学校行事・日誌

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平成25年度 第66回入学式

 心配された天候も晴れ渡り、多くの来賓、保護者臨席のもと入学式が挙行されました。今年度、新しく平野校長が着任し、400名の入学が許可されました。新入生に対し、式辞の中で高校生活3年間をどう過ごすか、および「高い志」、「鍛錬」、「集中とメリハリ」の3つのことについて話されました。新入生は、緊張した中にも、希望に満ちた顔をして聞いていました。 
 
    生徒宣誓(▼)
宣誓
    
     学校長式辞(▼)
学校長式辞

     担任が生徒の前に整列(▼)
生徒の前に担任が整列

学校 合格発表の日の交通についてのお願い

3月14日(木)正午に行う、平成25年度入学者の合格発表についてお願いします。
 
・毎年、本校周辺では混雑により、地域の皆様にご迷惑をおかけする状況が発生しています。
 
・特に、本校前や周辺道路では、駐停車による交通混雑が起こるため、付近を通行する方々からも苦情が寄せられています。ちょっと駐めて受検生を降ろすだけといった気軽さが、このような状況を作り出していると思われます。
 
・付近の店舗や病院等への無断駐車についても、大変困っております。
 
・このページをご覧の皆様の良識ある行動を、よろしくお願いします。
 
・合格発表を見に来校される場合は、自家用車はご遠慮いただき、公共の交通機関でお越しください。付近の店舗や病院等への無断駐車もご遠慮願います。
 

第65回卒業証書授与式を挙行しました。

 
 平成24年度 第65回卒業証書授与式 
 
 学校長 式辞

 幾たびかの大雪に見舞われたこの冬も終わり、緑が丘の台地にもようやく春の息吹が感じられる今日の佳き日、松本雅之PTA会長様、小川陽子同窓会長様並びに歴代校長様をはじめ多数のご来賓の皆様のご臨席をいただき、ここに第65回卒業証書授与式を挙行できますことは、本校関係者の等しく喜びとするところであります。
 348名の卒業生の皆さん、卒業おめでとう。三年間、夏の暑い日差しや厳しい冬の寒さに耐え、通い続けたこの学び舎を皆さんは本日巣立つことになります。今皆さんの胸中は、清々しい満足感に満ちあふれていることでしょう。
 保護者の皆様、本日お子様が三か年の蛍雪の功なり、めでたく金沢二水高等学校卒業を迎えられましたこと、お子様と苦楽をともにされ本校と何かと関わりをいただいたこの星霜を思うとき、感無量であると拝察し、心からお喜び申し上げます。
 さて、三年間の高校生活を振り返って見ますと、桜花爛漫の4月、本校へ入学した初々しい一年生では、期待と不安が入り交じったなか高校生活がスタートし、5月の陸上競技大会、夏の二水祭を経てようやく二水生らしくなったはずです。一昨年3月11日に発生した「東日本大震災」の記憶は今も忘れることができません。その後続いた原発事故を含め、わが国に未曾有の危機をもたらしましたが、現在着実に復興が進められております。
本校の中堅として部活動・生徒会活動はじめ重要な役割を担った二年生では、北海道への修学旅行において、班別自主研修やラフティング体験に楽しく取り組みました。
本年度は最上級生として積極的に「二水祭」はじめ学校行事を推進し、さらに進路実現に向けて果敢に挑戦し、最大限に努力し続けました。このように皆さんは本校の伝統を受け継ぎつつ新しい課題に立ち向かい、本校の新たな時代を実践した生徒たちであると言えましょう。
 ところで、わが国を取り巻く国際情勢においては、領土問題を抱えた中国・韓国と友好関係を保ち、更に発展させていくという協調する姿勢が求められております。グローバル社会において、皆さんの若い感性・情緒力で世界に安定と平和をもたらしてほしいと願っています。
 明治維新を切り拓いた西郷隆盛南洲先生は、「己に克つの極功は『意なし、必なし、固なし、我なし』と言っておられます。これは克己心の目標は、自分勝手に当て推量をしない、無理押ししない、固執しない、我を通さない、という意味です。さらに言いかえますと、柔軟な姿勢で事に臨みなさい、バランス良い生き方が大事ですよということでしょう。このことを踏まえ、これからの人生を生き抜いていく卒業生の皆さんにはなむけの言葉として、幸福な人生をおくるための三か条について話したいと思います。
 一つ目に「向上心を持つ努力の人であれ」ということです。
 皆さんは、本校における学業を通じて、三年間を見通してこつこつと努力することの大切さを学んだはずです。この姿勢は人生を生き抜く根本姿勢ともなります。いくつになっても目標に向かって、向上心を持ちこつこつと努力する日々の姿勢で、人生を貫いてください。自分で自分を誉めてやることのできる生き様を、見せて欲しいと心から期待しております。
二つ目に「誠実であれ」ということです。
これからは、自分自身はもちろんのこと、他に対しても心に「誠実さ」を刻みながら、対処していく姿勢が人生では必要となります。時には人間関係で悩むこともあろうかと思いますが、誠実さを貫き相手の信頼をかち得ていくことがその解決方法です。誠実にかつ真摯に対応する人は必ずや周りの人から信頼されます。
三つ目は「随所に主と為る」ということです。
人生のどの場面においても、主役・主体は自分自身であるという自覚を持ってください。特に進路決定等、人生の節目における重大な決断は自分自身でしなければなりません。なぜならば「この道は他の誰でもない自らが選択した道なのだ」という思いだけが、困難を乗り切る原動力となるからです。
その際、世阿弥が「花鏡」の中で述べている「離見の見」という考え方が参考になるでしょう。すなわち、離は離れる、見は見ると書きます。つまり自分を離れて見るということです。能を演じている自分を、観客の立場から見る、客観的に自分を見る視点を持ちなさいという意味を世阿弥は言っているのでしょう。このことによって、自分はどのように生き、何をしなければならないのかが見えて来るはずです。
また、仕事がうまくいかないとき、あるいは自分の処遇に不満を感じたとき、それを他のせいにしてはなりません。自分の人生の主体は自分自身なのですから、現状をしっかり受け止めて今日只今から努力すれば状況は好転するのだという信念を持って頑張り抜くことが周囲からの信頼と支援を得ることにつながります。
 卒業生の皆さん、今後は、母校金沢二水高等学校、ふるさと石川で培った精神文化に誇りと愛着を持って、真の国際人としてグローバルな視野で人生を切り拓いていただきたいと思います。
 終わりに、本日ご臨席のご来賓の方々、保護者の皆様に深く感謝申し上げますとともに、卒業生の皆さんの前途が幸多からん事を心から願って式辞といたします。

