学校の様子

令和6年度津幡中ニュース

3年生 人間関係づくり講座!

6月12日(水)

本日4限目に、3年生対象に「人間関係づくり講座」を実施しました。講師は、1、2年生に引き続き、本校スクールカウンセラーの古市先生が務めてくれました。

今日のテーマは、ずばり「コミュニケーション」でした。古市先生の説明を聞いて「絵を描いてみる実験」や、6~7人のグループでの「数かぞえ」や「テレパシーゲーム」などを通して、「コミュニケーション」について考えました。

コミュニケーションとは、分かち合うこと双方向(two way)が大切。思い込みで決めることはやめる、思い込みや先入観が、ミス・コミュニケーションを招く。意味をつかむためには、言語(ことば)だけでなく、非言語(声の調子、表情、しぐさ)も大切。生徒の皆さんだけでなく、私たち教職員にとっても、改めて「コミュニケーション」について、考える機会となりました。古市先生、3学年にわたる人間関係づくり講座、本当にありがとうございました。

美しい風景は続く!

6月12日(水)

今日は日中の気温が30度の予報と、昨日に引き続き暑い日です。こまめな水分補給に心掛けてください。

1限目、2年生の4クラスは特別教室等での授業で、すべて空き教室でした。美しい風景が広がっていました。安全・安心な学びに向けた環境への意識がしっかりと継続しています。2年生の皆さん、ありがとう。

「詩の世界」を味わう!

6月11日(火)

6限目、おおぞら学級にお邪魔すると、1年生が国語の授業中でした。「詩の世界」という単元で、木坂涼さん作の『一枚の絵』という詩について学習していました。

目にした教科書に、谷川俊太郎さんのすてきな文章が載っていたので紹介します。

物語なら主人公がいて、筋があって、時間が過ぎていくのが普通だ。私たちが普段生活しているのと基本的に変わらない世界。それに比べると、主人公もいない、筋もないのが詩。まず難しい、わからないと思ってしまう。でもわからないのに、何かを感じている自分がいる。言葉で言えない音楽のような何か、美しい日本語が生み出した何か、そんな何かを感じる自分を大切にしてほしい。

ー谷川俊太郎

いろんなことに通じる文章だなと思いました。いろいろな人たちの素敵な何かを敏感に感じられる自分でありたいと思います。

いじめを許さない心

6月11日(火)

6限目、3年生は道徳の授業を行っていました。今日は、教材「卒業文集最後の二行」を通して、「いじめを許さない心」について考えました。

 

この教材は、30年あまり前、小学生だった著者が、同級生のT子さんをひどくいじめたことを振り返りながら、自分を責めるというものです。少し長いですが、内容を紹介します。

『時は、青森県五所川原市の小学校時代にさかのぼる。同級生にT子さんという女の子がいた。彼女は早くしてお母さんを亡くし、二人の弟さんの面倒もみなければならなかった。お父さんは魚の行商である。仕事があまり芳しくないようで、経済的にも恵まれず、その頃の時代にしても彼女の服装はみすぼらしいというより、正直言って汚かった。今にして思えば、母親がわり妻がわりという生活環境から、自分の身の回りをかまっているどころではなかったのだろう。生意気で口の悪い私は、先頭になって彼女をけなした。そのT子さんが、6年生のとき私の隣になった。「きたねえから、もっと離れろ」この私の言葉にまわりの悪童達は、さらにはやしたてた。「魚の生ぐさい臭いがしてくるから、T子に寄るな」「T子、同じ服を何週間着てるんだバ」こうした嫌がらせ、いじめに彼女は涙を見せずに歯をくいしばって、じっと耐えていた。泣いたりするともっといじめられると思ったのであろう。担任に告げ口もしなかった。我々はそれを知って、さらに輪をかけて口汚くののしり続けた。そんなある日、クラスで漢字の小テストが行われた。どうしても書けない漢字が、私に二個あった。私はT子さんの答案用紙を覗き、カンニングした。後日、答案返却があり、その際に先生が私を誉めてくれた。「イチノヘ、よく頑張ったな。満点はお前ひとりだけだぞ」私は後ろめたさを少し感じたが満足だった。その後、愕然となった。T子さんは1個だけの間違いで98点なのだ。私がカンニングをしなければ、彼女が最高得点者となる。「さすがイチノヘさんね。おめでとう」「ハハ、問題がやさしかったからな」まったく愚かで、鼻持ちならない私、実に情けない。30年を経た今でも慙愧(ざんき)に耐えない。さらに、彼女にひどい追い打ちが待っていた。授業の後、悪童どもが「イチノヘの答えを見て書いたんだろう」「お前が98点も取れるわけがねえよ」「カンニングしてまで、いい点を取りたかったのか」私も連中の尻馬に乗る発言をしてしまった。「やっぱり、おめえは私の答えを見たんだろう。見だに決まってる。ずるいと思わねえか」「私はイチノヘさんの答えを見でいません。着てるものは汚えかもしれないが、心は汚ぐねえ」「どこまでワ(私)をいじめれば、気がすむの!」とその場から泣きながら外へ飛び出して行った。悪童どもは彼女の初めての涙に言葉を失った。・・・やがて卒業式を迎えることとなった。「卒業文集」のT子さんの作文の最後の二行である。『・・・私の今一番欲しいのは母ではなく、本当のお友達です。そしてきれいなお洋服です。』あの「卒業文集」の最後の二行は、大きな衝撃だった。大いなる悔いを与えてくれた。あの二行を読まなかったなら、現在の私はどうなっていたであろう』

