探究日誌

探究日誌

【2年探究】相互評価ワークショップ

11月25日(火)7限、本校独自の取り組みである「相互評価ワークショップ」を実施しました。

生徒たちは班ごとに付箋を交換し合い、日頃の感謝の気持ちや、互いが身につけてきた資質・能力を言葉にして伝えました。

探究活動では成果発表も大切ですが、
それ以上に「自分の強みを知ること」「自分の在り方・生き方を考えること」が重要です。
今回のワークショップでは、他者からの評価も踏まえて自分自身を見つめ直し、
新たな気づきを得た生徒も多くいたようです。

わずか15分ほどの短いワークショップでしたが、
この経験がそれぞれのキャリア形成に生かされることを期待しています。

 

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【2年探究】ブラッシュアップ発表会&中間発表会

 11月18日(火)、2年生の探究活動を対象とした「ブラッシュアップ発表会」「中間発表会」を開催しました。今年度は、起業や新規事業の創出といった最前線で活躍されている講師の方々をお迎えし、研究の現状を率直に示したうえで、今後に向けた具体的なアドバイスをいただく貴重な機会となりました。

 講師からの視点は、普段の学校生活では触れることのない実社会の“リアル”に根ざしたもので、どの班にとっても新たな気づきにつながりました。とりわけ、これまで長く壁にぶつかり続けていた班が、助言を受けた瞬間に一気に研究の方向性が開ける姿も見られ、会場には前向きな空気が広がっていました。発表後、思わず笑顔になっていた生徒が多かったことが、その場の充実感を何より物語っています。

 中間発表会では、テーマごとに分かれた各教室で、講師からの質問に真剣に答えながら、互いの研究を聞き合う姿が印象的でした。ブラッシュアップ発表会では、10分の発表に加えて15分間の濃密な対話が行われ、研究の軸がより明確になった班も多くありました。

 発表会後の生徒の表情を見れば、このイベントがどれほど実り多い時間だったかは明らかでした。ここで得た助言や学びを、今後の探究活動、そして外部コンテストでの発表へとつなげていきます。

 今後の2年生のさらなる成長に、ぜひご期待ください。

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【2年探究】子育て支援メッセいしかわ2025に出展しました

11月16日(日)に石川県産業展示館で行われた「子育て支援メッセいしかわ2025」に参加しました。

(公財)いしかわ結婚・子育て支援財団のご協力をいただき、「いしかわパパ子育て応援プロジェクト with 金沢錦丘高校」として出展し、父子手帳「パパ・パスポート」の配布や自作絵本「おふとんさがそ!」「みてみておやさい」を使った紙芝居による読み聞かせ等を実施しました。当日はたくさんの方が来場され、会場は大盛況でした。高校生もたくさんの方と交流することができ、非常に学びの多い1日となりました。今回の活動の成果を今後の探究活動につなげていけるといいですね。本校ブースで足を止めてくださった皆様、ご協力をいただいた皆様、ありがとうございました。

 

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【2年探究】子育て支援メッセいしかわ2025に出展します

本校2年生の総合的な探究の時間で取り組んでいる「絵本を通して子育てを支援する」「父子手帳『パパ・パスポート』の普及」について研究している2グループが11月16日(日)に石川県産業展示館4号館で行われる「子育て支援メッセいしかわ2025」に出展します。

探究活動に取り組んでいる高校生が絵本の読み聞かせや紙芝居、パパ・パスポートの配布や普及活動を行っています。是非ご来場ください!

