわせて20人以上が参加しました。(探究未来課と保健相談課のコラボレーションとして企画・実行しました)
活動前の地域の印象は「もともときれいな街」。しかし歩いてみると、植え込みの中や道のすき間など、目につきにくいところに多くのごみが隠れていました。時間が経つにつれ各班のごみ袋はどんどん重くなっていきました。
最後に全員で分別したゴミ箱の中はいっぱいで、地域へ貢献できたという確かな手応えがありました。
参加した生徒からは、「思ったよりも楽しめました。次は友人も誘って参加したいです」「植物に引っかかったごみが多く、拾っていくと街の景観に少し貢献できた気がしました」といった声が聞かれました。
少し肌寒い日でしたが、自分たちの街を自分たちの手で良くする実感を参加者同士で共有できて、心が温まる活動となりました。
【2年探究】探究の秋「第2回ヘルプデスク」で研究加速
2年生を対象に、第2回ヘルプデスクが開催されました。今回も大盛況となり、生徒たちは時間いっぱいまで大学の先生方との対話を重ねていました。研究が深まる中で悩みも増えてくる時期ですが、ひとつひとつ壁を乗り越えて笑顔になる班も多く見られました。多くの生徒にとって、成長のきっかけとなる重要な授業となりました。
授業後大学の先生方からは「自分ごととして研究を捉えられている」「ありがちな研究がない」とお褒めの言葉をいただき、生徒たちの探究への姿勢が高く評価されました。
今回得たヒントをもとに、生徒たちは研究を深めていきます。今後の成長と2月に行われる最終発表が楽しみです。
【探究】第3回 Career Well-being Forum(モスクワ日本人学校教師としての日々)
金沢錦丘中学校の宮坂巌校長先生を講師にお迎えし、第3回 Career Well-being Forumを開催しました。
宮坂校長先生は、かつてモスクワにあるロシア日本人学校に3年間勤務されたご経験をお持ちで、今回はそのモスクワでの日々についてお話しいただきました。
講演では、モスクワに赴任されることになった経緯に始まり、日本人学校での生活の様子や、モスクワの街並みなどをロシア音楽をBGMにした豊富な映像とともに紹介していただきました。
生徒に向けては、「挑戦することの大切さ」や「挑戦には不安が伴うが、それを乗り越えてほしい」という力強いメッセージを送ってくださいました。また、現状を変えるために最も実践しやすい行動は“勉強すること”であるとのお話もあり、改めて日々の学習の大切さを感じる機会となりました。
閉会後も個別に質問する生徒の姿が見られ、たいへん有意義な時間となりました。
【1年探究】リサーチクエスチョンを考えよう(地域探究)
先日の「外部講師による特別講義」及び「フィールドワーク」を踏まえ、本日から「よりよいまちづくりプロジェクト」は「リサーチクエスチョンの設定」に入りました。
掲載している写真は、これまで学んできたことで、気になるキーワードや疑問、もやもやすることなどなどをピックアップして、キーワードマッピングの活動を行っている様子です。最初はアイデアを出すのに少し苦労しているグループもありましたが、しばらくするとキーワードを分類しながら探究したいテーマを決めていく姿が見られました。
リサーチクエスチョンの設定は簡単ではないですが、グループのメンバーと協力しながら、地域の課題を解決するアイデアを模索していけるといいですね。
【1年探究】フィールドワーク(地域探究)
本日は地域探究「よりよいまちづくりプロジェクト」の「フィールドワーク」実施日でした。それぞれ8つのコースに分かれて様々な場所で活動を行いました。本日の活動の様子をお伝えします。
①災害に強いまちづくり、②のとの里山復興(同時実施)※石川県防災学習プログラム
のと里山空港の発災時の様子の講話、總持寺祖院訪問、黒島地区の見学を行いました。特にまだ震災の爪痕が残る街並みを目にし、講師の方々からお話を聞いた際、生徒の目が非常に真剣だった様子が見られました。隆起した海岸は驚くべき光景でした。
③震災後の新しいまち
門前の總持寺通り商店街および禅の里交流館を訪れ、その街に住む地元の人々と交流をしたり、よりよいまちづくりのためのワークショップを管理部長の宮下杏里さんと実施しました。最後のワークショップでは様々なアイデアが積極的に出されました。
④避難所運営について
午前中に北陸学院大学の田中教授による避難所ゲーム「HUG」を体験しました。これまでにない様々な観点で物事を学べた様子が見られました。午後からは専門家及び防災士を招いて学校周辺のフィールドワークに出かけました。防災に関する内容を幅広く学べた1日でした。
⑤プラスチックと海の未来
午前中に健民海浜公園そばの海岸で海岸清掃活動を行い、午後からは学校に戻って回収したゴミの内容を調べるワークショップを実施実施しました。大学の先生や海外から留学している大学院生と交流しながら学びを深める様子はまさに「研究室」と行った様子でした。
⑥インバウンドの促進
午前中に学校でインタビューの準備を行った後、午後から金沢駅と兼六園付近に分かれて、外国人観光客へのインタビュー活動を行いました。最初は緊張していた様子でしたが、徐々に自信がついたのか、積極的にコミュニケーションを取ろうとしており、1日で大きく成長することができました。
⑦DE&I~共生社会の実現
午前中に石川県立図書館を訪れ、公共施設のトイレがバリアフリー、ジェンダーフリーといった観点でどのような工夫がなされているのかを考えるフィールドワークを行いました。午後にはお隣にある県立ろう学校を訪問し、生徒や職員との交流を実施しました。「共生」をキーワードに様々な視点で学ぶことができました。
⑧地域プロスポーツの役割
午前中に学校でインタビュー活動の準備を行った後、金沢駅に向かい、地域プロスポーツが地元にどれほど浸透しているのか、また浸透させるにはどのような活動を行えばよいか、幅広くインタビュー調査をしました。最初は道行く方々に声をかけるのが難しかった様子でしたが、フライヤー配りを含め、最後までよく頑張っていました。
本事業を行うにあたり、特別講義から様々な講師の方々にご協力をいただきました。また施設等を快くお貸しくださった皆様、ご説明をいただいた皆様、本当にありがとうございました。1年生はこれから各テーマごとにリサーチクエスチョンを考え、本格的な探究活動に入ります。生徒が本活動を通じて何を感じ何を考えたのか最終発表が非常に楽しみです。
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