自彊日新

自彊日新

自由服登校期間、修了しました。

 今朝は冷たい雨からのスタート。今は優しく温かい日差しも差し込んできました。

 今日も一日いい日でありますように。

 さあ、顔晴りましょう。

 

 自由服登校期間が終了しました。スワトン祭(文化祭)を挟んでの3週間。あっという間に過ぎていきました。途中、生徒間での意見交流会も持つことができ、有意義な期間だったと思います。この間、いろいろなことに気付かされたように思います。

 まず、生徒たちは思ったより「常識人」だと言うこと。「スワトン祭はドレスコードで!」といった判断。しっかりとした考えを持っています。また、話し合いの中では、「しっかりと制服を着たい。」という意見も。そこから、「ドレスコード」=「制服をしっかり着る。」ことを見つめ直すとよいといった意見もありました。

 学校には、昔も今もずっと「〇〇は禁止。」といったいわゆる校則・規則があります。これを盾に教師が生活指導を行っています。私の経験から、「あれダメ、これダメ。」といった指導は自ずと「逸脱した行動・行為」を誘発することが多く、いわゆるいたちごっことなることが多いと感じています。(過去に幾度となく苦い思いをして来ました)

 先にも触れましたが、生徒たちは「常識人」ですから、思い切って生徒たちに「委ねて」みてはいかがでしょうか。こちらから言わずとも、意外と生徒たちがしっかりと考えてくれます。そのような規範意識を醸成するためにはやはり生徒の意見を聴き、「委ねる。」ことが必要なのだと思います。

 もう一つは、私たち教師が「待つ。」ことも大事なのだと思います。先に口を出すのではなく、「待って、見守る。」私たちが「〇〇はダメだ。」と行ってしまえば、生徒たちには「マイナスの強化」となって、いたちごっこにつながります。あえて言わない(認めていない)場合があっていいと、それも指導であると考えています。よきことは認め、褒める。「プラスの強化」は大いにやって、「マイナスの強化」につながる場合は、時に「待ってみる。」(教師側としては、「我慢する。」という言葉がいい?)生徒に判断する場を積極的に与えていくことが大切なのかなと。(このような考え方にたどり着き、全体周知するまでに3年を要しましたが。)片山津中学校ではそのように取り組んでいます。

という事で、今日も

『楽しく、一生懸命』

 今日も生徒の笑顔と夢の実現のために、教職員一同太陽作戦で顔晴ります。

 BE THE PLAYER

 「夢なき者に理想なし」

 「理想なき者に計画なし」

 「計画なき者に実行なし」

 「実行なき者に成功なし」

  故に

 『夢なき者に成功なし』