校長室より
心温まるニュースを見つけました
鹿児島県の南日本新聞に心温まる記事があったので紹介します。
記事のタイトルは、『「ありがとうを伝えたい」道に迷い泣いていた90歳。案内してくれた2人の優しい女子生徒を探しています』というものです。
内容は次の通りです。
1人暮らしのAさん(90)。視力や聴力が弱く、つえをついてゆっくりとしか歩けない。残暑が厳しい9月のある日、書留を受け取るため鹿児島の郵便局にバスで向かった。
駅に着いたが、バスが止まった西口の利用は初めて。なかなか郵便局にたどり着けず、不安と疲労で涙を流しながら歩いていると、高校生とみられる2人連れの女子生徒が声を掛けてくれた。2人は「郵便局は反対方向ですよ」と、歩くのもままならないAさんを抱えるようにして駅まで案内。様子に気付いた駅員が「あなたたちは学校に行きなさい」と引き取り、車いすで郵便局まで連れて行ってくれた。駅には後日、出向いてお礼ができたが、生徒の学校が分からないという。
Aさんは南日本新聞社に相談。「心優しい2人のおかげで無事郵便局にたどり着けた。ぜひ会ってお礼を言いたい。学校にも感謝したい」と話している。
私は、この記事を読んで、女子高生の行動、駅員の行動、そしておばあちゃんの気持ち、どれも思いやりや愛にあふれているなと感じました。
本校生徒も、登下校の際に、たくさんの地域の方と出会うかと思います。挨拶をしたり道を譲ったりすることもあると思います。その時、どのように接しているでしょうか。もし、みんなが優しいい気持ちで接したり行動したりしていれば、みんなも地域の人も温かい気持ちになると思います。
東和中での生徒会活動や行事を通してみんなの心がますます成長し、学校においても地域においても、心優しい東和中生であることを願っています。
コロナ禍で、中学生が地域と関わることが少なくなっています。しかし、地域に育てられている中学生が地域に貢献することは、とても大切なことだと思っています。これからも、そのことは伝えていきたいと思います。ただ、まだまだ未熟なところもありますので、温かい目で見守ってください。
学校だより あすなろう5
2学期も中盤を迎え、体育祭や修学旅行・遠足など、大きな行事が続いています。生徒会やリーダー会が中心となって、学級や学年をリードしてくれています。また、学校全体を引っ張ってくれる3年生の力強い姿を見ると、頼もしい限りです。自律・共生・貢献というキーワードのもと教育活動を行っていますが、行事を通して、生徒一人一人がその実現に向けて取り組み充実している様子が見られます。
次の大きな行事は文化祭です。今、生徒会を中心に企画を練っています。生徒たちが夢を持てる、夢を語れる文化祭になるよう、職員一同支援してまいります。ご期待ください。
学校だより あすなろう第5号 → 東和中学校学校だより 5.pdf
見た人はいますか?
今朝、分校や動橋の地区は、霧に包まれていました。私が出勤した際も、かなり濃い霧が立ち込めていました。慎重に車を進めていると、少しずつ霧が晴れて青空が見えてきました。
その時です!! 空に白いアーチのようなものが見えてきました。
最初は「不思議な雲だな・・」と思っていましたが、雲にしては形が整いすぎている・・。
「えっ、あの形はまさか虹? でも白いけど・・」
驚きと興奮が冷めやらず、思わず車を安全な場所に止めて、写真を撮りました。
後からネットで調べると、霧が出た際に稀にみられる白い虹「霧虹」という現象だとわかりました。めったに見られない現象だそうです。なぜ白いのかというと・・・(追求してみてください きっと深い学びにつながります)。
虹といえば七色のレインボーカラーだと思い込んでいたので、大変驚きました。
職場のスタッフに写真を見せながら伝えると、「すごい、何かいいことあるかも!」という方と、「うわっ、何かの前触れ?」という方がいて、面白いなと思いました。同じものを見ても、人によって感じ方が違うんですね。私は「なぜ白いんだろう?」と思いました。
激レアな現象と遭遇し、朝からかなり興奮しました(理科教師の血が騒ぎました 笑)。皆さんは見ましたか?