平成25年3月1日                石川県立金沢二水高等学校長  近藤 繁彦
 
             
          学校長式辞                           石川県教育委員会告辞
 
           
             PTA会長祝辞                     在校生送辞                  
           
      
           卒業生答辞          卒業生退場の前にホーム担任が整列
 
     
               
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

! 台風17号関連(9/29朝)

本日9/29(土:土曜補習)の朝のホーム連絡で、次のことを生徒に伝えました。
 
 ① 台風17号の接近に伴い、明日9/30(日)は全日にわたって登校を禁止する。
 ② 10/1(月)の日程については、9/30の13時までに決定し、その後16時までにメール配信により保護者に連絡する。メール配信を登録していない家庭には、担任から電話連絡する。
 ③ 今後の台風情報や、暴風・大雨等の最新の気象情報の収集に努め、登校する際には安全確保に細心の注意を払うこと。
 
今回、補完的にホームページでもお知らせいたしました。今後も同様にホームページにてお知らせすることがあります。

西野健太郎氏 絵画贈呈式

 この度、本校第51期生で画家の西野健太郎様より、作品の御寄贈を賜ることになり、8月7日(火)9時30分より校長室で贈呈式が行われました。寄贈作品は「天空の音」 で、オオカミ親子の愛情が伝わってくる絵です。「生徒の心の癒しに役立ててほしい」と御寄贈いただきました。本校管理棟2階の生徒課室前の壁面に飾る予定です。貴重な作品の御寄贈、本当にありがとうございました。  
 西野様は本校ご卒業後、ハワイ大学に進学され医療やセラピーを学ばれました。カウアイコミュニティーカレッジ在学中にエアーブラシ画法と出会い、絵を通して人の役に立てる仕事としてアートセラピーを始められました。現在、国内外の展覧会で自然や動物を題材にした作品を発表され精力的に活動されています。また、ジグソーパズルなどの関連商品も北米・オセアニア・ヨーロッパ、日本など10カ国で発売されています。