校長ブログ

学習評価をあらためて考える ~金大連携サポート~

 石川県教員総合研修センターの金大連携サポートを活用し、金沢大学人間社会研究域学校教育系准教授の本所 恵先生に来ていただき、【学習評価をあらためて考える~とくに「主体的に学習に取り組む態度」など観点別評価について~】というテーマで校内研修を行いました。

 先日この研修のために授業を見られた時の感想や、スウェーデンの興味深いお話を交え、途中ワークを挟みながら研修は進みました。評価について考えることは授業について考えることであることを、職員全体で共有することができたと思います。とても充実した時間となりました。

 本所先生、どうもありがとうございました。

羽咋中学校授業参観

 9月19日(火)から26日(火)の期間に、校内研修の1つとして羽咋中学校の授業を参観させていただきました。

 目的は、中高連携の視点から中学生がどのような授業を受けているかを学び、在籍生徒に対する授業づくりに活かすことと、羽咋中学校が「主体的・協働的に学び、高め合う生徒の育成~学習者主体となる授業づくりを通して~」という研究主題で取り組まれている取組を、定時制通信制高校教育研究会の今年度の研究テーマである「定時制通信制高校としてのさらなるICT機器の効果的な利活用の推進~個別最適な学びと協働的な学びの充実のために、生徒が1人1台端末を使用するような授業の展開~」の実践に繋げたいと考えたからです。

 ICTの効果的な活用はもとより、生徒達が生き生きと活動している様子を見ることができ、このような機会を受け入れて下さった羽咋中学校の校長先生をはじめ、諸先生方に感謝しています。

 どうもありがとうございました。

「青春のこだま」校内予選会

 今日は石川県高等学校定時制通信制生徒生活体験発表会「青春のこだま」校内予選会が開催されました。

 演題は

  • I listen to my heart 
  • 私は好きを楽しく
  • はじめての体験 
  • 本当の自分を好きになる   でした。

 人前で話すというハードルを乗り越え、自分のことを俯瞰して、生活体験からくる思いを全校生徒を前に、堂々と語る姿に胸が熱くなりました。

 また、聞いていた生徒達も発表者にメッセージを書き、思いを伝えていました。

 最優秀者は10月7日(土)に行われる県大会で、羽松高校の代表として発表します。

「総合的な探究の時間」~教職員の学びに向けた研修会~

 標記の校内研修を、(合同会社)楽しい学校コンサルタントSecond代表 前田健志 先生に来校していただき実施しました。まずは教職員が「ワクワク」して取り組むことが、生徒の「わくわく」に繋がるということや、探究のプロセスを大事にすることを改めて教職員で共有しました。 

 何より先生のお話に引き込まれ、活発なグループワークを行い、自分事として学びに繋がったことが何よりの成果でした。

 各々が感じたことを生徒に還元し、本校ならではの「総合的な探究の時間」となるように、進めていきたいと思います。

GIGA校内研修 ~AI学習教材と指導と評価の一体化~

 継続的に行われているGIGA校内研修で、1人1台端末の効果的な活用に向けて学び合いました。

 今回のテーマは①AI学習教材、②主体的な学びの評価、③1人1台端末の持ち帰りの3点です。

 AI学習教材については、「学び直し」と「個別最適な学び」に繋がるものとして体験しました。また、主体的な学びの評価については、国語科の先生の実践例を共有しました。

 今日学んだことを授業実践に活かしていきます。

 

 

GIGA校内研修 ~1人1台端末の効果的な活用に向けて~

(株)LoiLoの守谷真一様に来ていただき、『ロイロノート』を使ったGIGA校内研修を実施しました。

 研修のテーマは「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実に向けた『共有ノートの活用』でした。

 既に実践している教職員もいる中で、カードをクラスで共有する方法や思考力を育むことに繋がる「共有ノート」と「シンキングツール」の使い方について学びを深めました。

 今日の研修を活かした授業実践が楽しみです。

ALTのロシェル先生が本日で最後となりました

 ALTとして5年間勤務されたロシェル先生が、本日最後となりました。とても生徒思いで熱心な授業をして下さり、生徒の英語力育成に尽力されました。明るく優しい性格で、生徒はもちろん先生方からも、とても親しまれました。一緒にお仕事をすることができなくなることはとても残念ですが、また顔を見せて下さるとのこと。身体に気をつけられて、次の職場でご活躍されることを願っています。ありがとうございました!

成年年齢引き下げ・ライフプランなどについて学びました!

