自彊日新

自彊日新

立春の卵

 今日は立春。昨日とは打って変わって、寒い。まだ春は遠いのでしょうか。

 今日も一日、いい日でありますように。

 

 「立春の卵」昨日、某小学校を訪ねたところ、予定黒板に「立春の卵」と書いてありました。ここ片山津出身の中谷宇吉郎先生の随筆集にある話である。

 早速、Kindleで購入し読んでみました。(なんと¥0)

 立春に卵が立つという話を聴いて、中谷先生がそれを科学的に立証したという話。

 世の中には、「常識のうそ=ドグマ」や先入観にとらわれてしまい、本質を見抜けないことが沢山あります。

 皆さんの身の回りに「〇〇〇ねばならない。」で片づけられていることがはありませんか?何気なく行っていることや、何も考えず行ってきたことを、今一度見つめ直してみてはどうでしょうか。私たち教員の身の回り(業務)に、たくさんありそうな気がします。

 

 今日も一日、生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同「立春の卵」を立てるごとく、全集中で顔晴ります。

 

 

 

10001回目は何か変わるかもしれない

 朝から雨ふりです。温かくもあり、春がもうそこにまで来ているのかなと思える朝です。

 今日も一日、いい日でありますように。

 

 「窮而変変而通:窮して変じ、変じて通ず」

 これは、打撃の神様と言われた、元巨人軍V9監督川上哲治氏が、師の梶浦逸外老師からいただいた言葉だそうだ。

 「何事も真剣にやっていれば、必ず行き詰まる。それでも一心になってやっていくと、ひょいと通じるものだ。通じないのは行き詰まるまで行く真剣さが足りないということだ。」という教えだ。

 自分事でいろいろ悩んだ時などに、必ず頭をよぎる言葉。その度、「もう一度チャレンジしよう。」という勇気が湧いてくる言葉だ。

 一生懸命やっていて、壁にぶち当たる。またやってみる。それでも壁にぶち当たったら、視点や角度を変えて、また一生懸命やってみる。そうすれば道は必ず開けると、川上氏は言っている。その言葉を信じて、いつもいつも同じようにこれを繰り返している。

 

 「窮而変変而通:窮して変じ、変じて通ず」

現代版で言えば、ドリカムの「何度でも」の歌詞にある言葉。

「10000回だめで へとへとになっても、10001回目は 何か 変わるかもしれない。」

この言葉にも、いつも勇気をもらっています。

 

 今日も一日、生徒の笑顔と夢の実現のために、10000回だめで へとへとになっても、10001回目は 何か 変わるかもしれないと信じて、顔晴ります。

 

 

 

耳を澄ませて

 今朝も随分と冷え込みました。路面は全く濡れていなかったので、凍結はなかったですが、状況によっては、凍結個所もあるかもしれません。十分に気を付けてください。

 今日も一日、いい日でありますように。

 

 

 人間バタバタして過ごしていると

 何の声も聞こえてこなくなる

 風の声

 石の声 

 木の声

 川の声

 山の声

 大地の声

 地球の声

 星星の声

 みんな声を出していて

 呼びかけいてるのに 

 何の声も耳に届かず

 ただカサカサと生きている

 そういう

 淋しさ

 虚しさを

 ふと感じませんか          坂村真民

 

 今日から2月。ちょっと耳を澄ましてみますか? 