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【探究】第4回Career Well-being Forum開催しました。

第4回 Career Well-being Forum を開催し、本校中学校・高等学校の卒業生で現在大学2年生の加藤空芽さんをお招きしました。

加藤さんは学業の傍ら、能登復興支援コンソーシアムの学生代表副会長として、能登地域の復興支援活動に取り組んでいます。当日は、能登の復興に携わるようになったきっかけや具体的な活動内容に加え、高校時代の文理選択に関するエピソード、中学・高校時代の探究的な学びや課外活動についてもお話しいただきました。

また、高校時代の探究活動では地域の商店街の活性化に取り組み、その経験や探究活動を通して築いた多くの人とのつながりが、現在の復興支援活動に生かされていることについても語ってくださいました。

印象的だったのは、加藤さんが繰り返し伝えていた「一生懸命勉強してください」という言葉です。自分の目標を実現するためには、好きなことや得意なことだけでなく、苦手なことにも真剣に向き合う努力が大切であるというメッセージが心に残りました。

 

 

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【探究】第2回錦丘Volunteer Activity 学校周辺のゴミ拾い

「第2回錦丘Volunteer Activity」として、学校周辺地域の清掃活動を行いました。今回は、日頃からお世話になっている地域の方々へ感謝の気持ちをかたちにすることを目的とした取り組みで、生徒有志あわせて20人以上が参加しました。(探究未来課と保健相談課のコラボレーションとして企画・実行しました)

 

 

 活動前の地域の印象は「もともときれいな街」。しかし歩いてみると、植え込みの中や道のすき間など、目につきにくいところに多くのごみが隠れていました。時間が経つにつれ各班のごみ袋はどんどん重くなっていきました。

 最後に全員で分別したゴミ箱の中はいっぱいで、地域へ貢献できたという確かな手応えがありました。

 参加した生徒からは、「思ったよりも楽しめました。次は友人も誘って参加したいです」「植物に引っかかったごみが多く、拾っていくと街の景観に少し貢献できた気がしました」といった声が聞かれました。

 少し肌寒い日でしたが、自分たちの街を自分たちの手で良くする実感を参加者同士で共有できて、心が温まる活動となりました。

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【2年探究】探究の秋「第2回ヘルプデスク」で研究加速

 2年生を対象に、第2回ヘルプデスクが開催されました。今回も大盛況となり、生徒たちは時間いっぱいまで大学の先生方との対話を重ねていました。研究が深まる中で悩みも増えてくる時期ですが、ひとつひとつ壁を乗り越えて笑顔になる班も多く見られました。多くの生徒にとって、成長のきっかけとなる重要な授業となりました。

   

 

 授業後大学の先生方からは「自分ごととして研究を捉えられている」「ありがちな研究がない」とお褒めの言葉をいただき、生徒たちの探究への姿勢が高く評価されました。

 今回得たヒントをもとに、生徒たちは研究を深めていきます。今後の成長と2月に行われる最終発表が楽しみです。

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【探究】第3回 Career Well-being Forum(モスクワ日本人学校教師としての日々)

金沢錦丘中学校の宮坂巌校長先生を講師にお迎えし、第3回 Career Well-being Forumを開催しました。

宮坂校長先生は、かつてモスクワにあるロシア日本人学校に3年間勤務されたご経験をお持ちで、今回はそのモスクワでの日々についてお話しいただきました。

講演では、モスクワに赴任されることになった経緯に始まり、日本人学校での生活の様子や、モスクワの街並みなどをロシア音楽をBGMにした豊富な映像とともに紹介していただきました。

生徒に向けては、「挑戦することの大切さ」や「挑戦には不安が伴うが、それを乗り越えてほしい」という力強いメッセージを送ってくださいました。また、現状を変えるために最も実践しやすい行動は“勉強すること”であるとのお話もあり、改めて日々の学習の大切さを感じる機会となりました。

閉会後も個別に質問する生徒の姿が見られ、たいへん有意義な時間となりました。

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【1年探究】リサーチクエスチョンを考えよう(地域探究)

先日の「外部講師による特別講義」及び「フィールドワーク」を踏まえ、本日から「よりよいまちづくりプロジェクト」は「リサーチクエスチョンの設定」に入りました。

掲載している写真は、これまで学んできたことで、気になるキーワードや疑問、もやもやすることなどなどをピックアップして、キーワードマッピングの活動を行っている様子です。最初はアイデアを出すのに少し苦労しているグループもありましたが、しばらくするとキーワードを分類しながら探究したいテーマを決めていく姿が見られました。