授業力を鍛える
本日、若プロ(人材育成)の一環として、優れた授業のDVDを視聴し、自己の授業改善につなげる取組をしました。若手教員が3つのグループに分かれ授業DVDを視聴し、授業構成や教師の声掛けなどについて議論しました。このような研修を通して、教師一人一人の授業力を、更に向上させていきたいと思います。
サッカーの授業
1年生の体育の授業は、サッカーでした。秋晴れの下、元気な声がグランドに響いていました。
私も以前、サッカーをしていました。マラドーナが全盛期のころです(かなり古い・・)。そのころJリーグはなく、日本代表チームのほとんどが、実業団の選手でした。海外のプロサッカー選手はあこがれの的でした。今は、Jリーグもありますが、日本選手がどんどん海外に進出し、日本代表のほとんどがヨーロッパのチームに所属しています。言葉も風習も体格も違う海外で活躍できてこそ、日本代表になれるんですね。時代は変わりました。
5年後10年後、東和中生徒はどんな世界で活躍しているのでしょうか。各家庭や学校・地域の中で育ち、そして、大きな世界に羽ばたいてほしいですね。可能性は無限大∞
月を見て思うこと
昨日は中秋の名月でした。中秋と満月が重なるのは8年ぶりだそうです。(中秋の名月が必ずしも満月ではないことを、恥ずかしながら初めて知りました。)
時々雲に隠れながらも、きれいな月でした。しばらくぼーっと眺めていました。
(ちなみに、「月が奇麗ですね」には、「I love you.」という意味があるとかないとか・・。夏目漱石が、日本人の奥ゆかしさを表現してそのように訳したとか何とか・・。)
写真を撮ろうとしましたが、月を撮るのは難しいですね。何とか、下のような写真が撮れました。
皆さんは、月を見て、何を思いますか?
変化を感じること 気にかけること
花壇のマリーゴールドの世話をして思ったことがあります。
「変化」の感じ方には、二通りの感じ方があるということです。
一つは、毎日見たり触ったりすることで感じる日々の小さな変化です。花壇の場合、毎日水をまいたり、枯れた花芽を摘み取ったり、周辺の雑草を取ったりしながら、つぼみの変化や葉の力強さを感じることができます。
もう一つは、長い期間かかって起こる変化です。毎日見ていても気づかない変化が、久しぶりに見ると感じる場合があります。久しぶりに花壇を見た人が、「いつの間にか大きくなったね」と言ってくれることがあります。
教育や子育てについても、同じことがあるように思います。日々の生活の中で感じる子供の変化もあれば、長い目でみたときに感じる変化もあります。
花壇にしても子育てにしても、大切なことは、「気にかけること」ではないでしょうか。花壇の場合、気にかけることで変化に気づき、肥料を上げたり除草をしたりなどの対処することができます。子育ての場合、気にかけることで変化に気づき、声をかけたり、励ましたり、話を聞いたりすることができます。そうすることで、花々はより美しく咲き、子供たちは安心して成長できるのではないでしょうか。
毎朝、花壇のマリーゴールドを気にかけながら、生徒たちに声をかけていきます。
世間の選挙 本校の選挙 私の選挙
世間でも、いろいろな選挙の話がニュースを騒がせていますが、本校でも、来週火曜日に後期生徒会役員選挙があります。それに向けて、選挙のポスターが掲示されています。似顔絵が描かれていたり、やりたいことがかかれていたり、個性豊かなポスターになっています。
私事ですが、私が中学校時代、何度か生徒会役員選挙に立候補しました。しかし、ことごとく落選しました。今思えば、粋がっていた自分がいたような気がします。私のそんな部分を、有権者は見逃さなかったようです。何度目かの選挙の際、飾った自分を捨てて、素の自分で立会演説会に臨んだところ、その時初めて当選しました。ポスターを見ながら、そんな過去の自分の選挙を思い出しました(少し苦い思い出 (-_-;))。
立候補者の皆さん、皆さんのやる気が、東和中全体にポジティブな影響をもたらします。応援しています!!
日常の中に・・
体育祭が終わり、学校に日常が戻ってきました。生徒たちは、少し疲れた様子を見せながらも、一生懸命に授業や部活動に取り組んでいました。
学校には、体育祭や文化祭など非日常的な行事があり、その際、学校全体が盛り上がるとともに、生徒が大きく成長します。ただ、毎日繰り返される日常の中にも、大切なことがたくさんあります。貴重な1日を大切に過ごすことで、小さな成長が積み上がり、やがて大きな成長へとつながっていきます。
私事ですが、最近、この年になってプチ日記をつけるようになりました。4行ほどですが、その日にあった出来事や感じたことなどを書いています。簡単にですが、1日を振り返ることで、何かしら自分の成長につながらないかと考えています。続くように頑張ります。皆さんは、毎日続けていることは何かありますか。
朝の玄関前広場
職員による朝の検温が続いています。また、その横で、後期生徒会立候補者が、選挙運動を兼ねて挨拶運動を行っています。花壇のマリーゴールドも、登校する生徒を迎えます。いつも以上に、朝の玄関前広場がにぎやかで、明るい感じになっています。
誰にも同じように朝はやってきます。気持ちよく目が覚め、元気いっぱいの朝もあれば、気にかかることが多く、足取りが重くなる朝もあります。できれば、多くの生徒や職員が前者のような気持ちで登校してほしいと願っています。そのためにも、誰もが行きたくなる学校を目指したいと思っています。どうすればそんな学校になるのか、なかなか難しい課題です。次から次へと重い荷物を背負い込まねばならず、足取り軽く・・とはいきません。しかし、時間はかかると思いますが、きっと実現するはずです。明日はどんな楽しいことがあるかな、と想像を膨らませながら、学校づくりを進めていきます。
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