校長室より

校長室より

校名の由来

 「宝達高校」という学校名の由来は、もちろん、宝達山から来ています。標高637mで能登一の高さを誇ります。この宝達山では昔、金が産出されたという話しを聞いた方も多いと思います。実際、16世紀に宝達川で砂金が見つかり、加賀藩が金山を開いたそうです。宝達山という名前はこの金山に由来するのだと思います。

宝達高校のルーツ(記念誌から)

 宝達高校の創立10周年記念誌を読むと、本校創立時の出来事を知ることができます。本校は今年度が創立45年目となる県立高校ですが、この記念誌から本校のルーツが少し解ります。 

 現在の校舎は、昭和52年に建設が始まりましたから、その完成までは旧校舎を使用していたことになります。記念誌によると、昭和48年の開校式において初代の松岡校長は挨拶の中で「校舎は、昭和25年に押水中学校として建設され、昭和39年から明徳高等学校に移管、このたび本校に引き継がれたものであります」と述べられたとありました。現在の地にあった学校は、押水中学校  明徳高等学校  宝達高等学校と移り変わったようです。

 創立10周年記念誌は、本校図書室でも生徒の皆さんが閲覧できるようになっていますから、関心のある人は手にとって読んでみてください。

 

【旧校舎】

【旧校舎と新校舎】

生徒玄関前の校章レリーフについて

 写真は生徒玄関前にある校章のレリーフです。この校章の由来は、本校の名前の由来と同じく、宝達山です。宝達山の形を3つ円形につないで、デザイン化したものです。ちなみに、この3つは、優美・親和・向上を表しているそうです。デザインは笹山清作氏によるものです。
 
本校の生徒の皆さんは、覚えておいて下さい。自慢できるかもしれません。