リサーチクエスチョンの設定は簡単ではないですが、グループのメンバーと協力しながら、地域の課題を解決するアイデアを模索していけるといいですね。

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【1年探究】フィールドワーク(地域探究)

本日は地域探究「よりよいまちづくりプロジェクト」の「フィールドワーク」実施日でした。それぞれ8つのコースに分かれて様々な場所で活動を行いました。本日の活動の様子をお伝えします。

①災害に強いまちづくり、②のとの里山復興(同時実施)※石川県防災学習プログラム

のと里山空港の発災時の様子の講話、總持寺祖院訪問、黒島地区の見学を行いました。特にまだ震災の爪痕が残る街並みを目にし、講師の方々からお話を聞いた際、生徒の目が非常に真剣だった様子が見られました。隆起した海岸は驚くべき光景でした。

③震災後の新しいまち

門前の總持寺通り商店街および禅の里交流館を訪れ、その街に住む地元の人々と交流をしたり、よりよいまちづくりのためのワークショップを管理部長の宮下杏里さんと実施しました。最後のワークショップでは様々なアイデアが積極的に出されました。

④避難所運営について

午前中に北陸学院大学の田中教授による避難所ゲーム「HUG」を体験しました。これまでにない様々な観点で物事を学べた様子が見られました。午後からは専門家及び防災士を招いて学校周辺のフィールドワークに出かけました。防災に関する内容を幅広く学べた1日でした。

⑤プラスチックと海の未来

午前中に健民海浜公園そばの海岸で海岸清掃活動を行い、午後からは学校に戻って回収したゴミの内容を調べるワークショップを実施実施しました。大学の先生や海外から留学している大学院生と交流しながら学びを深める様子はまさに「研究室」と行った様子でした。

⑥インバウンドの促進

午前中に学校でインタビューの準備を行った後、午後から金沢駅と兼六園付近に分かれて、外国人観光客へのインタビュー活動を行いました。最初は緊張していた様子でしたが、徐々に自信がついたのか、積極的にコミュニケーションを取ろうとしており、1日で大きく成長することができました。

⑦DE&I~共生社会の実現

午前中に石川県立図書館を訪れ、公共施設のトイレがバリアフリー、ジェンダーフリーといった観点でどのような工夫がなされているのかを考えるフィールドワークを行いました。午後にはお隣にある県立ろう学校を訪問し、生徒や職員との交流を実施しました。「共生」をキーワードに様々な視点で学ぶことができました。

⑧地域プロスポーツの役割

午前中に学校でインタビュー活動の準備を行った後、金沢駅に向かい、地域プロスポーツが地元にどれほど浸透しているのか、また浸透させるにはどのような活動を行えばよいか、幅広くインタビュー調査をしました。最初は道行く方々に声をかけるのが難しかった様子でしたが、フライヤー配りを含め、最後までよく頑張っていました。

本事業を行うにあたり、特別講義から様々な講師の方々にご協力をいただきました。また施設等を快くお貸しくださった皆様、ご説明をいただいた皆様、本当にありがとうございました。1年生はこれから各テーマごとにリサーチクエスチョンを考え、本格的な探究活動に入ります。生徒が本活動を通じて何を感じ何を考えたのか最終発表が非常に楽しみです。

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【1年探究】外部講師による特別講義(地域探究)

本日6,7限目に地域探究「よりよいまちづくりプロジェクト」の「外部講師による特別講義」を実施しました。本プログラムでは、以下のイメージ図にあるように8つのテーマに分かれ、それぞれのテーマの講師をお呼びして、専門家として講義およびワークショップをしていただきました。

今回の特別講義は、地域探究を始めるにあたって、そのテーマに関する理解を深めるとともに、解決すべき課題を見つけるヒントを得ることが目的です。10月9日(木)に実施されるフィールドワークに向けてのよいきっかけづくりになったのではないでしょうか。

以下に生徒の感想を一部掲載します。(抜粋)

