校長室より

校長室より

オリオン座の季節

昨日の晩、寝る前に東の空を見ると、とんでもなく美しい星空が見えました。オリオン座のベテルギウス、おうし座のアルデバランやすばるが、澄んだ空気を通して夜空に瞬いていました。昨晩は三日月であり、早々に月が西の地平線に沈んだので、夜空の星の美しさが際立っていました。(最近は、スマホのアプリを使えば、星座や星の名前が簡単にわかります。)

夜空の星を見ながら宇宙に思いを馳せていると、自分がいかに小さな存在であるかを考えてしまいます。広い宇宙で、ほんの一瞬だけ地球に現れた自分という存在はいったい何だろう・・、自分は宇宙の一部なのか・・、などと考えているうちに、眠気に襲われました。

冬は、空気が澄んで夜空の星がより美しく見えます。皆様もぜひ、寒さ対策をして夜空を見上げてみてください。

難しいことは考えず、美しい夜空に浸りましょう。

 

オリオン座をスマホで撮ったのですが・・・(-_-;)

自分の花を咲かせよう!

文化祭の企画でつくった桜のモニュメントです。一つ一つの花びらに、未来に向けた自分へのメッセージが書かれています。学年ごとに、3本の夢の桜の木ができました。このモニュメントのように、一人一人が自分の花を咲かせることができるといいですね。

「自分の花を咲かせよう!」私の好きな言葉の一つです。

加賀市一望

休日に鞍掛山に上ってきました。

途中、かなりの急斜面があり、足がパンパンになりながら登りました。へとへとになりながらも、ふと見上げると、所々紅葉した美しい山が見えました。

頂上では、「この辺が東和中校下かなぁ・・」と思いながら、白山から日本海までの眺望を堪能しました。

鞍掛山は、二こぶが特徴的な山で、馬の鞍に似ていることからこの名がついたようです。本校からは、北陸新幹線の高架越しに二つの頂が見えます。

加賀市は、日本百名山で有名な深田久弥を生んだ街です。加賀市を知るうえでも、近隣の山に登るのは大切なことかなと思っています。ほかにもいい山があったら教えてください。今度は、富士写ヶ岳に登ってみようかな。

中間テスト みんなできたかな?

本日、中間テストがありました。生徒たちは、5教科のテストの問題に、真剣に向き合っていました。テスト後、「あの問題どう答えた?」とか「難しかった」「だいたいできた」など、様々な声が聞こえてきました。

いくつになっても、テストを受けるのは、いい感じがしません。特に、十分に準備していないときは、そのように感じます。準備してこなかったことに対する後悔の念や、自分の力があらわになってしまうと感じるなど、負の感情が強く出ます。(この年になっても、時々、まったく準備していないテストを受けて、頭が真っ白になる夢を見ます。長年テストに悩まされてきたんだなと感じます。)

逆に、しっかりと準備して、自信を持って臨むテストは、「よーし、やってやる」という気持ちになるし、結果も楽しみになります。

生徒のみんなは、どうだったかな?

心温まるニュースを見つけました

鹿児島県の南日本新聞に心温まる記事があったので紹介します。

記事のタイトルは、『「ありがとうを伝えたい」道に迷い泣いていた90歳。案内してくれた2人の優しい女子生徒を探しています』というものです。

内容は次の通りです。

1人暮らしのAさん(90)。視力や聴力が弱く、つえをついてゆっくりとしか歩けない。残暑が厳しい9月のある日、書留を受け取るため鹿児島の郵便局にバスで向かった。

駅に着いたが、バスが止まった西口の利用は初めて。なかなか郵便局にたどり着けず、不安と疲労で涙を流しながら歩いていると、高校生とみられる2人連れの女子生徒が声を掛けてくれた。2人は「郵便局は反対方向ですよ」と、歩くのもままならないAさんを抱えるようにして駅まで案内。様子に気付いた駅員が「あなたたちは学校に行きなさい」と引き取り、車いすで郵便局まで連れて行ってくれた。駅には後日、出向いてお礼ができたが、生徒の学校が分からないという。

Aさんは南日本新聞社に相談。「心優しい2人のおかげで無事郵便局にたどり着けた。ぜひ会ってお礼を言いたい。学校にも感謝したい」と話している。

 

