学校行事・日誌
2013年6月の記事一覧
ソロプチミスト支援金授与式・講演会
「国際ソロプチミスト金沢-くろゆり
“友&愛”Sクラブ支援金授与式・講演会」
平成25年6月22日(土)
地域社会と女性と女児の生活向上を目的とした奉仕団体「ソロプチミスト金沢-くろゆり」会長の高桑みな子様より、奉仕活動をしている本校に支援金が授与されました。生徒を代表して生徒会長の堀井紗葉さんがお礼の言葉を述べた後、国際ソロプチミストアメリカ連盟のVRA賞(ボランティア活動に従事し、地域や世界をよりよくするために献身的な14歳から17 歳の女性を対象にするもの)に応募した2年生の田上彩花さんと「夢を生きるアートコンテスト」に応募した美術部にもくろゆり賞が贈られました。
また、学校長の御礼のことばに続いて、7月24・25日に行われる「ユース・フォーラム2013in京都」に参加する茶道部の吉田惠美さんが紹介された後、1年生を対象に金沢大学大学院教育学研究科教授の八重澤美知子先生が「多文化社会を生きる」と題して講演されました。八重澤先生は、「アイデンティティ形成」について研究されていますが、他の誰とも入れ替わることの出来ない「自分を創る」プロセスとそれに影響を与える「文化」や「時代」および「社会」などに触れながら、グローバル化がすすむこれからの時代をどう生きていくべきか、留学制度や多文化社会に生きる意義など盛りだくさんの内容で1年生に熱いエールを送ってくださいました。
講演会の後の質疑応答では生徒の手が次々と挙がり、「大学入学後に留学するとしたら、どんなことに気をつけると良いですか」「先生の大学ではどこの国の何という大学と留学の協定を結んでいますか」など外国の大学へ行って学ぶことを具体的に思い描きながらの質問が多数出され、八重澤先生からも「皆さんとrelationshipが図られた」と喜んでいただきました。当初の予定を20分も超過しましたが、有意義な講演会を企画してくださった「ソロプチミスト金沢-くろゆり」の皆様、本当にありがとうございました。
支援金授与式の高桑会長(ステージ中)と堀井生徒会長(ステージ左)
講演会に先立ち、クイズを出される八重澤教授