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自分は祖母が珠洲市の人で地震のことや能登の里山についてよく話を聞いていたが、今回の講演を通してより能登半島地震及び能登の里山についての見聞が深まりました。復興という大きなゴールを達成するためには、集落の住人やJAの管理者などの積極的なセッションとコミュニケーションが必須だと考えました。もし仮に能登が震災前の雰囲気に戻すということが復興ならば、震災後の人口減少や復興意識の低下などの人間的な課題と、家屋の倒壊による建物の再建や道路やインフラの改善といった物理的な課題の2つに分けられると思います。自分たちのグループは今後どういった形で復興を達成するのかをよく考え、テーマ設定をしなければいけないと思いました。(のとの里山復興)

今まで海のプラスチック問題について色んなところで聞く機会があったけれど、今回の講義を受けてその問題がより深刻なものだったと気付いた。特に、日本はごみの分別、リサイクルに力を入れていると思っていたけれど、狭い国だから、集めたゴミはほぼ燃やされており問題視されていることを知り驚いた。その他にもマイクロプラスチックの利用などでヨーロッパ、アメリカでは当たり前のことでも日本はできてないことがたくさんあると分かった。これからの社会はリサイクルを前提としたデザインをすることが大切だと思った。またSDGsに変わる新たな目標「ネイチャーポジティブ」の達成に向け地球でクラス一人一人が環境を大切にするという意思をもつのが大事だと考えた。私は今まで環境問題について深く考えたことがなかったけど、これからは今何が起こっているかをニュースで確認したり、身近でできることに取り組んで行きたいと思った。(プラスチックと海の未来)

中学生の時に初めてLGBTQを知って、他の子達よりはほんの少しだけ分かっているつもりだったけれど、実際に当事者である外部の講師の話を聞くと知らないことが沢山あった。LGBTQのそれぞれの意味は知っていたけれど、ホモセクシュアルの反対であるヘテロセクシュアルや、トランスジェンダーの反対のシスジェンダーなど知らない単語も今日で知ることができた。今回はトイレの利用という私達にとっても身近な話題だったため、より深く物事を考えることができた。公共トイレはLGBTQでない私ですら不満を抱くことがあり、LGBTQの方々、特にトランスジェンダーの方々はもっと色々思うことがあるのだと感じた。周りの目を気にして自認の性別のトイレに入れないこと、そもそも公共のトイレを利用しない人、身近な生活でトランスジェンダーの人々が苦しんでいることを知った。どうしてこのようなことになるのだろうと考えたとき、やはり時代が進んでいるとはいえ、まだまだ差別化の改善がされていないからではないかなと思った。LGBTQの方々の自己肯定感は著しく低いと聞いたことがあり、周りと違うというだけで不信の目を持たれがちなので、怖いや気持ち悪いなどの言葉がより深く刺さってしまうのではないかと思った。今回の講義などを通して、私達ひとりひとりがLGBTQに対する理解を深めていくことが大切だと思いました。(DE&I~共生社会の実現)

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今回の講義が生徒の心に響いていることがよくわかります。お越しいただいた講師の皆様、お忙しい中、本当にありがとうございました!

 

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ユース水フォーラムアジア2025 旅日記⑧(最終号)

