日誌

心のおはなし

卒業生へ

 ✿ 失敗を悔やむのではなく、活かせる人間になって ください。

 ✿ 振り返るのではなく、前を向ける人間になってください。

  ✿ 人の欠点を見るのではなく、自分の欠点を知る人間に なってください。
 
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ウサギ と カメ

        
みなさんご存じの 「うさぎ と カメ」 の 物語り。
うさぎは、走るのが速いのに、「自分は速いから」と寝てしまって、カメに負けてしまいましたね。
才能があっても、いいかげんにやってダメになってしまう人は、実はたくさんいます。
才能はなくても、まじめにコツコツと辛抱強く取り組んでいる人は、才能がある人に勝つこともあります。

さて、この物語り。 実は、学ぶところが、たくさんあります。
それは、カメがうさぎに「一緒に走ってくれてありがとう」と言うところ。
それから、二人とも最後まで投げ出さず、きちんとゴールしたところ、です。

4月から1年間、がんばって走ってきた人、ちょっとなまけてしまった人、みんな一緒にひとつのクラス、ひとつの学校で過ごてきました。この1年間、一緒に過ごしてくれてありがとう。そして、みんな一緒にゴール(修了式)を迎えましょう。
     (3月1日 全校朝礼 校長先生のお話より)
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見猿・聞か猿・言わ猿

                                    
< 人の悪い所ばかり見ザル >                < 悪い誘いは聞かザル >                 < 悪口は言わザル >

(3学期始業式 校長先生のお話より)
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サイ と ゾウ

みなさんは、サイ と ゾウ どちらがすきですか?
どちらも大きいし強い動物ですね。
今日のお話は、動物の「サイ」や「ゾウ」ではありません。
ことばの「サイ」や「ゾウ」のことです。

サイは、いつもおいかけられています。
おうちでは、
「早く起きなサイ。」
「顔を洗いなサイ。」
「早く食べなサイ。」
「早く学校に行きなサイ。」
学校に着くと、今度は
「早く席に着きなサイ。」
「教科書、ノートを出しなサイ。」
さて、何においかけられているのでしょう?

一方、ゾウは、いつもやる気が出てくるのです。
「さあ、朝だ。起きるゾウ。」
「顔を洗うゾウ。」
「早く食べるゾウ。」
「学校へ行くゾウ。」
どこからやる気が出てくるのでしょう?

「サイ」の生活。「ゾウ」の生活。
どちらも自分の心がけひとつで決まります。
やっぱり、「ゾウ」の生活をしたい。

        

(12月全校集会 校長先生のお話より)
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”見えないところ” に ついて

 見えないから、てきとうでいい?
バレなければ、やっていい?
「天知る、地知る、我知る、人知る」
という ことわざ を知っている?
お天道様が見ているよ。
何より、自分が一番よく分かっている。

心や根っこは見えないから、” てきとう ” でいい?

あなたを支える土台は「心」。
見えないけれど、確かにある。
そう。 みんな、もっている。
明るくかがやくときもあれば、深く傷つくこともある。

土台がしっかりしていれば、強い風にもたえられる。
土台がしっかりしていれば、簡単に倒れたりはしない。
心も同じ。
また起き上がれるんだよ。
あの日のひまわりのように・・・

 
(11月全校集会 校長先生のお話より)
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きみはどのタイプ?

 
 

                         心配がりやカエル
 


                            のんびりやカエル

 

                               がんばりやカエル
 
(二学期始業式 校長先生のお話より)
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ひまわりのように

3年生が育てているひまわりが、先日の強風でたおれてしまいました。
支柱などを立てて、元通りにまっすぐ立てるようにしようと思い、今日ひまわりを見に行くと、なんと、自分で立ち上がっているではありませんか!
・・・みなさんは、このひまわりから何を思うでしょうか。 どんなことを感じるでしょうか。
一生懸命お世話をしてお水や肥料をあげて愛情を注いでいると、また、立ち上がれるのです。強い根っこが育っているからです。茎は曲がっているけれど、それは逆境を乗り越えた証です。
 人間も、生きていれば困難にぶつかって倒れることがたくさんあります。倒れたままでいいのでしょうか? いいえ。生きるため、起き上がり前に進まなければなりません。 そうすれば、大きな花を咲かせることができるのです。 このひまわりのように、真夏の太陽をいっぱいに浴びて大空に向かってのびていく生命力を私たちも持っています。 人間の根っこは「心」にあります。根っこも見えない。心も見えない。見えないからこそとても大切にしなければならないし、命につながる重要な部分でもあるのです。
   
 茎が曲がっているひまわり。そこからまた太陽に向かってのびています。
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