何か聞こえてくるだろうか。いや、もっと心に余裕をもって過ごしていこう。きっと今まで気付かなかったことに気付くかもしれない。

 

 今日も一日、生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同心静めて耳を澄ませて顔晴ります。

  

 

つみかさね

 朝方まで満月が周りを照らしてくれていました。月の明かりは眩しくもなく、暗くもなく、不思議と周りの景色や人を美しく映し出してくれますね。

 今日も一日いい日でありますように。

 

 今日は、県内私立高等学校一般試験の日。風も強く、雪の心配があるのですが、そのような天候を吹き飛ばすぐらいの気持ちでチャレンジしてほしいと思います。

 

 つみかさね

 一球一球のつみかさね

 一打一打のつみかさね

 一歩一歩のつみかさね

 一座一座のつみかさね

 一作一作のつみかさね

 一念一念のつみかさね

 つみかさねの上に

 咲く花

 つみかさねの果てに

 熟する実

 それは美しく尊く

 真の光を放つ              坂村真民

 

 さあ、つみかさねてきたものを発揮する日が来ました。

 大丈夫、「みんな一緒」だから

 

 今日も一日、生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同、一念一念のつみかさねで顔晴ります。

               

 

 

今 (いま)

  朝やけが、たなびく雲に映り、紫色から朱色のニュアンスカラーで東の空を染めています。

 今日も一日、いい日でありますように。

 

 いよいよ明日が県内私立高等学校の一般入試です。

 3年生は、最終確認段階でしょうか。

 ここまで来たら、もう腹を決めて、今ここを大切にするべきです。会場に入ればその重い雰囲気にのまれることなく、周りを見渡して、「みんな一緒や!」と、思うことが大切です。

 

 そして一番大切のは、。過去でもありません。また、未来でもありません。今ここなのです。

 

 

 

 大切なのは

 かつてでもなく

 これからでもない

 一呼吸

 一呼吸の

 今である           坂村真民

 

今日も一日、生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同今ここを大切に顔晴ります。

 

 

 

 

休養日

 今日は雨ですが、少し暖かい朝ですね。こうやって春が近づいてくるのでしょうか。

 今日も一日、いい日でありますように。

 

 今日は部活動休養日。運動部活動の休養は必要か?

 答えは「必要」では、なぜ必要なのか?

 スポーツ活動にとって怪我はつきものです。この怪我をいかに防ぎ、パフォーマンスの向上を目指していくかです。

 ある関係機関からの報告ですが、中学校運動部活動のけが人の数を調べたところ、週2日の休養日を設定している運動部活動よりも、週1日の休養日を設定している運動部活動の方が、けが人の数は倍になっているというデータがあるそうです。たった1日の差なのですが、けが人は、2倍。これは、パフォーマンスの向上どころではない、けがの程度によっては、復帰に時間がかかるということになります。

 怪我がなく、スポーツ科学の根拠に基づいた練習計画、練習内容を実践し、パフォーマンスの向上を目指すべきです。

 

 今日も一日、生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同顔晴ります。

念ずれば 花ひらく

 今日もいい天気になりそうです。朝焼けがきれいです。

 今日も一日いい日でありますように。

 

 最近、フォトリーディングを勉強し直しています。フォトリーディングとは、速読とは違います。簡単に言うと、文章を一字一句読み取るのではなく、1ページを写真のように読み撮って、大脳に映像として記憶してしまう方法です。ですから、本を読むスピードは格段に速い。いろいろと情報を得なければならないので、時間が限られている私にとっては、格好の方法です。

 フォトリーディングは、大学時代に、ワーキングスキルの一つとして、我が師匠に教えていただきました。師匠からは、そのほかに「マインドマップ」や「マンダラ」も教えていただきました。(実は、研究室は違うところだったのですが、いつも師匠の研究室に入り浸っていたのです。)

 その時から、本を読みながら独自でやってきたのですが、最近もう少しレベルアップしてみたいと思い、今一度基本から取り組もうと思って、練習しています。

 フォトリーディングをするようになってからは、集中力がついたような気がします。物事を習得するとそれに付随していろいろな技能や能力が身に付いてきます。

 物事を習得するための一番の秘訣は、「信じること。」です。「信じて、信じて、信じぬいて、最後までやり抜くことです。」

 

念ずれば花ひらく

念ずれば
花ひらく

苦しいとき
母がいつも口にしていた
このことばを
わたしもいつのころからか
となえるようになった
そしてそのたび
わたしの花がふしぎと
ひとつひとつ
ひらいていった   坂村真民