前泊を含めて、4泊6日はあっという間に過ぎました。ここで今回参加した高木さんと四藤さんの感想を掲載します。

高木さん「現地で出会った同年代の学生たちは、誰もが温かな「おもてなしの心」にあふれ、英語によるコミュニケーションやプレゼンテーション能力にも長けていました。私は、居心地の良さを感じると同時に、自分ももっと語学力を高めて積極的にコミュニケーションを図ることや発表に臨むことの必要性を痛感しました。彼らと接していると、学生として人間としての在り方を学ばされる場面が多かったです。彼らのおもてなしは形式ではなく、一人ひとりが自分の思いを持ち、心から相手に向き合っていることに気づかされました。そのとき、「立場や国籍としての自分」だけではなく「ひとりの人間としての自分」として振る舞うことの大切さと向上心の醸成を改めて強く意識しました。街並みを観察すると、都市の中心であっても緑が多く植えられ、生活の中で自然を感じられる環境が整っていました。加えて、市内を走るバスはすべて電気自動車であり、環境負荷を減らす取り組みがすでに実現していることに驚かされました。さらに、日本をはじめとする各国の協力により、ジャカルタでは地下鉄などの交通インフラが整備されつつあります。こうした取り組みが進展すれば、20年後には大量の人口を支えることのできる「クリーンで持続可能な国」へ成長していくのではないかという活力と勢いを感じました。出発前、私はインターネット検索で「インドネシア観光は怖い」といった否定的な言葉を目にし、不安を抱いていました。しかし実際に訪れたジャカルタは、私にとって「また行きたい」と心から思える都市でした。このたびの経験は、探究グループの仲間をはじめ、学校の先生方、そして水フォーラムの皆様など多くの方々のご支援があってこそ実現できたものです。深く感謝申し上げます。この学びを糧に自分を磨いていきたいです。Terima kasih!!」

四藤さん「今回Youth Water Forum ASIA 2025に参加し、国境を越えて他国の高校生と交流できたことは、自分の考えを深める貴重な機会となりました。1日目は現地の高校生がとても友好的で、すぐに話しかけてくれました。彼らの環境問題に対する自信ある発表は大きな刺激となり、見習いたいと思いました。発表後にはたくさん握手や写真を撮り、インドネシア料理も体験。特にスパイシーフードは驚きの辛さで印象的でした。また、日本語を勉強している子や伝統衣装を見せてくれる子もいて、会話を通じて交流を楽しみました。2日目は日本ではできないマングローブの植林を体験。水に肩まで浸かり怖さもありましたが、現地の人に助けられながら無事に植えることができ、とても楽しい時間でした。食事も一緒に注文を教えてもらいながら交流を続け、夜道やモール散策も思い出になりました。3日目は外務省の方に観光地へ案内していただき、カーフリーデーで賑わう街を歩き、博物館で多様な民族について学びました。さらにモスクや大聖堂を訪れ宗教にも触れ、最後には南半球一の高さを誇るタワーからジャカルタの街を一望。ガラス張りの床にドキドキしながらも楽しい体験でした。石川を出発して6日間、数多くの経験を重ね、ユース水フォーラム関係者や現地の友人に深く感謝しています。1人ではできないことばかりで、ジャカルタがすでに恋しくなっています。次回はぜひまたインドネシアを訪れ、友人に会いたいです。」

 

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ユース水フォーラムアジア2025 旅日記⑦

最終日に最後に訪れたのは、南半球で最も高いビル「オートグラフタワー」です。389.2mあり、その展望台まで高速エレベーターで昇り、景色やガラスフロアを楽しんできました。高い上に、ガラスフロアや空中ブランコなどすべてが外にあるため、スリル満点でした。

この「オートグラフタワー」への訪問を最後に、一緒に観光してくれた外務省の職員の方とお別れしました。タクシーを待っている間、高校生と交流していただいたのですが、「やりたいと思ったことはとことんやった方がいい、夢や目標は頑張り続ければいつかかなう」「中央省庁を目指すのは決して高い壁ではなく、勉強も方法を覚えれば、あとは自分の頑張りで道が開ける」「自分の好きなことを大切にしてほしい」など、心に響くメッセージをたくさんもらいました。また「インドネシアは治安が良く、人々がとても暖かい、ケンカをしているところなどは見たことがない」「外務省であれば高卒でも入れるし、実際にその経歴で10か国以上回っている人がいる」など、非常に興味深いお話を聴くことができました。

また「ジャカルタに来たときはいつでも大使館に寄ってくださいね」とお声がけをしていただきました。非常に気さくで日本に対する愛を強く持っていらっしゃいました。大変お忙しい中、1日お付き合いいただき本当にありがとうございました。

