学校日誌

2025年1月の記事一覧

「のと115」収穫・初競り

 1月24日(金)、昨年5月から2年生が植菌・栽培してきた「のと115」の収穫を行いました。

 冬の寒さが響き、生育状況はもう一つというところでしたが、「のとてまり」8個入り1箱、「のと115」10個入り1箱を出荷することができました。

 1月25日(土)早朝、金沢市中央卸売市場にて前日収穫した2箱が競りにかけられ、穴水高校産では過去最高額の20万円で「株式会社どんたく(七尾市)」さんに競り落とされ、生徒達は喜びの声をあげていました。

 その後、近江町市場で、穴水町のベーカリー「H&M」さんが焼き上げた本校のシイタケ入りの「ピザパン」を生徒5名で販売し、300個を完売しました。

 ご協力いただいた奥能登原木しいたけ活性化協議会の方々や全農いしかわの皆様、ほか関係の方々に厚く御礼申し上げます。

防災食講座

 1月22日(水)、3年生フードデザイン選択生徒を対象に、災害食講座が行われました。チームKYE管理栄養士、橋本良子氏をお招きして、災害時における食事について講義をしていただきました。その後、災害時でも簡単に作ることができる、ポリ袋を使った調理法を体験しました。ひじきと大豆の煮物、焼き鳥缶を使ったキャベツの和え物など、食器を汚さず鍋一つで調理し、生徒達はあっという間に美味しい料理ができたことに驚き、「家でもやってみたい」などと感想を述べていました。

こころのサポート授業

 1月17日(金)、「こころのサポート授業」が行われました。

 本校のスクールカウンセラーでもある臨床心理士の高賢一先生が、「震災から1年後のこころのケア」をテーマに、トラウマ反応について、ストレスに対処するリラックス法や備える防災などについて丁寧に説明して下さいました。

講演後はグループごとに分かれて話し合いを行い、生徒達は「自分では感じていないと思ってもストレスがかかっているのだなあと思った。」「色々なリラックス法を知ることができて良かった。いざというときやってみたい。」などと感想を述べていました。

百人一首大会

 1月16日(木)、百人一首大会が行われました。グループごとに予選を行った後、それぞれのチームの1位で決勝戦を行いました。生徒達は、和やかな雰囲気の中、新春らしい行事を存分に楽しんでいました。

大学入学共通テスト出発式

 1月17日(金)、3年生進学希望者が大学入学共通テストに向けて出発しました。

 出発に先立ち出発式が行われ、校長先生と教頭先生より励ましの言葉をいただきました。その後、進路担当と担任から注意事項があり、お昼過ぎには先生方に見送られバスに乗り込みました。

 これまでの努力の成果を発揮してくれることを祈っています。

金融講座

 1月8日(水)、1年生を対象に金融講座が行われました。SMBCコンシューマーファイナンス株式会社より岡元慶介氏をお招きし、「将来に備えるお金の話」と題して講義を行っていただきました。自身の人生設計や資金計画について、生涯を見通した働き方や資産運用、投資や金融商品についてわかりやすく説明していただき、生徒達は講義や投資体験ゲームなどを通して、結婚や出産、車やマイホームの購入にどのくらいお金がかかるのか、株の購入や投資とギャンブルの違い、資産運用の必要性などについて、メモをとりながら熱心に耳を傾けていました。

3学期始業式

 1月7日(火)、3学期始業式が行われました。

 島崎校長先生は、「昨年度の3学期始業式は能登半島地震の影響で実施することができなかったこと、震災から1年が経過した今こうして皆の笑顔を見ることができたことを嬉しく思います。」と述べ、「3学期に向けてそれぞれの目標達成のために一緒に頑張りましょう。」と生徒達を励ましました。そして、

『時間は平等に与えられるが、結果は平等ではない』という、元プロ野球監督の故野村克也氏の言葉を紹介しました。「世界中、老若男女を問わず、1日に与えられる時間は24時間であり、平等の時間です。1年365日(うるう年は366日)も揺るぎない事実です。時間の使い方次第で、結果や成果に差が生じ、勝負の肝心なところが隠されています。時間をどう使うか、どのように課題に立ち向かうか、どのような努力が可能なのかを真剣に考える必要があります。皆さんも自分の将来をしっかりと考え、その将来に向けて効果的な時間の過ごし方を今一度考えてみてください。」と述べられました。

(→3学期始業式式辞.pdf

 その後、教務課と生徒指導課より3学期の過ごし方や生活上の注意点などについて話があり、生徒達は良く話に耳を傾け、新学期に向けて気持ちを新たにしていました。