 北陸銀行羽咋支店の谷 支店長さん、ほくほくTT証券株式会社の三國 支店長さんが来校され、1,2年次生には、成年年齢引き下げ・消費生活で知っておきたいこと・契約について、3,4年次生には、「ライフプラン」と「資産形成」についてお話していただきました。   

 成年年齢引き下げについては、どうして20歳から18歳に変わったのかという理由から始まり、若い世代を狙った悪徳商法や詐欺による被害の拡大の懸念についても伝えられました。また、消費生活で知っておきたいことについては、身近なキャッシュレス決済についての注意点、契約については、消費者被害に遭わないためにはどうしたら良いかといこと等について、触れていただきました。

 「ライフプラン」と「資産形成」については、人生の三大費用から始まり、資産形成の方法について「投資」などを中心に話が展開し、アメリカと日本の比較を交えながら説明がありました。 

 質問に積極的に答えている姿を見ることができ、学びを深めるとても有意義な時間となったことを実感しました。

 ありがとうございました。

うれしいこと

 やすらぎ羽咋の先生方が植えられた野菜の苗が順調に育ち、トマトやなすなどが実ってきました。収穫はもうすぐです。

 7月3日から互見授業週間となっています。お互いの授業を見合いながら、授業力と組織力を高める取り組みです。

 そんな中で、英語の授業中に生徒達がChromebookを持って、校長室にインタビューにきました。「ALTに羽松高校の先生について英語で説明する」というミッションが与えられていたからです。

 インタビューする生徒達の様子がとても生き生きとしていたことに、感激しました。

 様々な工夫をしながら、教職員も生徒も共に学び合っていきたいと思います。

親子交流授業 ~「育てられる立場」から「育てる立場」へ~

 いしかわ結婚・子育て支援財団による「親子交流授業」が、赤ちゃんとお母さんのご協力のもと、本校で実施され、2・3年次生が参加しました。この授業は、「育てられる立場」から「育てる立場」への転換期を迎えつつある高校生に、「次の世代を育てる意識もった大人」になってもらうことをめざした授業です。

 授業は「子育て真っ最中のお母さんと交流しよう!」という目的を共有するところからスタートし、自己紹介、全体交流、DVD視聴、個別交流と展開していきました。

 赤ちゃんを抱っこしたり、泣く赤ちゃんをあやしたりしている姿を見ながら、今日の経験も踏まえて「次の世代を育てること(子育て)に意識を持った大人(親世代)」へと成長してくれたらと思いました。

 参加を引き受けて下さった親子の方やいしかわ結婚・子育て支援財団の皆様、本当にありがとうございました。

定時制通信制高校生を対象とした企業ガイダンス

7月1日(土)に金沢中央高校で開催された標記の企業ガイダンスに参加しました。

企業からの説明で印象に残った言葉を紹介します。

  • 就職≠会社に入る、就職=職につく、就職=仕事をする どこで?「会社で」
  • 学生VS社会人 「学生」はお金を払って能力を身につける、「社会人」は自分の能力を活かしてお金をもらう、「何がしたいか」を考えながら「どこで(会社)働くか」を考えてほしい

本校生徒は「高校時代に身につけて欲しいことは何ですか?」「失敗した時どのように気分転換しますか?」など、積極的に質問をしていました。

「高校時代に身につけて欲しいことは何ですか?」には、「人とコミュニケーションをとること」と答えられていました。

天候が悪い中、参加することが大変な日となりましたが、得ることが多い企業ガイダンスになりました。

 

 

生徒の皆さんへ ~社会でどんな役割を果たしたいですか~

 今日は、大学や専門学校等の方に来ていただき、進路ガイダンスが行われました。進路について系統別に説明を聞く機会を設け、産業や職業、上級学校への興味・関心を高め、進路実現に向けての意欲を喚起することが目的です。

 生徒の皆さんに、2つアドヴァイス。

《1つ目》

「身だしなみ講座」の中で、「メラビアンの法則」というお話をしていただきました。

「メラビアンの法則」とは、人と人とのコミュニケーションにおいて、

  • 言語情報が7%
  • 聴覚情報が38%
  • 視覚情報が55%のウェイトで影響を与えるという心理学上の法則の1つです。

 「印象の良い身だしなみやマナー」が出来ているか、日頃から意識して生活してください。

《2つ目》

 どこの学校に、あるいはどこに就職するかを考える時に

社会でどんな役割を果たしたいのか」ということを考えるといいですよ。

 

企業ガイダンスに向けて ~先生方からのメッセージ~

 7月1日(土)に「定時制・通信制高校生を対象とした企業ガイダンス」(場所:金沢中央高)が行われます。県内企業の方から、直接仕事の内容に関することを聞き、将来の職業選択に活かすことが目的です。今日はその事前説明を行いました。

 担当の先生からの「企業の方に、羽松高校生の良さを知ってもらう機会ともなっている」というお話や、教頭先生から「いろんな経験をしてほしい、成長する機会を逃さないように」というアドバイスも受けました。

 当日の心構えについて教職員の寸劇もあり、本校教職員の生徒に対する「温かい思い」を感じました。

 先生方、ありがとうございました!