いじめは、集団に同調し、軽い気持ちで相手を傷つける、人として許されない行為です。いじめにあった人は、心に深い傷を負い、いじめた人は、後々、後悔と懺悔の気持ちに苦しみます。仲間を増やし、公正、公平な集団を作り、いじめのない、一人一人が安心して過ごせる「居心地のいいクラス」であってほしいと心から思います。

こまめな水分補給に努めてください!

6月11日(火)

今日は日中の気温が30度近く、明日以降も気温が高い日が続くとの予報が出ています。保健体育科の授業においては、こまめな休憩と水分補給を心掛け、熱中症防止に努めながら授業を進めています。午後からの体育の授業では、本来ならばグランドで50分間授業するところですが、バトンパスの基本動作を直射日光を避けた場所で行い、グランドでの活動時間を制限して行っていました。

 

生徒の皆さんも、体育の授業以外でも、休憩時ごとに少しずつ水分補給するなどして、熱中症対策に努めてください。また、保護者の皆様におかれましては、少し多めに水分を持たせていただくなど、ご協力をお願いします。

〈熱中症に関する保健室前の掲示〉

カイロ作り!

6月10日(月)

2年生理科の授業。楽しそうな声に誘われて理科室へ行くと、各班でカイロ作りに取り組んでいました。カイロ作りを通して、カイロも化学変化が行われるとき熱が発生する発熱反応を利用したものであるということを確認することで、学習内容の定着がより図られますね。

位置に付いて、よーい、スタート!

6月10日(月)

1年生保健体育科の授業。授業終わりの少し前にグランドへ。全員でスタートラインに並び、先生の「位置に付いて、よーい、スタート!」の合図で、スタートダッシュをしていました。なんだかすてきな風景だったので、思わず連写してしまいました。

あじさいが色鮮やかです!

6月10日(月)

やはり6月、梅雨の時期となると「あじさい」ですね。学校のあじさいももう少しで満開です!

ムンクの『叫び』!

6月10日(月)

今週がスタートしました。梅雨入りも近いのでしょうか。じめじめとした空気です。体調を崩しやすい時期です、また今週末は多くの運動部活動で加賀地区大会が行われます。体調管理、けが等には十分注意して過ごしてください。

1年生美術科の授業。今日は鑑賞の授業でした。鑑賞していたのは、ノルウェーの画家のエドヴァルド・ムンクが1893年に制作したムンクの代名詞とも言える油彩絵画作品『叫び!』でした。ムンクの『叫び』は、何を表しているのでしょうか? 作品から感じるものは人それぞれですね。

加賀地区大会バドミントン競技 個人戦!

6月9日(日)

本日、昨日の団体戦に引き続き、加賀地区大会兼県体予選会【バドミントン競技】の個人戦が、かほく市総合体育館にて行われました。

本校からは、男子シングルスに4名、女子シングルスに5名、男子ダブルスに1ペア、女子ダブルスに5ペアが出場しました。

女子シングルスでは、橋本佳奈さん(3年)が、見事に優勝しました。2回戦から登場し順当に勝ち上がり決勝へ。第1セットを落とすも、残り2セットを落ち着いて連取しました。また、髙倉夢羽さん(2年)がベスト8に入りました。準決勝進出まであとワンポイントというところまで迫りましたが、相手の粘りにあい悔しい敗戦となりました。また女子ダブルスにおいても、本川菜々実さん(2年)中山芽咲さん(2年)がベスト8と健闘してくれました。

男子シングルスでは、髙本塁人さん(3年)が3位に入りました。県大会出場を懸けた代表決定戦では惜しくも敗戦となりましたが、よく頑張りました。また大橋悠人さん(3年)がベスト8、男子ダブルスでも、高橋樹生さん(3年)尾村絢人さん(3年)がベスト8に入る健闘を見せてくれました。

その他の選手たちも、自分たちの持てる力を精一杯発揮しようと、懸命の戦いぶりでした。男女バドミントン部の皆さん、2日間本当にお疲れさまでした。「ベストを尽くす」姿を見せてもらいました。ありがとう。

顧問の鈴木先生、西田佳代先生、澤先生、コーチの方々、2日間本当にお疲れさまでした。これからもよろしくお願いします。保護者の皆様、2日間温かい声援をお送りいただきありがとうございました。最後に、本大会開催にあたり、尽力いただいた各中学校顧問の先生方をはじめとする関係者すべての方々に感謝申し上げます。