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ユース水フォーラムアジア2025 旅日記⑥

最終日は日本水フォーラムのスタッフの方の紹介で、外務省にある東南アジア諸国連合日本代表部の方とジャカルタ市内観光に出かけました。

まず始めに訪れたのが「ジャカルタ国立博物館」で、インドネシアの歴史と文化が学べる場所です。インドネシア語と英語の解説が記載されているため、十分に楽しむことができていました。

次に訪れたのが「イスティクラル・モスク」で東南アジア最大のモスクです。女性入る際、敬意を示すため、肌の露出のないローブを着る必要があり、それも良い経験になりました。また礼拝の様子や巨大な建造物に大変驚いていました。

次に訪れたのは「ジャカルタ大聖堂」です。外見はノートルダム大聖堂のような外見でしたが、日曜日ということもあって大変混雑していたため、短時間の滞在となりました。

ショッピングモールでお土産などを買った後、日本大使館の前を通り、JICAと日本の大手ゼネコンが手掛けた「ジャカルタ都市高速鉄道」に体験乗車しました。ジャカルタ市内は自動車とバイクで信じられないくらい混雑していてますが、その解消が期待されています。現在も延伸工事が続いており、現地の人の足になることが期待されています。非常に綺麗かつ洗練された様子を見ることができ、一同が日本をとても誇りに思った瞬間でした。

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ユース水フォーラムアジア2025 旅日記⑤

現地2日目は朝からフィールドワークに出かけました。主な内容はマングローブの植樹体験です。

ジャカルタにある自然観光公園では、様々なアクティビティが体験できますが、水に関わる内容としてマングローブの植樹を行いました。衣服を着たまま湿地帯に入り、苗木を植える体験はなかなか刺激的です。足がつかないため、水中にある竹1本を頼りに泥水の中を泳ぐことになり、その体験は想像以上にスリリングで、忘れられない思い出となりました。

午後は現地の高校生と交流しながらのランチと大型ショッピングモールの散策でした。ランチを一緒に食べながら交流することができました。おすすめの食べ物を食べたり、スパイシーな食べ物が好きなお国柄など、非常に楽しい時間を過ごすことができました。なお食事は日本人の舌に合うような気がしますし、辛い食べ物にも皆大分慣れてきた様子も見られます。※なお撮影禁止だったため、写真は割愛します。

ショッピングモールに行って驚いたことですが、日系のファーストフード店やアパレスショップが非常に多く、大変人気がありました。売っているものは少し現地用にアレンジしてありますが、ほぼ同じと言ってもいい内容です。ジャカルタにはおよそ1万5千人の日本人が住んでいるのに加え、日本の文化が現地の生活に浸透していることがよくわかりました。

インドネシアの高校生とはこの日でお別れです。連絡先をお互いに交換して別れました。コミュニケーションを非常に積極的に取ろうとする姿や様々なことに興味・関心が高い様子が、日本人高校生にとって大変刺激になりました。

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ユース水フォーラムアジア2025 旅日記④

午後からは引き続き世界の水問題に関するプレゼンテーションが続きました。錦丘の発表はインドネシアの高校生の発表の後でした。たくさんのインドネシア人に注目されながらの発表でしたが、これまで研究してきた小水力発電に関する研究を立派に発表していました。その後質疑応答の時間がありましたが、①自分たちの研究について、周囲の人をどのように巻き込んでいくか、②政府や自治体にどのようなことを求めたいかの2点について、的確に応答できていました。一日で20以上のスピーチやプレゼンテーションを聞きましたが、本校の発表も決して引けを取らない内容だったと思います。

途中、インドネシアの閣僚や国連特使との交流など、普段決して体験できないこともありました。

17時に全体会が終了し、その後場所を移してのウェルカムディナーでも、インドネシアの高校生とアニメや将来のことなど、やや緊張しながらも会話を楽しんでいました。料理も美味しくいただきました。本フォーラムスポンサー企業CEOにも挨拶をしました。

今回交流しているインドネシアの高校生は全員がインターナショナルスクールに所属しており、英語とインドネシア語のバイリンガルかつ、高校生とは思えない非常に優れたコミュニケーション力を有しています。そんな中でも自分たちの伝えたいことを懸命に話している生徒たちが非常に印象的でした。

