自彊日新
宵衣旰食(しょういかんしょく)
今朝も穏やかです。雲の合間から朝日が射しています。ちらほらと細かい雪が舞っています。
今日も一日いい日でありますように。
さあ、顔晴りましょう。
昨日、県内の私立高校の入試が終わりました。一部福井県の私立高校の入試が本日もあります。それに挑んでいる生徒も数名おります。今日も顔晴れ。
2月になり、白山神社の言葉も代わりました。
今月の言葉
『宵衣旰食(しょういかんしょく)』 ―漢書―
:朝早く起きて、衣服を付け、仕事に励み、日が暮れてから食事を摂るという事で、春は日が長くなるので一般には浸食を忘れて仕事をするという事につながります。
4時、5時には暗かった夕方も、いつの間にか少しずつ明るくなってきましたね。今年の立春は2月4日(土)だそうです。郷土出身の中谷宇吉郎博士の著書に『立春の卵』があります。中国の古書にある立春に生卵が立つという事を自ら実験し検証しているのですが、科学者らしい視点で書いてあります。
『人間の眼に盲点があることは、誰でも知っている。しかし人類にも盲点があることは、余り人は知らないようである。卵が立たないと思うくらいの盲点は、大したことではない。しかしこれと同じようなことが、いろいろな方面にありそうである。そして人間の歴史が、そういう瑣細(ささい)な盲点のために著しく左右されるようなこともありそうである。・・・』(立春の卵から抜粋)
中谷博士も指摘しているように、私たちはいつの間にかアンコンシャスバイアス(無意識の思い込み、偏見)に囚われていることが多いようです。学校教育の現場においても、「今までそうだった。」とか、「当たり前。」「学校だから。」で済まされて、議論に上がらない事柄、決まり事が沢山あります。令和の日本型教育の構築を目指し、全ての子供たちの可能性を引き出して、個別最適な学びと協働的な学びの実現を進めていくためには、前例踏襲では叶うことはありません。学校教育現場に新しい風を吹き込まなくては。
それが『BE THE PLAYER 加賀市学校教育ビジョン』なのです。
今日も生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同太陽作戦で顔晴ります。
「夢なき者に理想なし」
「理想なき者に計画なし」
「計画なき者に実行なし」
「実行なき者に成功なし」
故に
『夢なき者に成功なし』
片中に現れた野ウサギの『ピーターくん』
池のコイ(この夏からの新入生)、キンギョ(2年生)、フナ(いつからいるのでしょうか?)そしてメダカ(3年生)。メダカは餌をくわえて、コイの稚魚から逃げ回っています。
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東野智弥氏(現日本バスケットボール協会技術委員長:加賀市出身)の言葉。氏のサインや技術クリニック等でよく使っている言葉。
本校では、生徒も教職員も、まさに「楽しく一生懸命」でありたい。
白山本宮 白山比咩神社 今月の言葉より
「夢なき者に理想なし」「理想なき者に計画なし」
「計画なき者に実行なし」「実行なき者に成功なし」
故に「夢なき者に成功なし」 ―偉人の名言―
世阿弥 『風姿花伝』(序)より
『稽古には徹底して強くあって、努力すべき。慢心からの強情な心・頑固な心があってはならない。』
※稽古 : 古(いにしえ)を稽(かんが)える
天外伺朗 著 『マネジメント革命』講談社より
石川県教育委員会からのお知らせ
『皆様のご協力のもと学校現場での働き方の見直しを進めてきました』(令和4年3月)
が発行されました。(2022.4.25)