私は、この記事を読んで、女子高生の行動、駅員の行動、そしておばあちゃんの気持ち、どれも思いやりや愛にあふれているなと感じました。

本校生徒も、登下校の際に、たくさんの地域の方と出会うかと思います。挨拶をしたり道を譲ったりすることもあると思います。その時、どのように接しているでしょうか。もし、みんなが優しいい気持ちで接したり行動したりしていれば、みんなも地域の人も温かい気持ちになると思います。

東和中での生徒会活動や行事を通してみんなの心がますます成長し、学校においても地域においても、心優しい東和中生であることを願っています。

 

コロナ禍で、中学生が地域と関わることが少なくなっています。しかし、地域に育てられている中学生が地域に貢献することは、とても大切なことだと思っています。これからも、そのことは伝えていきたいと思います。ただ、まだまだ未熟なところもありますので、温かい目で見守ってください。

学校だより あすなろう5

2学期も中盤を迎え、体育祭や修学旅行・遠足など、大きな行事が続いています。生徒会やリーダー会が中心となって、学級や学年をリードしてくれています。また、学校全体を引っ張ってくれる3年生の力強い姿を見ると、頼もしい限りです。自律・共生・貢献というキーワードのもと教育活動を行っていますが、行事を通して、生徒一人一人がその実現に向けて取り組み充実している様子が見られます。
次の大きな行事は文化祭です。今、生徒会を中心に企画を練っています。生徒たちが夢を持てる、夢を語れる文化祭になるよう、職員一同支援してまいります。ご期待ください。

学校だより あすなろう第5号 → 東和中学校学校だより 5.pdf

見た人はいますか?

今朝、分校や動橋の地区は、霧に包まれていました。私が出勤した際も、かなり濃い霧が立ち込めていました。慎重に車を進めていると、少しずつ霧が晴れて青空が見えてきました。

その時です!! 空に白いアーチのようなものが見えてきました。

最初は「不思議な雲だな・・」と思っていましたが、雲にしては形が整いすぎている・・。

「えっ、あの形はまさか虹? でも白いけど・・」

驚きと興奮が冷めやらず、思わず車を安全な場所に止めて、写真を撮りました。

後からネットで調べると、霧が出た際に稀にみられる白い虹「霧虹」という現象だとわかりました。めったに見られない現象だそうです。なぜ白いのかというと・・・(追求してみてください きっと深い学びにつながります)。

 虹といえば七色のレインボーカラーだと思い込んでいたので、大変驚きました。

職場のスタッフに写真を見せながら伝えると、「すごい、何かいいことあるかも!」という方と、「うわっ、何かの前触れ?」という方がいて、面白いなと思いました。同じものを見ても、人によって感じ方が違うんですね。私は「なぜ白いんだろう?」と思いました。

 激レアな現象と遭遇し、朝からかなり興奮しました(理科教師の血が騒ぎました 笑)。皆さんは見ましたか?

授業力を鍛える

本日、若プロ(人材育成)の一環として、優れた授業のDVDを視聴し、自己の授業改善につなげる取組をしました。若手教員が3つのグループに分かれ授業DVDを視聴し、授業構成や教師の声掛けなどについて議論しました。このような研修を通して、教師一人一人の授業力を、更に向上させていきたいと思います。

サッカーの授業

1年生の体育の授業は、サッカーでした。秋晴れの下、元気な声がグランドに響いていました。

私も以前、サッカーをしていました。マラドーナが全盛期のころです(かなり古い・・)。そのころJリーグはなく、日本代表チームのほとんどが、実業団の選手でした。海外のプロサッカー選手はあこがれの的でした。今は、Jリーグもありますが、日本選手がどんどん海外に進出し、日本代表のほとんどがヨーロッパのチームに所属しています。言葉も風習も体格も違う海外で活躍できてこそ、日本代表になれるんですね。時代は変わりました。

5年後10年後、東和中生徒はどんな世界で活躍しているのでしょうか。各家庭や学校・地域の中で育ち、そして、大きな世界に羽ばたいてほしいですね。可能性は無限大

月を見て思うこと

昨日は中秋の名月でした。中秋と満月が重なるのは8年ぶりだそうです。(中秋の名月が必ずしも満月ではないことを、恥ずかしながら初めて知りました。)

時々雲に隠れながらも、きれいな月でした。しばらくぼーっと眺めていました。

(ちなみに、「月が奇麗ですね」には、「I love you.」という意味があるとかないとか・・。夏目漱石が、日本人の奥ゆかしさを表現してそのように訳したとか何とか・・。)

写真を撮ろうとしましたが、月を撮るのは難しいですね。何とか、下のような写真が撮れました。

皆さんは、月を見て、何を思いますか?