学校日誌

2024年12月の記事一覧

2学期終業式

 12月23日(月)、令和6年度2学期終業式が行われました。島崎校長先生は、今年初めの震災からこれまでを振り返り、「これまで多くの人達の支援と励ましの声に支えられ、穴水高校は学びを止めることなく令和6年度の1,2学期を無事終えることができました。これからも感謝の気持ちを持ち続けましょう。そして、それ以上に、ここまで頑張ってきた自分自身に「よくやった」と褒めてあげてください。高校はワン・ツー・スリーと進んでいきます。ホップ・ステップ・ジャンプです。1年生は基礎力を身につけ「ホップ」です。2年生は最終学年へ向け「ステップ」です。そして3年生は、3年間の集大成の「ジャンプ」です。それぞれの「ホップ」「ステップ」「ジャンプ」のために3学期を充実させて下さい。今度こそ3学期始業式に全員の生徒と笑顔で会えることを楽しみにしています。」と述べられました。

(→2学期終業式式辞.pdf全文)

 その後、教務課から冬休みの過ごし方や学習への取り組み方などについて、生徒指導課からは、規則正しい生活と健康管理についての話がありました。生徒たちはしっかりと話に耳を傾け、冬休み中どう過ごすかについてしっかり確認していました。

のと里山空港クリスマスイベントに出店

 12月22日(日)、のと里山空港でクリスマスイベントが行われ、本校生徒5人が「のと115」入りのピザパンや生シイタケ、干しシイタケを販売しました。

 「のと115」入りのピザパンは穴水町のベーカリーH&Mさんがその日のイベントにあわせて特別に焼き上げて下さったもので、訪れたお客さん方に大好評で完売しました。

メリークリスマス♡

 12月20日(金)、石川県立看護大学より本校生徒全員にクリスマスプレゼントが配られました。

生徒達は嬉しそうにプレゼントを受け取り感謝の言葉を伝えていました。

ビブリオバトル

 12月19日(木)、図書委員によるビブリオバトルが行われました。

 各クラスの図書委員が集まり、自分の好きな本をみんなの前で紹介しました。持ち時間は5分間で、ライトノベルやエッセイなど色々なジャンルから生徒達は自分のお気に入りの本について語りました。

他の生徒達のおすすめ本の紹介を聞くことで、自分の好みのジャンル以外の本についても興味を持ち、読書の楽しみをさらに広げる良い機会となりました。

模擬投票

 12月18日(水)、1・2年生を対象に模擬投票が行われました。

 石川県選挙管理委員会と穴水町選挙管理委員会の方々に来ていただき、満18才からの選挙権行使に向けた選挙制度等について詳しく説明していただきました。

 選挙の仕組みや意義について理解を深めた後、投票がどのようにして行われるのか実際の手順・流れについて説明を受け、石川県知事選で2人の立候補者の中から1人を選ぶという想定で行われました。

 受付や投票管理者・立会人は生徒が務め、実際の場合と同様の手続きを踏み、生徒達は真剣な面持ちで、本当の選挙と同じ緊張感を味わいながら投票を行っていました。

シイタケハウス入室作業

 12月11日(水)、シイタケハウス入室作業が行われました。

「のとてまり」栽培の一環として、5月に植菌した「ほだ木」をビニールハウスに入れる作業を2年生全員で行いました。地元生産農家の高森正治さん、県農林総合研究センターの八島武志さん、昨年まで日本きのこセンター技術主幹を努められていた平野伸夫さんらのご指導のもと、200本の「ほだ木」をハウスに移動した後、骨組のパイプの上にビニールシートをかぶせました。

 曇り空の寒い日でしたが、全員で協力し合い、手際よく短時間で作業を終えることができました。生徒達は「地震のこともあって今年はできるのかなと思っていたけど、無事シイタケハウスを作ることができて良かったです。これからがんばって立派な『のとてまり』を育てていきたいです。」と感想を述べていました。今後2年生全員で水やりや温度管理、袋掛けなどの世話をしていきます。

福澤諭吉記念第63回全国高等学校弁論大会

 12月6日(金)に、大分県中津市で福澤諭吉記念第63回全国高等学校弁論大会が行われ、本校弁論部の松本心和さん(2年)が第2位の優秀賞(大分県知事賞)を受賞しました。

 この大会は全国の高校生の弁論力の向上と大会を通した交流を目的に毎年開催されているもので、一次の原稿審査を通過した全国の28人の弁士が競い合いました。

 今回の優秀賞は令和元年に本校卒業生の竹中那琉世さん(当時1年生)が最優秀賞の慶應義塾賞を受賞して以来の入賞となりました。松本さんは来年夏に香川県で行われる全国高等学校総合文化祭弁論部門の出場を既に決めています。今後のさらなる飛躍に期待しています。

「福島から能登、未来へ」 

 12月、福島県立福島高等学校校長の丹野純一先生が来校され、「福島から能登 未来へ」と題したメッセージ集をいただきました。

 このメッセージ集は、東日本大震災を経験した福島県民の方々より寄せられた約400件のメッセージをとりまとめ冊子としたもので、能登半島地震で被害のあった奥能登の高等学校や市町などに配布していただきました。

 東日本大震災や原発事故、その後の風評被害に苦しんできた福島の方々から、それぞれの体験に基づいた経験談や、今回の能登半島地震で未だ復興途上にある能登の人々に思いを馳せた温かい言葉などが綴られており、生徒・教職員一同で拝読させていただきました。

 福島のみなさん、ありがとうございました。