初日としては本当に長い1日でしたが、翌日はマングローブの苗木の植樹を中心としたフィールドワークがあります。引き続き水問題について学びます。

 

 

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ユース水フォーラムアジア2025 旅日記③

今朝は朝食を食べた後、ジャカルタ中心部にある発表会場に移動しました。

ユース水フォーラムアジア2025の開催に先立って、インドネシアの伝統的なダンスでの歓迎セレモニーやスピーチ等がありました。生徒たちは開始前に現地の高校生と英語での交流を楽しんでいました。

フォーラムはすべて英語で行われますが、インドネシアの高校生の英語のレベルは非常に高く、流暢なのですが、話している内容が非常にわかりやすく、十分理解できている様子でした。

お昼休憩を挟んで、この後金沢錦丘高校の発表になります。

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ユース水フォーラムアジア2025 旅日記②

昨夜インドネシア・ジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港に一行は無事到着しました。日本との時差は2時間で、揺れも少なく非常に快適なフライトでした。

夕食は同行する日本代表団一行と空港で食べることになりました。何が食べたいかという話になり、やはりここはインドネシア料理ということで食事をしましたが、想像以上の激辛に悶絶しました。これから4日間、慣れていかなけれいけませんね。また水道水が飲めないので、自分たちで現地通貨インドネシアルピアを使ってペットボトルのお水を買っていました。

ホテルに向かうタクシー(Grabという配車アプリを使って手配します)の中から見るジャカルタ市内のバイクの多さに驚きながら、滞在するホテルに到着しました。長旅に疲れの色が見えますが、明日が発表かつ本番かつウェルカムセレモニーから夕食会までの12時間以上の長丁場です。現地の高校生との交流など、たくさんの交流会が予定されています。次の旅日記でこの様子をお伝えする予定です。

     

 

 

 

 

 

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ユース水フォーラムアジア2025 旅日記①

本校で実施している「Nishiki探究プロジェクト」において、昨年度6人の現3年生が研究した小水力発電に関する研究が「NPO法人日本水フォーラム」に評価され、今年度2名が6名を代表して、インドネシア・ジャカルタで開催される「ユース水フォーラムアジア2025」で研究内容を発表することになりました。

昨日から移動を始め、夜に一緒に発表する北海道北見北斗高校の生徒2名と前泊するホテルで合流しました。同級生同士、早速仲良くなっていましたね。大変良い雰囲気です。

本日は一路インドネシア・ジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港を目指します。フライト時間は7~8時間の予定です。到着したらまたHPを更新したいと思います。現在は成田国際空港です。いよいよ出発です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【探究】大学生と語る会

9月12日(金)午後、本校卒業生である大学3・4年生9名を招き、1年生を対象に「大学生と語る会」を開催しました。
1年生は4月から探究学習の一環として大学の学部・学科について調べてきましたが、本日はその集大成として、大学生から実際の大学生活や学問の魅力について学びました。

第1部では、各クラスが文系・理系に分かれて大学生との座談会を行いました。大学生からは、大学で学ぶ内容やその面白さ、高校と大学の生活の違い、大学の魅力などについて語っていただきました。生徒たちは、志望分野を決めた時期や学びの内容、受験勉強などについて熱心に質問し、今後の高校生活に活かそうとする姿が見られました。

放課後には対象を高校生だけでなく金沢錦丘中学校の生徒やろう学校1年生にも広げ、希望者を対象に第2部を実施しました。第1部で話を聞けなかった大学生のもとへ積極的に向かい、より近い距離で熱心に質問する様子が印象的でした。

生徒たちが自らのキャリアを意識し、主体的に行動する姿が見られ、大変意義のある会となりました。
ご協力いただいた大学生の皆さん、お忙しい中お時間を割いていただき、誠にありがとうございました。皆さんの今後のご活躍を、職員一同心より応援しています。

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