 

 今日も一日、生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同生徒たちそれぞれの花が満開に咲くよう願い、顔晴ります、

 

本気

 今日も朝焼けに映る白山のシルエットがとてもきれいです。

 今日も一日いい日でありますように。

 

 今週末は、県内私立高等学校の入試があります。あっという間にこの時期が来てしまいました。面接の練習のため、何人かの生徒と接しているのですが、しっかりと自分の考えを言える生徒と、まだ自分の考えがまとまっていない生徒、それぞれです。でも、何とかしようと、一生懸命に答えている姿にはちょっとした感動を覚えます。本気になっているその姿がいい。「いま、この瞬間の気持ちを忘れるな。」

 

本気

本気になると
世界が変わってくる
自分が変わってくる
変わってこなかったら
まだ本気になっていない証拠だ
本気な恋
本気な仕事
ああ
人間一度はこいつを
つかまないことには        坂村真民

 

今日も一日、生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同、本気で顔晴ります。

 

             

穏やかな一日

 久しぶりの雨です。連日のお天気で雪もすっかり解けてきました。この雨でもっと解けますね。

 今日も一日、いい日でありますように。

 昨日、学校の周りをうろうろした時(水栓が凍結して破裂していないか確認していました)の写真をアップしました。

きれいな霜が植物の葉っぱについていました。芸術作品のようです。

普段、このような細かなところまで

なかなか気づかないものです。忙しさにかまけて、ちっちゃなことに気づかない生活が続いていましたから。ちょっと心の休息になったような気がします。

空を見ると、コハクチョウがえさ場に向かって、飛んでいきました。

 

           

これは、もしかしてアライグマ?

 

 

 

 

         これはタヌキか?

学校の周りは、いろいろな生き物がいるようです。

一日穏やかな日を過ごさせていただきました。

週末です。

Take the time to stop sometimes and smell the roses.

(立ち止まってごらん。たまにはバラの香りもいいよ。)  

今日も一日、生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同、心穏やかに、顔晴ります。

「Education」、「Erziehung」教育の原点は「引き出す」

 今朝はとっても冷え込みました。8号線あたりは-5度。霧も発生して、氷の世界でした。ただ、道路は乾いているので、凍結個所は少ないかと思います。

 今日も一日、いい日でありますように。

 今日は雲一つない空。ほのかに紅をさしたような空に、紫色の白山がきれいでした。それを背景に餌場を求めて冬鳥の群れ。V字飛行がきれいでした。片山津でしか見られない光景ですね。

 1月に入って私立高校の推薦入試、公立高校の推薦入試を受験する生徒に話をする機会がありました。私立高校の推薦入試はもう終わってしまったのですが、公立高校の推薦入試は今からです。話を聴く生徒の顔はキラキラ輝いています。そうです、この顔が大事なんですね。

 故野村克也さんの言葉を思い出しました。

 話を聴く基本

 ①適度にうなづく

 ②適度に相槌を打つ。

 ③相手を正視する。

 ④顔を輝かす。

 言われなくても生徒たちはこの基本ができていました。

 全校集会でも、私が話をする時にこの基本ができています。生徒指導の水口先生の話の時にもできています。さすがだなぁといつも感心しています。

 これも日頃の先生方の指導と、保護者の皆様のおかげだと思っています。ありがたいことです。

 やはり、何事にも真剣になる場面は必要です。スイッチのオン・オフは大切ですね。片中生はこれができるんです。この良いところを、引き出し、グーっと伸ばす。

 私の学校ビジョンの「目指す教師像」の中に、

「生徒の無限の力・能力を引き出しながら導く教師」と示してあります。

 本校の教員はしっかりと学校ビジョンを具現化してくれているといつも実感しています。

 ありがたいです。

 今日も一日、生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同「引き出す教育」顔晴ります。