令和5年度石川県高等学校定時制通信制教育研究会

 県内の定時制通信制高等学校教職員の学びの場である、教育研究会の総会がコスモアイル羽咋でありました。その中で、妙法寺住職の高野誠鮮さんによる講演がありました。演題は、「能登の活性化をめざして~地元を支える生徒の育成~」です。

 高野さんは、羽咋市役所勤務時代に、UFOで町おこしをしたり、ローマ法王に神子原米を献上し、「ローマ法王に米を食べさせた男」として「スーパー公務員」と言われた方です。

 そのエネルギッシュなお話に引き込まれ、あっという間に時間が過ぎました。

 印象に残った言葉

  • 成功するまで失敗すればよい
  • 知を識にする
  • できない理由を考えない
  • 考えているだけではなく、やってみる 

 また今年度の研究テーマは

個別最適な学びと協働的な学びの充実のために、生徒が1人1台端末を利用するような授業の展開」です。

 9月から12月にかけて公開授業を設けるとともに、1月の研究発表会に向けて、「学び合い」ます。

生徒の皆さんへ ~避難訓練から学んだこと~

 今日は防災・避難訓練及び起震車による地震体験がありました。消防署の方が皆さんに伝えられたとおり、どのような状況においても、「冷静に対応する」ことを忘れないでください。

 また、訓練後にお話を伺った際に言われたのは、実際に避難をする際には、「優先順位」を考えて「臨機応変に行動してください」ということでした。

 優先されるのは、「自分の身を守る」ことです。

 

企業から学ぶこと

 学校前の公園に植えてある紫陽花がとても綺麗に咲いています。季節が春から夏へと変わりつつあることを感じさせてくれます。

 さて、ここ最近、企業の方と接する機会が増えています。出前授業の打ち合わせ、定時制・通信制高校生を対象とした企業ガイダンスに関わること、そして卒業生の様子などです。卒業生については「頑張っていますよ」というお話をしていただき、ほっとしています。

 企業の方に、就職する際にどんな力が求められますかと伺うと、「コミュニケーション力」という言葉が返ってきます。

 教育課程全体を通して、「コミュニケーション力」を含め、「社会で求められる力」を育みたいと、改めて感じています。

能登の里山里海から見えてくること・気づくこと

 「地域の特色を活かしたふるさと教育推進事業」の本校のプログラムの1つとして、元金沢大学特任教授の宇野文夫先生から標記の演題で講演がありました。

 能登が「シギ、チドリ、アサギマダラといった渡りの習性のある生物」にとって大事な中継地であることや、環境や人に優しい風土であることなどについて、改めて考えさせられました。

 先日の神子原の棚田見学や千里浜の清掃ボランティアで学んだことと結びつけながら、ふるさとに関する学びを深めていきます。

第72回石川県高等学校定時制通信制総合体育大会

 標記の大会が、いしかわ総合スポーツセンターで開催され、本校からバドミントン競技に4名、卓球競技に1名が参加し、出場者全員が日頃の練習の成果を発揮しました。

 中でもバドミントン競技の竹内さんと卓球競技の山本さんは1回戦を突破し、嬉しい勝利を勝ち取りました。

 この大会に向けて積み重ねてきたことや、大会に参加して感じたことを今後の糧にして、次の目標に向けてがんばってほしいと思います。

第72回全国高等学校定時制通信制教育振興会北信越地区富山大会

 標記の大会が4年ぶりに対面で開催されました。新型コロナウイルス感染症拡大の影響が、いかに大きいものであるのかについて、改めて感じました。

 研究協議会では、本校の北川先生が「生徒と就業先を丁寧につなぐ~羽松・就業支援(SCA)の取り組みについて~」と題して、発表されました。他校の先生方から質問が相次ぎ、本校の取り組みへの関心の高さが伺えました。

 他校の取り組みを知る機会となり、たいへん有意義な研究協議会となりました。

 ありがとうございました。

県高等学校定時制通信制総合体育大会壮行式

 今年度の県高等学校定時制通信制総体壮行式が行われました。本校からは卓球競技に1名、バドミントン競技に4名が出場します。壮行式には生徒を代表して生徒会副会長からだけではなく、同窓会会長の西塔正樹様からも、選手に熱いエールを送っていただきました。

 今まで指導を受けた先生方に感謝しながら、自分の目標に向かって精一杯試合に臨み、勝利はもちろんのこと、得るものが多い大会になってほしいと思います。